小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

半額オソーザイさんの返信一覧。最新の投稿順7ページ目

元記事:自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信の返信の返信の返信の返信

少し例文を書いてみてもいいですが、それをやってしまうとスレ主様がかえってやりにくくなると思うので控えます。

多少、意見を言うなら。

まず冒頭の1行は、

「異世界転生者を殺すための魔法を作った。興味はないか?」

と、「 」でくくって誰かのセリフであることを明示した方がよいと思います。スレ主様の書き方だと主人公の心の声のようにも読めてしまうので。
ここはハッキリと、主人公をそそのかす悪魔の誘惑という感じを示した方がいいかなと。

>あの時に気づいていたら、引き返していたかもしれない。

これは書きすぎかもしれません。
「異世界転生者を殺すための~」というセリフのよいところは、この1行だけで主人公が物騒なことに巻き込まれつつあると分かる点です。なので、余計な説明はいらないんですよ。

>ただこれをやってしまうと、この世界に異世界転生者がいるという下地を冒頭に置けなくなって、

そうですか?
転生者を殺そうって言うんだから、前提として転生者が居ることは当然でしょう? 下地なんて作らなくても読者には分かるはずです。

「転生者を殺すための魔法」といいう言葉が強烈な誘惑になるほど主人公は転生者に屈託を抱いている。それがこの1行で端的に読者の胸に響くだろうというのが、狙いです。
ですから説明は7~8割方省いて、さっさとユウマとの模擬戦のシーンなどに移るみたいな呼吸でいいんじゃないかと思います。

上記の回答(自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 半額オソーザイ : 0 投稿日時:

あまくささん

ご返事ありがとうございます!

・「 」でくくって誰かのセリフであることを明示
 ⇒この場合だと【2】にて師匠が話していたことなので、師匠はそう言った……みたいな一文をつける感じでしょうか?
  ただこれだけだと、1年後に実際に言われるわけですが、なんか試合前に言われたようになりませんかね?
  試合前に言われたように思わせたら、どうして試合中に使わないの!?ってなりかねない……。
  もう一工夫して、時系列を分かりやすくしたほうがいいのかなぁ……。
  試合前に言われて、でも卑怯なことはしたくないと主人公が師匠の誘いを断ったところからシーン始めるのとかはどうでしょうか? キャラの外堀を埋めるように、即戦闘シーンに結び付けず、師匠や同級生とのやりとりに1ページ割いてみるのもいいかな、と思いついたりしています。それなら魅力ナッシンで読者の把握しにくいキャラクターを、少しでもマシなかたちにできるかも……?
  アレな発想ならすみません()

・下地なんて作らなくても読者には分かるはずです。
 ⇒多分、自分が読者だったら~みたいな感性で気にしすぎただけかもしれません。普通の人はたしかに転生者いる世界なんだな、で深く考えずに受け止めますよねw そこらへんは読者をもっと信じられるようします(

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談

この書き込みに返信する >>

元記事:もう少しシンプルに考えた方がいいかも

>ただこれだけだと、1年後に実際に言われるわけですが、なんか試合前に言われたようになりませんかね?

ん?
いやいやいや。
それは考え方がずれているかも。

それを言うなら、スレ主様が書かれた、

>異世界転生者を殺すための魔法を作った。興味はないか?
>―――それが全ての始まりだった。
>妹が、リンネが幸せに生きていける世界……それだけを望んでいたはずなのに。
>あの時に気づいていたら、引き返していたかもしれない。
>でも、もう戻れないのだ。
>進むしかない。

これも時間が前後しているのは同じです。
「 」をつけなくても冒頭の1行が師匠のセリフであることに変わりはないので、地の文っぽく書いても同じ事ですよ。
むしろ、

>あの時に気づいていたら、引き返していたかもしれない。
>でも、もう戻れないのだ。

これは師匠との会話を回想していますから、それよりも未来の時点ということになりますよね? 私の案よりも時間の飛び幅は大きいですよ。

◎「異世界転生者を殺すための魔法を作った。興味はないか?」

これを冒頭に置く案は最も印象的なセリフやシーンを最初に持ってくるという手法ですから、当然、時間を前後させるのは前提です。それがやりたくないなら無理にお勧めはしませんが、ピンとくるものがあって採用するなら時系列移動は避けて通れないと思った方がいいです。

>試合前に言われて、でも卑怯なことはしたくないと主人公が師匠の誘いを断ったところからシーン始めるのとかはどうでしょうか?

まあ、そういう方法もあるでしょうが、単に「時系列を崩すな!」という説を金科玉条にして、そのためにストーリーの方を変えてしまうのは、あまり推奨できません。

上記の回答(もう少しシンプルに考えた方がいいかもの返信)

スレ主 半額オソーザイ : 0 投稿日時:

あまくささん

うーん、どう書いても正直自分が読者ならちょっと「?」ってなりますね……。「異世界転生者を殺すための魔法を作った。興味はないか?」だけを最初の一文に置いて、その後本筋の話を始めちゃうと、今の自分の力量では初っ端から駄作認定されそうです……自分の力量不足で申し訳ございません。

本媒体の最初の1ページ目を丸々使わせてもらえるなら、話は変わってくるかなーと個人的には感じました。
WEB掲載を前提とすると、

―――――――――――――――――――――――――
        1
「異世界転生者を殺すための魔法を作った。興味はないか?」

(5行ぐらい空ける)

 魔法学園に通う少年、シャル・アーガルベルトは息を呑んだ。
 真ん中で分けられた薄茶色のボサボサとした髪の隙間から汗が一滴~(以下、掲載版通り)
―――――――――――――――――――――――――
※途中で『この世界に異世界転生者と呼ばれる存在―――別世界での前世の記憶を持つ者の総称――――が台頭し始めてから、50年以上が経過した』の説明は入れておきたいですが……やはり転生者という言葉の定義づけを行っておかないと、そこまで浸透して共通認識ができた言葉でもないと思ったので……(ちょっとこれも感性ズレてますかね?)

