小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ソラナキさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:戦記ものについてなのですが……の返信の返信の返信

えぐ?・・・・・ああなんだ食人か。

中国、食人で検索すれば呆れるくらい出ますよ。中国の古典文学にも、ざらにあるエピソードです。
たぶん食人禁止ってキリスト圏の教え寄りなんですよね。アステカとか民族的に食人するとこはするし、厳しい条件下―――海での遭難とか、もともと食糧事情が厳しい地域や孤島なんかでは仕方なくやる。

食人より自殺の方が重い罪だから。

チンパンジーとかも食料に乏しい痩せた地域のは共食い習性がでる。

日本ではそもそも仏教による殺生禁止文化もあるね。それでも戦国時代は食人やって生き延びた人も結構出た。『鳥取の飢え殺し』とか。

日本における毒食い文化(フグとか紅天狗茸の水煮や蘇鉄がゆ、猛毒に近いこんにゃく芋のこんにゃく)は飢饉時に発見された食べ方らしいし。食人より自殺覚悟の毒食いのほうが選べる文化。

籠城戦が必須の国、地域では食材探しに行けないから、食人ざらにあったみたいよ?ヨーロッパでも聞いたし、進撃の巨人の話観ていて「人が共食いしてないのおかしいな(おいこら)トンデモ展開フラグだな」になった派

日本にうまれてほっとする瞬間(笑)

上記の回答(戦記ものについてなのですが……の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

おお、そんな感じですか。……でも食人はちょっと書ける気がしないので、そこら辺考えます。ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 戦記ものについてなのですが……

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元記事:戦記ものについてなのですが……の返信の返信の返信

ちなみに古代中国にも貨幣はありました。珍しい貝の殻を貴重品と考えるものがその始まりで貝貨と呼ばれます。
お金がらみの漢字に「貝」が含まれる物が多いのはこのためです。
まぁ中国における貝貨は流通貨幣ではなく、宝物のひとつといった感じだったみたいですが。
殷や周の時代がこれだったと言われてますね。
その後青銅器が発明されて、それが貴重品と扱われだし、貨幣として使うために小型軽量化され、やがてそれを模した青銅貨(布貨、刀貨など)へと変化しました。
そのうちに、別に形は似せなくても良いよね? ってなって、円形のコインが誕生します。
貨幣の流通が増えていくと、取引に使う量も増え、高額貨幣がないと不便になり銀貨や金貨が誕生しました。
貨幣は生まれましたが統一単位がなく、不便だったのを中華統一を機に改めたのが始皇帝です。
まぁその後も戦乱や支配者の交代などで混乱はあるのですが、古代といっても案外しっかりしていたようです。

ただ、古代の軍隊は支配者が支配地域から民を徴用する義務兵役で、食料は支給されましたが一般に給金は支払われませんでした。組織され挙兵に至れば、以降は支配地域から税として物資を徴収し、新たな占領地では略奪が行われ、軍隊は維持されます。そのため、あまり金銭と軍隊が結びつくイメージはないかも知れません。
古代中国における軍のリーダーのいちばん重要な資質とは、兵を食わせられるか否かでありますので、不足して困るのはカネよりは食料にしたほうがリアリティが出ると思います。
貨幣の出番があるとすれば、挙兵に至る段階での軍備用や後々の補充に商人を利用するときぐらいですかね。
貨幣の一般的受容性が得られた社会なら、乱世になって価値の変動はあるにせよ、本位貨幣であれば全くの無価値になるということはないでしょうから不自然ではないと思います。
ただ史実では、英雄の支払いは出世払いで通ってるケースが多々あります。だから世知辛くカネの話をするよりは、主人公に惚れ込んだ金持ちが無償援助してくれるとかで魅力を表現するエピソードにしてしまうほうが良いのかも知れません。

都市国家でも普通に戦争は可能ですが、人口的に大した数ではなさそうなので兵数には注意したほうが良いかも知れません。日本の戦国時代の場合ですが、1万石あたりの動員数が荷役なども含めて250名でした。つまり人口1万人あたり250名ですので2.5%に該当します。近世でも農業を主産業にしてるうちはこの程度です。
近代国家のプロイセンが、様々な産業に力を入れて周辺国に比して高い動員率を可能にしたらしいですが、それでも4%程度らしいですから、古代都市国家の動員数など推して知るべし、でしょう。
テルモピュライの戦い(映画300のモデル)の時、スパルタの人口が4~5万、兵役対象の成人男性人口が8千~1万程度でスパルタ軍は先遣隊300に本隊1000らしいので人口比2.6~3.25%、やはり常備軍の数はこの程度なのでしょう。

