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柊一さんからの質問
♪の使用について MF文庫の締め切りまで二週間を切ったのに、まだ終わる気配がなくて泣きそうな柊です。 まぁ、自業自得なんですが。 前置きはさておき、質問をば。 質問はタイトルの通り、♪の使用についてです。 柊は小説内であるキャラに無邪気なイメージ&特徴を持たせるために、 そのキャラだけ所々の会話文で♪を使おうと思っているのですが……大丈夫なのでしょうか? プロの小説を見ていても♪を使う人はあまりいないように思います。 ♪を使うと、やはり文章がちゃっちく見えるのでしょうか? それから、♪を使うのが特に問題ないとして、 皆さんは実際に♪が使われている小説を見て、どう思いますか? 要領を得ない質問かもしれませんが、回答お願いします。長々と失礼しました。 ●答え● 東 風林さんからの意見 初めまして。スレ名に惹かれて参りました。風林と申します。 ♪は私は使いませんね…… 友達とふざけて小説まがいの乱文を書きなぐっているときは♪や☆なども多用しますが。 無邪気さなどは文章で表現するべきなのかなぁ、とは思います。 未熟者なのでたいしたことは言えませんが…… あまり普通の小説では見かけませんが、ケータイ小説などでは多用されてますよね。 「おっはよ〜♪♪」とか、♪プルルル♪とか……。少し嫌な感じになりました。 個人的な意見で申し訳ありません! それでは。 216SOHさんからの意見 >やはり文章がちゃっちく見えるのでしょうか? 会話分で♪を使うと自動的に小説未満のチラシの裏の落書き以下の駄文に成り下がります。 あくまで僕の中のルールですが。 >どう思いますか? たぶんブラウザの右上の×を押します。 記号に頼らず、無邪気なイメージ&特徴をしっかり描写するのが小説だと僕は考えています。では。 鳥ノ木さんからの意見 「♪」ですが、確かに使用せずにいけたらそれもそれで良いと思いますが、 自分的にはしょっちゅう連打するのじゃなければ、 別に要所要所で使ってもかまわないのではと感じます。 「♪」がちっちゃく見えるかどうかは分かりませんが、 自分的には()とかで心理描写したり、笑い声で「ガハハハハハハ」とか、 獣の咆哮で「グオオオオオオ〜!」とか、「……」を並べて沈黙表現したりする方が、 どちらかと言うと安っぽく見えますね。()も要所要所なら可。 この前、 ―― 「……」 「……」 変な間があった。 ―― とか、 ―― 「……………………………………」 なにか話せよこのやろう。 ―― みたいなシーンのあるラノベ小説を読み、これはどうなのだろうかと思いましたね。 別にこういうのも有りなのかとも思いましたが。 私は読んでいて、ここはぐぐっと無邪気に喜ぶところを表現したかったのだろうと、 思えるシーンとかなら♪も別に気になりません。 区別してあれば、「ああ、ここはそんなに喜んでるんだな」みたいに普通に思えますので。 頻繁に使わないのであれば別にかまわないのではと。 それでは。またいつか。 MAYOさんからの意見 マヨは♪や☆の使用は許容しますし、自分でも使ったりしてます。 主にギャグやコメディのシーンで。 歌うような台詞の場合、その際の描写を地の文で表すのが常なのですが、 ときどきギャグシーンなどでそういった描写の地を一文入れるだけで、 全体のテンポを崩してしまう場合などがあるんですよねぇ。 会話の勢いが重要な場面なのに、突然説明的な文が入って白けるというか……。 そういう時に、歌っているという描写を台詞の中に持たせるという意味で使いますね。 他の記号も、同じように使ってます。 勿論連発するとウザイので、ほどほどにですけどw 翔一さんからの意見 今晩は、翔一です。 ♪ですか。私は使っても大丈夫だと思います。 使われている小説を見てもあまり嫌な感じにはなりませんね。 ただ、多用されているのはNGです。 記号ばかりの小説だと面白みが無いというか、つまらないんですね。 駄文、失礼しました。 カクタさんからの意見 何十人も人物を出して、それぞれに徹底的に萌え要素を付与する事を、 作品の特色とするのであれば、ありだと思います。 