というかたちなら、時系列移動による違和感ってないでしょうか? 自分は分からないです。

・「時系列を崩すな!」という説を金科玉条に
 ⇒昔ハウツー本で読んだことなので、ちょっと情報が古いかもしれませんが、自分みたいな凡人が手を出していいのか!?とは思います。
  それはともかく、他の方の「キャラの日常が書き切れていない」という意見があったので、主人公が師匠や他のモブからどう見られて、どんな感じで過ごしているのかを分かるような描写や演出を最初のうちに下地としておいておかないといけないと感じ、その展開を思いつきました。
  ついでに試合で戦う相手の背景も書き切れたらいいと思ったのですが、どうでしょうか?

正直、この冒頭も自分の中では及第点ですらないと感じ始めているので、また書き換えるかもしれませんが……。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談

この書き込みに返信する >>

元記事:返信の返信の返信

公募について 異世界転生系の作品の公募はお勧めしません。なぜなら、ライトノベル公募のトップである電撃にあまり取り上げられないからです。なので、別の作品を作って公募に出されたらいかがでしょうという意味で言わせていただきました。少し分かりにくかったかもしれません。

公募ではオリジナリティが重視される 最近はラノベ界隈自体がラブコメ一強になってきつつあるのでオリジナリティのない脳死ラブコメなども案外通りやすくなっていると思います。なので応募するなら今がチャンスかもしれません。

上記の回答(返信の返信の返信の返信)

スレ主 半額オソーザイ : 0 投稿日時:

浦部さん

ご返事ありがとうございます!

なるほど、そういうことだったんですね。理解力と読解力がなく、申し訳ないです……。

たしかに最近、恋愛系がめちゃくちゃ多くなってきてますよね。(私自身は、恋愛モノに共感できるものが少ないので滅多に読まないですが……)
ラブコメか……うーん、うーん……芸の幅が狭い、と言われたらそれまでですが、私自身が恋愛にからっきし興味がないので、魂を込められるか微妙です。システマティックに書くだけで通れるほど甘い世界でもないでしょうし……。
せめて最終兵器彼女(たとえが古い!)とか、ダーリンインザフランキスみたいに、SF要素を絡められたら書けそうなんですが……(SFが一番親しみがあるので)

脳死、と言っても「好きな子に告白されて付き合ってイチャイチャ」だけじゃ通らないでしょうし……何をどう読んでも、今まで胸キュンというシチュに出会ってこなかった(創作、リアル含めて)ので。それでも、システマティックに表面だけ取り繕って人が共感できるものを書けるなら、その選択肢もアリかなと思います。
なんせ、賞を取って売れるのが一番ですし……こだわって芸術家を気取っているわけにもいきませんしね。

あ、でも、リアルなドロドロした恋愛は書けますね!(闇)

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談

この書き込みに返信する >>

元記事:もう少しシンプルに考えた方がいいかもの返信の返信

>「異世界転生者を殺すための魔法を作った。興味はないか?」だけを最初の一文に置いて、その後本筋の話を始めちゃうと、

ああ。
そこを勘違いされたのかな?
「異世界転生者を殺すための魔法を作った。興味はないか?」だけ置くのではなく、もちろんその後に適当な地の文を入れてから、《魔法学園に通う少年、シャル・アーガルベルトは~》につなげる方がいいです。

言いたかったのは、「 」をつけずに書くと他人のセリフなのか主人公の心の声なのか分かりにくいので、セリフであることを明示した方がよいということでした。

それでもダメですか?

私的には「 」をつけないならいいけど「 」をつけるとダメだという理由が分からないのですが。

   *   *   *

>主人公が師匠や他のモブからどう見られて、どんな感じで過ごしているのかを分かるような描写や演出を最初のうちに下地としておいておかないといけないと感じ、その展開を思いつきました。
>ついでに試合で戦う相手の背景も書き切れたらいいと思ったのですが、どうでしょうか?

そう、書きたいなら別に反対はしません。

一応、問題点を指摘すると、最初に下地や背景を丁寧に書き込むと、いつまでたってもストーリーが動き出さないんじゃないか? ということです。
その場合、「下地」「背景」「キャラの日常」そのものに読者を楽しませる演出を盛り込まないと、単に退屈な序盤になります。

キャラの日常を魅力的に描いて読者を引きつけるというのも、それはそれでけっこう難しいと思うのですが、いかがでしょうか?

個人的には、まずストーリーを進め、「下地」「背景」「キャラの日常」は後から適当なタイミングで少しずつ加えていく方が読者を退屈させないと思ったりはします。

   *   *   *

キャラ主導の小説
ストーリー主導の小説。

どちらが良いということはありませんが、作者の資質がどちらに向いているか、ということはあります。

スレ主様は、どちらで行きたいとお考えでしょうか?

上記の回答(もう少しシンプルに考えた方がいいかもの返信の返信の返信)

スレ主 半額オソーザイ : 0 投稿日時:

あまくささん

・私的には「 」をつけないならいいけど「 」をつけるとダメだという理由が分からないのですが。
 ⇒多分、私自身のズレた感性の問題だと思うので、問題ないと思いますw
  読み手はだいたいが普通の感性ですしね……!
  誰の台詞?ってなっちゃうと思うのはその通りで、当然ながら最初のページからだと師匠の台詞だとは分からないと思うので……。誰の台詞か分からないと、初手で読者の心を掴むよりも、読者を混乱させてしまいそうなので……(ある人は美少女ヴォイス、ある人は悪魔の囁き、と脳内再生するだろうし……)
  あ、でも地の文で師匠の台詞だ、的なことを書いたらマシになる……?(とはいえ、師匠も男か女か、若いか老人か、も描写しておかないと読者にイメージとして届かないんじゃあないのかな?と不安にはなります)
  あくまでもこれは自分のような感性のズレた人間が読者になった時に抱くであろう違和感なので、そうでない大多数の読者にとって問題なければ採用できるな、とは思いますが……(自分の感覚よりも、大多数の読者の感じ方を優先するのは当然なので)。

