玉置さんの質問 2014年03月10日
A:ライトノベル的な萌えはハッキリ言って嫌いだが、読者要望的に仕方がなくそういう萌えもある程度いれつつ、大部分は哲学的というか考えさせられる作風だ。
B:萌えとハーレム大好き!ライトノベル作家は正に天職だ!壮大で哲学的なテーマ?リアリティ?しるかそんなもん!ライトノベルは、カワイイヒロインで原作者である俺もぶひりたいし、カッコいい異能バトルとかおもしろいじゃん!ラノベを妙に重いジャンルにもっていくなよ!軽くていいんだよ軽くて。
C:うれてなんぼなんじゃい。自分の嗜好なんて、ビジネスにおいて、正確な判断のじゃまになるだけ。こちとら、金のためにかいてんだよアマチャンどもが。徹底的なマーケティング分析で、少しでも売れる作品を書くんじゃ!
どのタイプに一番近いですか?
●答え●
まあ、Bですかね?
BとC当たりを折衷してる感じです。私の場合。
純金と申します。
断然Bです。しかし、本当に萌えだハーレムだだけだとすぐに飽きるので、シリアスも一定以上含んでる方がより好きです。
AとBの真ん中ですかね。
『哲学的というか考えさせられる作風』になれたら良いと思ってます。
また、『萌え』、『カッコいい異能バトル』、も好きです。
エターナってるのばかりですけど、僕ネタは、『萌え好きで、重いというかダークシリアスな傾向』にあります。
なので、真ん中とか無しに三択ならば、Aが一番近いかも知れません。
ハーレムは、ジャンル自体に対する好き嫌いは無いですが、女の子をモノ扱いしてるような作品は、基本的に好きじゃないですね。
ヒロイン皆が、同じ理由で主人公を好きだとか、個人的には手抜きみたいで嫌いです。そういう作品は、ヒロインのキャラは好きでも作品は嫌い、みたいな事も有りますね。伝わりますかねこの感覚。
小さい頃から好きだったり、優しいところが好きだったり、友達の延長線上みたいな好意だったり、憎みつつも惹かれていたり、単純に顔が好きだったり、もしくは財産が目当てだったり、色々有って良いと思うのですよ!!
興味深いアンケートですねー。
小生はA+Cなんですよ。
新刊のラノベや最近放映されたアニメを全部チェックしてるわけではないですが、傾向は掴んでるつもりです。
日常ほんわか系や超絶バトルものは相変わらず人気ですが、萌え萌えやハーレムウヒャヒャってそんなに多いですか?
原作でもアニメでも良いのですが、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(2008年8月10日刊行)は皆さんどういう風に受け止めましたでしょう。
3等親以内の血縁を女性として愛するという、倫理に反する内容ですよね。桐乃が実は養子だったというオチを付けるのかと予想してましたら、この作家さんは安易な設定を選びませんでした。
しかも終盤はプチハーレム状態になります。ハーレムものって、どういう風に終わらせるかが難しいのですよ。
主人公は、黒猫にもあやせにも加奈子にも真奈美にもごめんなさいしちゃいます。
作家の強烈な主義主張が前面にでてますよね。
倫理に反しようが妹を愛して何が悪い。それでも愛した以上は自分を慕う他の女性と線を引く。
オタクやエロゲでオブラートに包んでますが、哲学的で小生は考えさせられましたし、何よりもこの作家が好きになりました。
人生相談というキーワードが、しばらく頭から離れそうもないです。
何も考えずに楽しむのも悪いとは言いませんが、小生はこういう作品が好きですね。
いつか一般文芸を書きたいのでAに惹かれますが、ラノべの場合は断然Bですね。
ラノべはエンターテイメントですから。
自分の文面は固いと言われたので、こちらのいい要素が少しでもほしいと思っております。
ただし、Cに関して。
自分の嗜好から目をそむけるわけではありませんが、ある程度近年のヒット作を読むことを怠っていました。
タイトルや表紙に引くことなく、素直にいろいろ読むべきだと。
そういう意味では、市場調査も不可欠です。
総合評価。
自分の目標はB+Cです。
読者や出版社の需要と自分の趣味をうまいこと融合させたいです。
僕はどれでもないですね。
萌えは好きでも嫌いでもありません。どちらかというと、萌え以外を否定したり、萌えを引き合いに出してほかのテーマを否定するような行為が嫌いです。
哲学的なテーマやリアリティを追及することはありますが、それら以外を見下す気持ちもありませんし。
それに、マーケティングは一切気にしていません。売れるために書こうとは思っていないし、売れ線に興味がわかないというのもあります。
言うなれば、僕は僕のやりたいことを追及しているだけです。
Aですかね。
まどマギとかガンダムとか一部の平成ライダーとか。
ドロドロした人間関係とか戦う動機が違う複数の主人公とか。
人間ドラマ書くの好きなんですわ。