上記の回答(戦記ものについてなのですが……の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

不足するのは食料ですか。なるほど。
主人公は蘭陵王をモチーフにした仮面を付けた男です。……ああ……そういえばコードギアスでそんな展開あったな……仮面外して素顔見せたら協力してくれるってやつ。あれはルルーシュが皇帝の息子だったからで、確かに状況が似通っている。いいかもしれない。

ふうむ、スパルタレベルでその程度ですか……あまり数が多いと指揮系統に混乱が出るらしいですが、そこら辺どうしましょう。アルスラーン戦記は正直、兵力が多すぎて参考になりませんし。読んでるとめっちゃ面白いんですけど……。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 戦記ものについてなのですが……

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元記事:物語の考察のさせ方について

こんにちは㎜というものです。
面白い作品は読者に考察させる内容が含まれていることが多いですよね。
読者にはただ一つの答えではなく、様々な答えを考えさせ、議論させるものが私個人的には面白い作品であると考えています。
そこで、考察について4つの質問があります。
①作品によって異なると思いますが、どういった内容が読者にとって考察し甲斐のあるものになるのでしょうか?
②どういった点(例えば、登場人物の言動、舞台の背景等)に考察させる要因を入れたらいいのでしょうか?
③読者に考察させるので、作者側であらかじめ答えを用意しておいたほうがいいのでしょうか?ただ、私としては答えを用意して作品を書き、考察させるとなると、その答えに導かせる作品になってしまい、読者の考察の答えが1つだけになりそうで不安です。
④そもそも、今の読者に考察させるような作品を好むひとはいるのでしょうか?
みなさん回答お願いします。

上記の回答(なるほど、こんな感じですかね。)

投稿者 ソラナキ : 0 投稿日時:

どうも。ぶっちゃけそんなに知識に自信があるわけでもないですが、ちょっと答えたいと思います。おかしいところあっても許してね。


簡単なもので言うと、何某かの行為の意味、あるいはそれに隠された真意とかですね。
たとえば異世界に召喚されて、世界を救ってくださいと言われる。そのように行動するが、何かがおかしい。何か隠していることがあるのではないか、と登場人物と一緒に考えるわけです。そういうのは登場人物と別の回答に至ると面白いですし、結構しがいがあると思いますよ。

言動だと、匙加減が難しいですね。舞台の背景や、設定で疑わせるのがいいと思います。もしくは、登場人物の行動によってもたらされた結果から、何かあるのかと気付くとか。そんなのがいいと思います。

それは決めといた方が書きやすいですし、主人公らの行動がブレずに済むと思います。ただここら辺は、慣れた人が手を出す感じですかね。

はいはーい、此処にいますとも。考察好きですよぼかぁ。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 物語の考察のさせ方について

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元記事:ヒロインとの初対面について

初投票となります、臼田と申します。
新規ラノベを制作しているのですがヒロイン関係のことで特に迷っていることがございます。
物語の鍵を握る主人公とヒロインとの初対面によくある一つとして不思議な力を持つヒロインが主人公達と敵対する悪の組織(下っぱか幹部の下級)の狙いの的に追われるパターンがあります。
組織の魔の手から救った後にヒロインが主人公にいきなりキスするケースもありますがこれは実際にありだと思いますか?そのキスの効果で主人公に不思議な力を与えると考えています。
回答の程宜しくお願いします。

上記の回答(ヒロインとの初対面についての返信)

投稿者 ソラナキ : 0 投稿日時:

……物語の鍵を握る主人公とヒロインが出会って、ですか? それってヒロインのいる必要ありますかね……?

それで、いきなりのキスで能力を与える……まあいいとは思うんですけど、それってヒロインの第一印象主人公から見て最悪になりませんか?
そこから何かあればいいんですけど、もしも挽回するに値するものがないと、主人公からの印象が固定されて上手く行かなくなると思うんですけど……。
不愉快に思ったのなら申し訳ありません。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ヒロインとの初対面について

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元記事:ヤンデレが書きたいのです!!

 ヤンデレが書きたいのだ。
 主人公にデレッデレっ! ってくらいで依存しまくってて、さらに主人公を想う他の女を全部殺していくような独占欲強めの、愛がやたらめったら重いヤンデレを書きたいの。
 具体的にどうすればいいのでしょうか?

 カテゴリー通りの描写とセリフで迷っています。

上記の回答(ヤンデレが書きたいのです!!の返信)

投稿者 ソラナキ : 1 投稿日時:

難しいですね。
あと、作者様が書きたいの、それ多分メンヘラじゃないですかね?