・いつまでたってもストーリーが動き出さないんじゃないか?
 ⇒これは別の方の話でも私自身疑問に思ったことではあったのですが、どうやら何章も挟むものではなく、
 「ここまで頑張ってきたんだ、あと少しだ」「いくらお前でも無理だよ」的な
  ”頑張ってきた”、”実力は周りから認められている”、”対戦相手はそれ以上だとされている”、みたいな情報らしいです。

うーん、こうして考えると「キャラの前提(日常や情報)がないとストーリー自体が盛り上がらない」という意見と、「とりあえずストーリーを進めて読者を飽きさせない」という意見の両方があり、それらは両立させようとすると大事故になる……みたいな認識になりつつあります。俗にいう、二律背反?(意味違うかも?)みたいな……。

・スレ主様は、どちらで行きたいとお考えでしょうか?
 ⇒私自身は「どっちにしたほうが作品を読まれて、面白いと感じて閉じてもらえるか」でしかありません。
  これは私の主観だけでは判断できないことだな、と感じているからです。
  1人でも多くの読者が「面白い」と感じる方向性はどこか。まずはそこからなんじゃないかな、と考えています。
  そういう意味では「とりあえずストーリーを進めつつ、より深くキャラを読者に伝えられる台詞に変えていく」が一番かと自分では思っていますが、どうでしょうか?
  文章量やストーリー展開は変えず、台詞だけもう少しマシなものに変えていく感じです。

正直、自分は物書きとしてはLv.1か2ぐらい(プロを100とすれば)だと思っているので、そこまで深く考える必要はないのかもしれませんが……。ニーズが分かれば、その方向で書いてきたいと感じているので……。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談

この書き込みに返信する >>

元記事:自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

お疲れ様です。
今確認して、すみません最後の返信から時間が経ってしまいました。
自分のことで忙しくてなかなかこれませんでした。
んー。ツタヤの延滞料が思ったより高かった……。
という私の失敗談はさておき。

・ここまでご指摘をくださっている時点で、
 私はtさんから期待されているのだと感じていますし。

変な期待のさせ方をしてしまったみたいですみません。
前は多くて2回返信くらいでいいかなと考えていたのですが、おそらく2021年の7月でなければ返信してなかったと思います。
特定の誰かというよりは。
皆が幸せになってくれればいいなと思っています。

これは私がこれまで歩んできた真実のなかの話ですが。
どうしてわざわざこういう話をするかといえば、
「何かに期待する」というのは最大のブレーキになるからです。
期待しない状態になることで夢中になってやり続けれる仕組みになります。
だから私なりの言い方では応援です。
成功しても失敗しても、下手でも上手くても、小説を続けても辞めてもいいんです。それに、私だっていつまで小説を続けてるかなんて分からないですし(笑

例えば100時間小説をやってみて。
60分が10分しか経っていない。
まるで時間がなくなったように感じられる瞬間はありませんでしたか。
そういうとき人は、自分のなかにある才能にアクセスしています。

地球上にいる全員が何かしらの才能を持って生まれています。
その才能に気付くか気付かないか、それを趣味で終わらせるか、あるいはそれを使ってお金を稼ぐまでにするかはその人次第です。
一応言っておくと、
才能を活かせた人間が偉いとか、活かせないからダメということではありません。
ひとりひとりが生きている人生というのは。
そんなものでは語り切れないくらい、壮大なストーリーを選んで人間は生まれてきます。

私が言っているのは、もし60分が5分や10分にしか感じない体験があるなら、それを自分のやり方で意図的に起こせるようにしましょう、それが土台ということです。
これは小説にかぎった話ではありません。
夢中になってやることができれば、努力を必要とせずさらに疲れるどころか、自信がついて元気になっていきます。
これは普通の人にとっては、勉強で体験したこととは真逆のやり方です。
簡単ではないでしょう。
それには、あらゆることに期待しない姿勢が鍵になってきます。

例えば私の場合は読者を必要としていません。
読者がいなくても小説が楽しいからやりますし、私からすれば読者が必要という人の方も理解できるのですが、実は最初からそんな気持ちになったことがありません。
書いたり作ったりするのが楽しくてそこから先は私の考えることではない。
とはいっても読者がいないと困ることはたくさんあります。

賞に送ったとします。
「私は読者に読まれることを想定していません」とかそんな言い訳は通用するわけないですよね、それに、私だって誰かに小説の相談されたら読者に読んでもらった方がいいよと言います。
それは相手のことを思って、苦労しなくてすむやり方だからですが。
読者がいなくてもやり方を工夫すればある程度は補えます。
おそらく私はかなり少数派なので参考にはなりませんが、このことから私が言えることがあるとすれば、何でもそうですが、誰かの言葉をそのまま鵜呑みにするのではなく、常識を疑って発想を変えていくことが大切です。
10年後の常識は現在の非常識です。
努力といった過程をすっとばして、楽しんで、小説でいっぱい遊びましょう。そうすれば失敗も楽しい、書けない時間も大変だけど苦労も楽しいになります。

ーーーーーー
それでは小説の話に移ります。

作品全体のツボについてです。
最初のドラゴンがでてきたお話では、最後に登場する妹が作品全体のツボになっており、読者は妹が気になるようになっていました。それに対して、次に書かれたお話では妹は登場するのですが、妹がどうなるかというよりもこの物語は復讐劇か、あるいは妹よりも病気の方に注目して欲しいのか、といったように。狙いがはっきりしていなかったので、作品全体のツボが何か分からないようになっていました。

どうしてそうなるのかといえば、「何かが起きる前の段階、盛り上がるところ」が上手く機能していないせいになります。
最初のドラゴンの話では、妹が登場する前にたしか主人公含めて4人の登場人物がでてきて、ドラゴンも退治して。その一連のくだりが成功してはいないのですが、ある意味では、「何かが起きる前の段階、盛り上がるところ」のような働きになっていました。