一人一人の主人公に対する呼称を変えて、一人一人の台詞の語尾を変化させて、 と云った流れの中で、その選択肢は目に入るかもしれません。 そうではないのですよね。 無邪気な特徴を持たせるなら、無邪気な考え方をさせるのが一番良いです。 語尾でも口調でもなく、考え方です。 “♪が使われているから”と云う事だけでは、その小説に対する評価は変わりません。 問題は、その記号がどれだけ本文中で意味のある使用のされ方をしているか、です。 東 辰巳さんからの意見 ♪記号については、キャラクタの台詞の後につくものとしては、 「!」「?」に継ぐ第三位の感嘆符だと思っている東です。(「!!」とか「!?」はおいといて) というわけで使用自体に問題はないと思います。 それでも、多用すれば安っぽく見えることに違いはありませんが……。 あくまでも、一感嘆符として使うのならば、☆や♪でさえも十分赦される範囲にあると思います。 プロの小説でも、(☆はあんまり見たことないけど……)♪が感嘆符的に使われているのもありますし……。 とはいえ、♪マークはキャラクタの語尾につけるものよりも、 携帯の着信などを小説の中で表すときに、メロディや旋律を表すのに用いるのがメインだと思います。 無理にキャラクタに使おうというのならば、例えば 「んもう、そんなこと分かり切ってることじゃないですかっ♪」 シエルはいつものように歌うような口調で告げる。 とか、まあ、他のキャラと違ってなぜ♪がついているのか、 みたいな説明があればなおよしと思います。(上のなら「歌うような口調」の部分) あとこれは感嘆符として見ているので、二個以上つくとさすがにげんなりします。 「このやろおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 みたいなのと同じことです。使用するなら一個が限度ですね。ひとつのカギ括弧のなかに。 それでは。 リングさんからの意見 普通の大人ならともかくとして、小さな子どもキャラは♪や☆が無いと評伝に困ったりします。 なぜって、小さな子どもって、ちゃんと文章が組み立てられてない場合もあるじゃないですか。 一言しかしゃべらない時もあったりして、それを表現するのには苦労します。 そんなわけで、自分にはちょっとハードルが高いってときには使用します。 例えばこんな時…… 「うわぁ、どこから入ってきたの!?」 全身を使って俺は驚くが、ミイちゃんは悪びれる様子もなく、元気よく答える。 1・「ここから☆」 ミイちゃんが指さしたのは小さな窓だった。 2・「ここから♪」 ミイちゃんが指さしたのは小さな窓だった。 3・「ここから」 ミイちゃんが指さしたのは小さな窓だった。 ミイちゃんが『悪びれる様子もなく』『元気よく』感じるのはどれか……という話ですが。 私としては「2」が一番だと思ってます。 もちろん反論もあるとおもわれますが、一意見として暖かに受け止めてもらえると幸いです。 で、そう言うのを使う小説ですが、用法・使用量を守り、正しく使用してもらえればOK。 とどのつまり薬も多すぎれば毒、毒も少量ならば薬と言うことです。 ケンタッキーさんからの意見 小説は今時の中高生のよく使うケータイメールの世界とはかけ離れたものだと思います。 そもそも最近のケータイメールは日本語という美しい言語を乱していると思います。 ぼくはメールの際そういう記号は使いません。 きついようですが、ケータイメールと小説を同じイメージで書くような作家はぼくは大嫌いです。 いろいろといってすいません。 でも、皆さんお気に入りの小説ーぼくはハリーポッターやダレンシャンーで、♪は出てきましたか? その根本的な質問で、あなたも理解してくれるはずです。 Obsidiaさんからの意見 顔文字や記号を使うことによってしかキャラクターの感情を表せない、または自分の考えを表せない、 ということはすなわち小説家としての文章力の決定的な欠落を表します。 読んでいて「こいつはだめだな」と思われるほか、予想するほどの反響も出ないでしょう。 |
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