メンヘラとヤンデレは似て非なる存在です。

ヤンデレは『愛する人の幸せだけを願っている人』、
メンヘラは『愛する人を愛する気持ちを愛している人』だと僕は解釈しています。

デレッデレなのはいいですが、主人公を想う他の女性を殺すのは、結果的に主人公を不幸にする可能性があるならば、それをしないのがヤンデレで、してしまうのがメンヘラではないでしょうか。

かつて書いた自作では、主人公に救われた元暗殺者のヤンデレメイドが登場するのですが、彼女の言動はこう気を付けています。

まず、主人公への絶対の忠誠。究極の奉仕気質で、主人公にメロメロかつデレッデレ。
朝主人公を起こすために部屋に入って主人公の匂いで昂ぶるような変態なのですが、それでも職務は忠実にこなします。主人公への愛に溺れて仕事を疎かにすることは絶対にありません。

次に、主人公が友と認める人々や家族、上に位置する人々に対して迂闊な言動は絶対にしない。
それは主人公の不利に繋がりますから、どれだけ気に入らなかろうと公の場で不利になることは絶対にしません。

そして最後、主人公を愛していれど、イエスマンでなく意見はちゃんとする。
一番身近にいるのだから、自分が言わなくてどうすると、主人公の貴族らしくない言動を窘めたり、依存しつつも主人公が成長するためならば自分で離れるくらいの精神力を持たせてます。

メイドであるので正妻でなく、自らの身分を弁えて主人公と正妻が一緒にいれるようにしたり、一歩下がったところで警備していたりします。

とにかく徹底的に主人公の絶対的な味方として描いています。

ただ、そのような部分だけだとヤンデレっぽくないので、ギャグパートの随所で主人公を想うあまり変態的な行動を取ったり、二人だけの時かつ仕事がない時は主人公に甘えていたり、主人公の上司や主人公に関連していて主人公の利にならない人物はすべからく「虫ケラ」認定していたりと、ヤンデレらしい一面は持たせています。

ヤンデレを書くのはいいのですが、メンヘラと混合しないように気を付けて欲しいです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ヤンデレが書きたいのです!!

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元記事:物語をより魅力的に描くための第1段階

先日、数か月前に出した公募ラノベ作品の評価シートが返ってきました。
結果は落選だったのですが、その評価で
「読者の興味を引き付ける仕掛けは十分に張り巡らせることができているが、物語の魅力がその仕掛けに見合ってない」
旨の講評を受けました。
具体的には人格の形成や心境の変化を丁寧に描写するよう言われました。
本作品は処女作で、普通の小説はおろかラノベもまともに読んだことなかったので(数冊程度)、どのように描けば良いか迷いながら書き上げた作品で、まあ当然の結果だと受け止めてます。
んで本題ですが、物語をより魅力的に描くための第1段階として、いろんなラノベ(できれば新人賞作品。どの程度の実力が必要か分かるため)を読むようにして、内面変化の描写方法や多岐にわたる表現方法、ストーリー構成など読者に対する魅せ方等の知識を得ている(分析をしている)のですが、このやり方は適切でしょうか?
もちろん次に送る新作を並行して書いてます。

上記の回答(物語をより魅力的に描くための第1段階の返信)

投稿者 さんまDX : 9 人気回答!

Q. このやり方は適切でしょうか?
A. 文学少女シリーズは感心した。悪事に染まる過程は「描き」やすい気がする。

は??????

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物語をより魅力的に描くための第1段階

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投稿日時:

元記事:小説の登場人物の名前被りについて

小説のキャラクターの名前被りですが有名作品とかぶってしまうと商標権の関係で商品化はできないということは知ってます

ときどきなろうで、名前が被ってる作品を見かけるのですが、アマチュア作品同士で名前が被ってしまった場合でも変えないとダメですよね?

それともありふれた名前なら仕方ないですか?

上記の回答(小説の登場人物の名前被りについての返信)

投稿者 あまくさ : 4 人気回答!

あ、この場合、商標権は関係ないですよ。
商標権というのは、簡単に言うとある商品が人気があってよく売れているときに、同業他社が類似品を同じ商品名で売っちゃダメよという法律です。小説の場合、商業作品であっても商品はあくまでその小説そのものであって、登場するキャラクターは商品ではありませんから商標権保護の対象になりません(作品に登場するだけでは「商標的使用」ではないと判断される)。
また、商標権は特許庁に出願して登録する仕組みです。著作権のように作品を公開しただけで発生するものではありません。
ちなみに、キャラ名は普通、著作権保護の対象にもならなかったと思います。

要するに法律的には問題ないです。

   *   *   *

類似の案件として、少し前、この掲示板に「キャラのニックネームが被ってしまったのだけれど、どうしたらよいか?」という趣旨の質問があったんですね。
そのケースも商標権・著作権については問題ないはずですが、そのニックネームが特徴的で印象に残るものの場合は、ネットなどで「パクリ疑惑」が拡散するおそれは無くはないので慎重に扱う方が良いと意見を述べました。
そういうのは法律ではなく「自治」の類いです。引っかかると面倒ですが、多くの場合、正当性のある批判とは言えません。

まとめます。
かぶった名前がきわめて特徴的だったり有名すぎる場合は注意は必要かと思いますが、ありふれた名前ならまったく問題ないと言えます。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 小説の登場人物の名前被りについて

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投稿日時:

元記事:宗教が元ネタ、どんな扱い方ならOKか

よろしくお願いします。初めてこの場所を利用しますので、失礼がございましたら、申し訳ありません。

宗教を元ネタにする場合、何処まで、どんな扱い方ならセーフなのでしょうか?