これはとてもよくあることなのですが。
物語を書こうとした時に人は書きたいシーンだけを思い浮かべ、それを書きます。
例えば、傑作の戦闘シーンを書きたいとあったら。
書いているうちに。傑作の戦闘シーンが書ければ、それはつまり最高の物語になるのだと勘違いしていきます。
私が言っている「何かが起きる前の段階、盛り上がるところ」というのは。
傑作の戦闘シーンが書きたいなら。
これはよく言われることですが。
戦闘に入る前をこれ以上ないほど盛り上げましょう! です。

真実は。戦闘シーンがしょぼくてもいいです。
戦闘シーンに入る前が面白く書けていれば、中身の戦闘がしょぼくても誰も気にしません。と言い切るのは乱暴な意見ですが……そんなものです。
つまり力を入れて書く場所が違うんです。
これを、まぁ小説では、「シーンではなくエピソード仕立てで書きましょう」とか言われるやつです。

しかし理屈が分かったとしても「シーンではなくエピソード仕立てで書きましょう」とか言われても、具体的にどうすればいいか、何を意味するのかほとんど分からないと思います。
だから私から言えることがあるとすれば。
最初のドラゴンが出てくる話でいうところの。
ドラゴンがでてくる前に、主人公とヒロインが例えば山で薬草を採取して、下山して、それからドラゴンが登場してくるといった後の流れは同じ。
ドラゴン登場まえを盛り上げる。するとドラゴンの戦闘がなんであれ、お話が活き活きとしてきます。
でもこれは人に言われて頭で分かったつもりでは何の役にもたちません。
実際に自分で文章を書いてみることで、なんとなく言われていることの意味が分かるのではと思います。

その後に書かれた学園では、
『冒頭に何の変哲もない日常生活シーンを書くのではなく、日常生活シーンがあったということを読者に示す台詞や演出があったらよい、ということでしょうか?』
正解です。
どうしてこうするかといえば、ぼやけていた輪郭がはっきりしてきて、それによって物語にリアリティが生まれるからです。ただ、ここの冒頭は忙しいので、ドラゴン登場前に主人公とヒロイン? のキャラを立てている余裕はありません。

ここでは日常シーンを入れると勢いがそがれて話がだれるので、それよりも、主人公と戦う相手に言わせてみます。
さきほど書いた、盛り上げる重要性を思い出してほしいのですが。
2行目で仲間の台詞を入れてから(盛り上げのために入れる)。
その後の流れは同じ、主人公の戦闘が始まります。
主人公は魔術で敵いませんね。
それを見た相手が動きを止めて言います。
「俺と対戦が決まってからの3カ月間、お前は何を準備していたんだ」
(主人公の心の声として、地の文で入れたい情報を書いていく、いまなら3カ月間のあれこれ、お前に勝つために俺は友達も信念も捨てた、とか)
主人公は彼が喋る間もずっと攻撃し続けたせいで魔力が尽きます。
「よかろう。筋肉と筋肉で語り合おう、ただし負けた方が学園を去る」
あとは地の文で入れたい情報を書いてしまい。
氷柱の欠片で刺そうとして気絶して、医務室退学決定……といったような感じです。
日常シーンを入れるというよりも、それを実際に書いたときに発生するであろう貯金を使うことで、より魅力的に話を膨らませることができます。
貯金を使って、自然な形で文章に反映させていくイメージです。

『キャラの背景事情(日常シーンを匂わせる演出、詳細な世界観設定(物語の背景って、つまりそういうことですよね?)』
背景事情これは貯金ですね。
詳細な世界観設定は最初は作らなくていいと思います……大変なので……。
それよりも書きましょう! 書いて完結させましょう。
設定が作れる人はたくさんいます。
でもそれが面白さに繋がるわけではないので、背景を自然な形で文章に反映させていくためには、これは書かないと感覚として身につきません。

アマでもプロでもいいのですが、小説を読んで思考して、上手い人はまるで息でも吸うかのようにできているので、まずはそこを自分なりのやり方で参考にしながら、出来るようになってから、詳細な世界観設定が必要だと思ったら作るくらいでいいと思います。
繰り返しになりますが……設定を作ることも大切です。でも。

「シーンではなくエピソード仕立てで書きましょう」とか、設定とは関係ないじゃないですか、しかも知らないとどうしようもない。そういった作法が小説には当然これだけではなくいっぱいあるので……賞に送ったり、読者からの感想だったり、そういった機会を通じて作法に出会っていかないといけません。
小説を読んで思考して、本文を書くことが大切です。

長くなりましたが、何かの参考になれば幸いです。

上記の回答(自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 半額オソーザイ : 0 投稿日時:

tさん

いえいえ……こちらこそ、暫く修行(という名の新人賞受賞作品をひたすら読んで分析する作業)をしていたので、こちらのスレッドを確認しておらず、ご返信に気づくのに時間がかかりました……

ぶっちゃけ自分には小説や物書き、ストーリーを考える才能は無いと思っています。
凡人かそれ以下なので、楽しい思いなんてしていられない……ひたすら勉強して、才能のある人に追いつかなければならない。
そのためには楽しむよりも、まずは執筆と分析と添削の繰り返し。とにかく自分の書いた作品を滅茶苦茶にこき下ろされて、そこから糧になる技法を得る。水溜まりの中に浮かぶ塵を口で吸い取るように貪欲に、商品として売り出すことのできる作品の必要条件となる要素を摂取し続けなければ……。
とにかく叩かれて血を流して、骨をへし折られたいと思い続けてました。
自分で考えても無駄、他人の意見を一つでも多く受け入れて強くならないと……死にゲー?みたいな思考。
―――そのように考えていたのが、つい先日まででした()

なので、イマイチ、tさんに言われたことの全てがパッとこない感が凄くありました(申し訳ありません)。
多分、ボコられ続けたいと思うあまり、楽しんでいるという気持ちを勢いで否定していたのだと思います。
実際、普通に楽しんで書いていると思います(自分自身、自分の感情に鈍感なのでハッキリとは分かりませんが)

今こうして一度足を止めてみて、受賞作の分析をしているとちょっと視点が変わってきましたね。

小説に関するアドバイス……たとえば「ドラゴンが出てくるシーンが盛り上がらない問題」も、あーなるほどなぁと思ってはいましたが、イマイチぴんと来なくて。
しかし受賞作を読んでいると、どこもかしこもそう言った技法を序盤から終盤にかけてしっかりと行っているので、嫌でも理解できました。言ってくださらなければ、きっと意識して読めなかったと思います。本当に感謝です……。

「このキャラAは嫌味でゲスでどうしょうもない奴だけど、筋だけは通す」と地の文で説明することではなく、キャラAが嫌味を言うシーンとゲスいところを発揮するシーンと筋を通すシーンを一連の流れとして作り、エピソードに落とし込んで描写していく……といったことですかね。女性に三股かけているところがバレて焦っているけど、実は1人1人の女性の抱える問題を解決していた……という、感じに。女性の反応を使って、キャラAの性質を描写していく―――と理解しました。

あ、でも自分は多分、設定を事細かに書き記さないと、書くことすらできない面倒な人種だと思います……。
多分、キャラ同士の関係性とか周囲からの評価を設定に書き出しておいたら、苦労しないかな……?

とりあえず方向性は決まりました。
「なろうやWEB連載をする」よりも「新人賞に送る」ほうが、自分には”まだ”向いていると気づいたので……。

あ、受賞作の中に「異世界転生者を消す」という話があって、ちょっと話被ってましたね……これと。なので、ネタはちょっと変えようと思います。正確には被ってはいないのですが、「あ、これ真似しているな」と思われても嫌だし……というか、受賞作自体が自分の書きたいものだったので満足というか……。
悔しさ1割、「あ、こんなネタでも料理すれば立派なものになるんだな」というよく分からない安心感9割。

とりあえず頑張っていこうと思います。
今のところ、楽しいことは皆無(自覚できる範囲で、なので、無意識には楽しんでいるはず?)ですが、まぁやってくうちに楽しくなると思います。何だかんだ、昔は純粋に楽しんで書き続けられていたので、感覚がブッ壊れているだけです。走らせながら修理していけばいいと気楽に想ってやっていきます。

そもそも、私、仕事や趣味で楽しいと自覚的に思うことすら、ここ7年は無いや……スれた大人になった……だけ!?

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談

この書き込みに返信する >>

現在までに合計132件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全27ページ中の7ページ目。

ランダムにスレッドを表示

小説内における実在する出来事の扱い方について

投稿者 カナダガン 回答数 : 1

投稿日時:

実在する出来事を小説で扱う場合、どのように扱えばいいのかがわかりません。 私が教えてほしいのは、たとえば、過去に発生した戦争や事件... 続きを読む >>

不思議な読み方?

投稿者 パクトボー 回答数 : 8

投稿日時:

以前の質問と似通った部分のある質問になること、ご容赦ください。 投稿した小説のアクセス履歴を見ていると、定期的に特定の話だけを... 続きを読む >>

参考作品を読めない謎のメンタルブロック

投稿者 シンジ 回答数 : 8

投稿日時:

前回質問した直後に引越しの諸手続きに追われて自分が書き込んだ事を失念しておりました。解答いただいた方にお礼ができずに申し訳ございませ... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:多くの人のいぶかしげな念を感じ取ったので今回才能に近い力を後つけで獲る方法の概要を公開します

はい しをうしなうひと 本物です
本当は二度と来る気はありませんでしたがあれを見た人の才能を後づけで獲られるわけないだろ!
何言ってんのこいつ?
頭沸いているのか?
という多くの人のいぶかしげな念を感じ取ったので不名誉な嘘つき認定のまま去るのもあれなので
今回才能に近い力を後つけで獲る方法の概要を公開します
まあ簡単すぎる術理なのでマジで内容の難易度は大したことはない話です
ただそれがまず気づけないだけなだけで内容はいたってシンプルで簡単なこと
すばり言えば才能を構成する術理を意図的な学びの蓄積で会得すれば才能に近い力を後つけが可能となります
作家としての才能とは本人が気づかなくとも面白い文章を作るための方法や技面白い内容の定義が無意識化にあるから本人が説明できなくても才能というレベルの作品が書ける
なのでそれと同等それ以上の面白い文章を作るための方法や技面白い内容の定義を会得しとある工程を加えて才能と同じ条件を再現できれば理論上才能とは多少は違えど同じレベルの力が手に入るわけです
要は算数のどれだけ難解な公式でもその公式の使い方解き方を理解すればどれだけ難解な公式でも後天的に問題を作り問題を解けるようになることと同じことを才能で行うわけです
この才能に近い力の天然の才能よりもとても優れた点はその中身のアップデート修正追加が容易なこと
作家志望にありがちな話として数完結せる数読む数書く場上手くなると聞いて大量の時間を使い効果がでて才能があったのはいいが数やることでの大量の学び残しの果て感覚で会得しため大抵はその才能のことが本人にも術理がわからず意図的なアップデート修正追加ができず
数こなして才能に目覚めた時点で才能の質とレベルによって作家になれる可能性の多くがその時点で決まってしまうなんてことはよくありそうですが
まあそれすらできない人も中々いるでしょうがね
この蓄積による才能に近い力は蓄積という学びの果ての力であるため多くは理解しているため術者の能力が許すがぎり意図的なアップデート修正追加が可能
上手くやれは何十年最大級に上手くやれば生涯アップデート修正追加が可能となります
つまり才能に近い力でありながら天然の才能よりもはるかに成長させやすく修正もしやすい術者次第でどこまでも伸びる大いなる可能性を秘めた力といえる
肝心のその会得の方法は数やることよりも質という確かな学びを取らないといけない
本来ないに等しい才能と同じ術理を用意する以上当然多くを学ばなといできません
数やることで才能を目覚めさせる蓄積して才能にすると同等の時間を使えば多くの人に可能性はあるでしょうが
そもそもの話数こなすのは無意識的蓄積して才能を目覚めさせる蓄積してそれ才能として形にする行為
これ才能に近い力を得る技はそれを意識的に行うことに過ぎません
要は意識的に蓄積して才能を構成する術理を得るだけです
そうしてある工程を加えれば才能に近い力が理論上手に入ります
冗談や希望論バカみたいな感情論ではなく本当にこれができれば作家としての才能がない者が後付けの努力でその術理以上の才能に近い力を得て天然の作家としての才能持ちに勝つなんてことも理論上大真面目に可能となります
当然可能性だけですべての人ができるわけがありませんがね
後は肝心の効率の良い学び方や考え方や技の盗み方学ぶ対象見方ですが流石に生涯アンチになるとのたまうやつにそこまでサービスはしません
当然ですね
そもそもこんな考え方や理論なんて巷じゃどうやっても手に入らないかと
そんなもん知れただけでみそうとうよ
まあこんなものは私の技の一端にすぎません
まだまだ大量にここの住人にも興味深い話やそれなりに価値のある話や技は腐るほどありますが生涯アンチになるとのたまうやつにそこまでサービスはしません
本当にこれで二度とこないので質問は一切受け付けません
見るのが面倒なので見ていませんがなりすましとかいたらめんどくさいので放置です
では
サヨウナラ
これで私が嘘つきではないと流石に分かったですよね?
作家としての才能なくても何とかなるのですよマジでなくても何かで代用すれば問題ない
中々の秘術なので方法媒体問わずいかなるところにも勝手にさらさないでね

上記の回答(多くの人のいぶかしげな念を感じ取ったので今回才能に近い力を後つけで獲る方法の概要を公開しますの返信)

投稿者 ごたんだ : 0

せいをうしなうひと>機械化否定派で
てっきり芽の宣伝かと思ったら…

余計に分からない!

文章がニンパンジー臭くない!!!??っ

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 多くの人のいぶかしげな念を感じ取ったので今回才能に近い力を後つけで獲る方法の概要を公開します

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:話の筋を作りながら物語のテーマにぶち当たるまで思いつくままに書いていていいんでしょうか?& アスペルガーの作者がアスペルガーを題材にしていいんでしょうか

どうも竹牟礼です。
「一番合戦 仁」というペンネームでやっています。

紛らわしいのでこちらの名前にすることにしました。

以下長文失礼します。

一つ目の質問です。
僕には小説の師匠がおりまして、 人となりを簡単に説明しますと、 かつて11人体制のプロジェクトを組んで途中で頓挫したという経歴を持つ、そこそこ経験のある現役同人小説家です。
( 現在は神話系の話を書いてるそうです)
そんな彼の指導のもといつも書いているのですが、彼のアドバイスで「本当にこれでいいのか?」と思うものがありました。

別スレッドでも少し書きましたが、「テーマというものは物語の最後でぶち当たるものだからどんどん書き進め。 出来上がったものが面白くなくても話の筋はできているはずだ。 それをたたき台にして推敲すればいい」 というものでした。

僕の作品のあらすじを以下に少しだけ説明させていただきます。

アスペルガー症候群を持つ主人公が七つの種族が治める異世界へワープし、謎の少女を暴漢から助ける。
事情をよく聞いてみると、彼女たちの種族は差別されていて、 村は差別主義者に焼かれて両親も焼き殺されたという。
お兄さんは破壊神の力に取り憑かれていて、各地に災いを振りまいてるという。
そのお兄さんを探しに 二人は旅に出る……、と言うお話です。

そ師匠の言う通り書いてみたのですが、やはり自分の作品が書いていても面白くないし、見ていても面白くないのです。
計画通り進んでいると言えば聞こえはいいですが違和感を禁じえません。
本当にこの書き方でいいのでしょうか?

二つ目の質問です。

(先に断っておきますが僕はアスペルガー症候群の当事者です)

先にも書きましたが アスペルガーの主人公が僕の小説に登場します。

軽々しく表現するべきじゃないことは重々承知しておりますが、ライトノベルの業界では「アスペルガー」という単語が出てきたことは過去一度もないでしょう。
一般文芸を見渡してもそうそうそんなタイトルは見つかりません。
( もしそんなテーマで売れてるのであれば 本に疎い人であっても誰の耳にも入っている筈です)
「発達障害×ファンタジー 」 というジャンルはまだまだ未開拓であり、うまく料理すれば僕にしか作れないとても面白いストーリーになるではないかと僕は分析しました。
いわば諸刃の剣です。
下手くそなものを書いて発表すれば確実に 身を滅ぼしかねないほどバッシングされます。
( 僕はよく知りませんが、筒井康隆のてんかん騒動とか)
少なくとも通常であれば素人や定型発達の人が扱う代物ではありません。

なのに、せっかく主人公は『アスペルガー症候群』という設定にしたのに設定自体を物語に絡めることができないのです。
それ単体でもかなり重い要素なのに、そこに破壊神、人種差別、 と重たくて暗い要素が加わり、作品全体がまとまってないような気がします。

そろそろ質問したいことのまとめへ移りましょう。

1.アスペルガーの作者がアスペルガーの 主人公を出していいのか?
また、アスペルガーの作者が、 実体験をもとにアスペルガー症候群を題材にしていいのか?

2. 「物語のテーマにぶち当たるまで話の筋を掴みながら場当たり的に書いていき出来上がったら推敲する」という書き方でも大丈夫なのか?

色々と書き連ねてきましたが、以上の2点について質問したいと思います。

どうぞお手柔らかによろしくお願いいたします。

補足: 僕は本気でかつて自分にも向けられた発達障害に対する差別や偏見を、他でもない自分のペンによってぶっ壊そうと思ってます。
ですからアスペルガー症候群という症名も バンバン出して行くつもりでいます。
カテゴリーエラー起こしてるのは重々承知です。
そうでなければこの世の中は変わりません。
いくら大人に読まれる内容の本をアスペルガーという題材で書いたとして、 理解するのは大人であり 10代20代に響きません。
そこで感化された大人がいくら動いたとしても、イジメはなくならないのです。
かといって療育の専門家が10代向けに書いた説教臭い教育本なんて、誰も読みはしない。
ならどのようにして彼らに訴えかけるべきか。
答えはただ一つ。
彼らが一番よく目にするライトノベルというジャンルに 発達障害というキーワードを以て一石を投じる必要があります。
僕がそのつもりで書いていることをご了承ください。

上記の回答(話の筋を作りながら物語のテーマにぶち当たるまで思いつくままに書いていていいんでしょうか?& アスペルガーの作者がアスペルガーを題材に…………の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1

正直、自分でもどこまで踏み込んで良いのか戸惑いがあります。小説作法の質問として真剣に答えるつもりですが、お気に障ることがあれば申し訳ありません。

>1.アスペルガーの作者がアスペルガーの 主人公を出していいのか?
また、アスペルガーの作者が、 実体験をもとにアスペルガー症候群を題材にしていいのか?

これに関しては特に問題ありませんが、その物語で主人公の意志を描写する時、注意する点が幾つかあります。
竹牟礼様の目標も考慮した上で言うと、「主人公に、読者が共感する要素を取り入れる」「アスペルガー症候群持ちの主人公ならではの意志を描写する」といったところでしょうか。

アスペルガー症候群持ちかどうかは関係なく、とにかく主人公は読者に肯定される存在でなければなりません。そして、竹牟礼様の「本気でかつて自分にも向けられた発達障害に対する差別や偏見を、他でもない自分のペンによってぶっ壊そうと思ってます」という意志を考えれば、尚更外せない要素です。

とはいえ、共感する要素というとあまりにも抽象的ですので、「読者の意志と主人公の意志を重ねる」と申しておきます。
ラノベ読者のような人は大抵、「美少女と出会いたい」「超能力を使ってみたい」「異世界に行ってみたい」などの欲求を持っています。その欲求を主人公が持っているなどすれば、主人公は読者にとって共感できる存在という事です。
「読者と同じ事を主人公が思ってる」というとわかりやすいかと。
ただ、そういった設定があるだけでは、読者は実感を持てません。
物語中に度々、そのような「共感できる意志」を見せると、効果は大きいです。

「アスペルガー症候群持ちの主人公ならではの意志を描写する」という事ですが、自分から言える事はあまり無いかもしれません。
アスペルガー症候群を持つあなたが感じてきた事を、物語の中に取り入れる、という辺りでしょうか。
設定を活かせる上、読者に伝わるものも大きいかもしれません。

>2. 「物語のテーマにぶち当たるまで話の筋を掴みながら場当たり的に書いていき出来上がったら推敲する」という書き方でも大丈夫なのか?

ラノベの作法というのは、必ずしも「一つのものが正解」という訳ではありません。
もちろん基本や傾向、前提などは数え切れない程存在し、それらは基本的に意識すべき事です。
しかし、最終的に作品を構成する方法となると、作者によって違ってくるでしょう。
あなたの師匠が仰る方法が、100%正解とも間違いとも言えません。
ですので、その方法を実戦するかどうかは、竹牟礼ご自身が決めるべきです。作品を書いていく中で試し、経験を積んでいくのも良いですし。
いっそ、方法を否定してしまうのもアリなんですよ。もちろん、自分なりの方法が見つかっている場合に限りますが。
とはいえ、その師匠の実力が確かなものなら、それを取り入れて損はないと思います。

今回の質問二つについては、最終的に竹牟礼様の意志が関わってくるでしょう。
アスペルガー症候群を持った主人公の気持ちは、竹牟礼様の経験を元にすればしっかりと描写できるはずです。
そして、作品のつくり方は千差満別である事を理解した上で、自分に合うものを見つけて下さい。つまりは、これにもまた経験が必要という事です。
あなたの師匠の仰る案は、一つの例です。しかし、覚えておけば必ずあなたの経験、そして力になるでしょう。
自分の意志を元に、様々な方法を見つけていって下さい。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 話の筋を作りながら物語のテーマにぶち当たるまで思いつくままに書いていていいんでしょうか?& アスペルガーの作者がアスペルガーを題材にしていいんでしょうか

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:物語の余韻について

先日、評価シートが届きまして、そこに『地の文や台詞に余韻が感じられない。余韻を感じられるようにすればもっと物語に深みが出る』と書かれていました。
この余韻というのはどういうものでしょうか? いえ、なんとなくならわかるのですが、それが果たして正しいのかどうか気になりまして。この疑問に答えを出すべく質問をさせていただいた次第です。

上記の回答(物語の余韻についての返信)

投稿者 手塚満 : 5 人気回答!

公募先からの評価が「地の文や台詞」とのことですので、どの部分で余韻が感じられないのか、小説本文を示して頂くのが難しいのでしょうか。余韻にもいろいろありますので、原因が多岐に渡っている可能性もありますよね。
(それでも「小説のタイトル・プロローグ改善相談所」掲示板で冒頭を投稿して相談してみてもいいかもしれません)。

余韻のなさについて、既出の良回答と被る部分もあるですが、思い当たることを列挙してみようと思います。

その前に余韻の意味や効果の確認から。余韻って、例えば寺の鐘がゴーンと鳴って、その後も長くなり続ける音のことですね。聞き続けていることもあれば、鳴り終わったと思っていたら、ふとかすかに鳴り続ける音に気が付いたりもする。

転じて、見たものや誰かが言ったことの、その後が気になるようなことを指すわけですね。小説なら、描写の後にも何かが引き続き起こると感じたり、台詞の後に何を言いたいかを感じたりする。

そういうものが、なぜ必要なのか、ということから考える必要がありそうに思います。なぜ、完全に説明したり、言いたいことを全部言ってしまうと、面白くなくなるのか。これは、書いている人なら心当たりのある現象があります。

考えたことが思った通りに書けていたら、嬉しいですよね。言葉にする前は非言語的なイメージもあったりするんですが、全てを言語化できたら充実感があります。例えば「そうだよ、こういうことが言いたかったんだ」という気持ち。

しかし、作者が言いたいことが全部言えていたら、読者はどうなるのか。ひたすら作者の言うことを聞くだけになってしまいますよね。想像を巡らせる余地がない。言われた通りにイメージするだけになる。読書が作業に堕してしまい、退屈です。

ある(地理担当の)予備校講師さんがTVで授業で行うような講義をやっていました。例えば「小麦の生産量は人口に比例する」と説明し、生徒Aに「世界で一番人口が多い国は、どこでしたっけ?」と問う。生徒Aは「えっと、イン(ここで講師がちょっと首をかしげて見せる)、あ、中国」と答える。講師はニコッと嬉しそうに「そうですねー!」と言い、生徒Bに「じゃあ、小麦生産が世界一なのは?」と問う。生徒Bはそこまでの話を踏まえて、「中国になるはず」と言い、講師がまた嬉しそうに「そうですよねー!」と言う。

そうやっていると、だんだん生徒も面白がってきます。正しく答えられたからだけではないでしょう(質問が簡単すぎますし)。講義に参加し、講義を補完しているという自覚が生じ、充実感が生じるのが大きな理由の一つになるように思います。ちょっと大げさに言えば、「この講義を仕上げたのは自分なんだぞ」という気持ちです。

余韻の効果は、風情とか深みとか曖昧に表現されることが多いんですが、ラノベに関して言えば、読者が物語を補完する、物語に参加する意識が出る、といった効果があるように思います。読者には、キャラに感情移入して欲しい、できればキャラになり切って物語を味わって欲しいわけですから、単なる見物客ではまずいわけです。だから、物語に参加してもらい、特に完結させる喜びは読者に譲る必要があります。そのための手法の一つが余韻であるわけです。

大事なことなので簡潔に繰り返しますと、「言いたいことを書き切れたら面白いわけだから、その面白さは読者に譲ろう。それが面白くするコツだ」ということになります。

余韻の大事さはこれくらいにしまして、どうして大事な余韻がなくなってしまうか、いくつかケースを考えてみます。

1.説明し切ってしまう
上述しましたが、キャラの行動・言動が完了してしまうという、おそらく最もよくある現象です。ご質問文を小説本文と考えて、例にしてみます。

> いえ、なんとなくならわかるのですが、それが果たして正しいのかどうか気になりまして。

「なんとなくならわかる」わけですよね。「なんとなく」なんですから、はっきりはしていないことが読み取れます。質問ですからはっきりさせる必要があって、「果たして正しいのかどうか」と続けるわけですが、これがキャラの台詞だったらどうでしょうか。

「いや、なんとなくなら分かるんだけど」

としてしまってもいいですよね。すると、「だけど」の逆接の後に何が言いたいか、自然と想像を働かせたくなります。

もし、キャラが続けて「果たして正しいのかどうか気になって」と言ったら、読者の気持ちは「ふんふん、なるほど」でしかありません。正確に言えば、「気になって」で途切れてますので、その続きは読者が補完します。

ですが、「分かるんだけど」で切ったほうが、補完できる幅が広がりますよね。質問ではまずいわけですが、小説でなら有効です。その後の展開でどうだったのか示すことも可能ですし、逆に小説の最後の台詞であれば、「完」の後で起こることを想像したくなります。

技法的には、台詞や地の文の末尾を「……」や「――」にする手法がよく知られています。明示的に「この後に言いたいことがあるが言わない」と示すものですね。

2.逆に中途半端すぎる

もう一度、同じ部分。

> いえ、なんとなくならわかるのですが、それが果たして正しいのかどうか気になりまして。

話をひっくり返すようですが、実は決定的に足りない部分もある。どう「なんとなくならわかる」のか、です。仮にこれが冒頭の台詞だとすると、想像のしようがありません。

余韻を残すには、おおむねですが「八割分かって、二割分からない」必要があります。必要な情報のうち、半分くらいしか出していないのでは、想像の余地がありすぎて、余韻どころではなく、むしろ混乱を招いてしまいます。

3.場面転換が速すぎる

例えば、「ヒロインが主人公のデートの誘いにちょっと戸惑った→いきなりヒロインが車にはねられた→車からテロリストが降りて来て銃乱射→…」と一気に話を進めたら、ヒロインがデートの誘いにどう思ったか、読者が考えてる暇はないですよね。

小説を読み進めてもらいたいあまり、目立つイベントを矢継ぎ早に出すと、余韻がなくなります。要は読者を振り回してしまうということです(話の展開でそういう狙いがあるなら、余韻は諦めるべき。余韻は常に必要なわけではない)。

4.シーン接続が密すぎる

上記3の逆です。1と同じことで、時系列でシーンを並べ、各シーンの間に時間経過がないと、シーン間で何かが起こったかどうか、迷わなくなり、想像も働かせなくなります。

5.シーン間が飛びすぎる

上記4の逆で、2と同様です。シーンの時間をあまりに空けたり、無関係な場所に変えてしまうと、シーン間で何かがあったかどうか気にならなくなり、読者が補完しなくなります。

6.シーンの同時並列進行を用い過ぎる

シーンというよりイベントと言うべきかもしれません。例えば、メインキャラA、Bが別行動を取り、「Aがこうした→その頃、Bはこうした」みたいなストーリー進行を用いることがあります。これ自体は、読者の補完、想像力を喚起させ得る手法です。Aのシーンのとき、Bはどうしているか考えたりしますから。

しかし、2つのシーンの同時進行なら大丈夫かもしれませんが、3つ、4つと増えてくると、読者は情報整理に追われ、ついにはお手上げになってしまいます。結果、作者の説明をただ聞くだけになってしまう。あるいは、3で申しましたような速すぎる切り替えで、同時進行シーンが細切れ過ぎる場合も同様です。要は、作者にしか分からなくなる。

思いつくものを挙げてみましたが、これ以外にも余韻が感じられなくなる要因はいろいろあると思います。ただ繰り返しですが、余韻は必ず必要なものではありません。比喩と同じく、使いすぎると嫌味な感じになりかねませんので、スパイスのつもりで少量用いればよいと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語の余韻について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