元の形が匂えど、アレンジした状態なら? もしくは全く別物にしたなら?

一部だけを抜粋して、その情報に別の情報を肉付けして利用するなら?

こちらとしては、宗教の事柄や言葉、そういった情報そのまんま利用する気はなく、アレンジした、一部利用した、そのままみたく見えるけど意味合いが全く違う利用方法だった、などで、これ本家そのままですよ! というような使い方はしないつもりです。

こういった使い方なら許されるのでしょうか? もしくは、そもそも宗教を元ネタにすることは駄目でしょうか? 宗教関連を元ネタにする場合、注意する事柄を教えて下さい。

上記の回答(宗教が元ネタ、どんな扱い方ならOKかの返信)

投稿者 あざらし : 3 人気回答!

ある程度のボーダーラインは引けるかと思います。
大前提としてですが、宗教をネタにした作品はイッパイあります。
知名度が比較的高く、かつ際どい作品をあげますが、
例えば映画なら【マーティン・スコセッシ監督:最後の誘惑】
アニメなら【サウスパーク】
漫画なら【中村光著:聖☆おにいさん】

上記作品を少々補足します。
【最後の誘惑】
名監督の手による名画。
個人的にも好きな映画ですが、キリストその人をあまりにも人間的に描いたことがキリスト教徒の反感を買った模様。教義的にも神の息子なので、まるっきり間違いではないと思うのですが、まぁ、文句つける人はいるだろう、という感じです。

【サウスパーク】
ある意味、中道的リテラシーを試される苦笑いと爆笑が入り交じるアニメ。
そもそも作風として、日常生活に溶け込んだ偽善から国家犯罪まで、ブラックユーモアと風刺により歯に衣着せぬ物言いで斬りまくるので当然っちゃあ当然。
このアニメにかかるとアンタッチャブルはないに等しいので、イスラム教から中国まで噛みつかれたり舐め回されたりします。
コンピューター使用のストップモーションで一話あたりの制作日数が6日。時間が短すぎて局の介入による放送停止判断が間に合わないらしい。(なので、危険すぎて以後お蔵入りになる幻回もあります)
個人的には大好きですが、これは日本では絶対に作れないだろう作品。
アニメとしては異例の長寿番組でもありますし、ケーブル局とはいえアメリカの懐の深さも垣間見られます。

【中村光著:聖☆おにいさん】
内容は今更でしょうし、未読ならば試し読みでどうぞ。
線引きの感覚をご自分でつかまれるには、小説以上に参考になるかと思います。
フランス語版に続き、英語版もありますので少なくとも出版社(講談社)は『問題ない、GO!』という判断を下しています。
個人的に感心する工夫は、
1)笑いをユーモアに絞り込んでいる
2)人間の信者は排除している(記号以上の扱いをしない)
3)キリストもブッダも愛すべき対象として描いている

ちょい補足すると
1)ウィット・コメディ・ギャグ・ジョーク、笑いの種類も色々ありますが、ユーモアを基本にしてます。
むりくり言語化すると、個人を特定せずとも成立するが、理解するのに共通認識が必要不可欠となる、普遍的かつ潤滑油的な和みを主とした笑いとでもいいましょうか。
受取手にとって共通認識となるのが、キリスト教と仏教。

2)ずっと追いかけて買っているほど熱心な読者ではありませんが、(知っている限り)信者は記号的なもので、基本的に登場人物は物語化された教義の登場人物を漫画のキャラクターにしています。
元々が誰かを傷つける類いの笑いではありませんし、そもそもキャラクターが実存していません。
これにより「お前のかーちゃん、で~べ~そ~」という『母』が存在しない。
ただし、実存しなくとも「綾×レイは、で~べ~そ~」でムッとくるファンもいる。ここでユーモアに絞り込んでいることが活きてます。

3)言葉のままです。
神ではなく、キリストさんとブッダさんという二人の人間ならば良い人すぎるキャラクターですし、実際に神であることを知らない大家さんの認識はおおむねそうです。

4)追記ですが。
世界三大宗教のキリスト教と仏教が出てますが、あともうひとつのイスラム教、ムハンマドが出てきません。
教義で偶像崇拝が硬く禁じられていますので、『絵に描く』ということが信者さんを傷つける行為になります。
これは著者さんの線引きだろうと思います。
キリスト教もプロテスタントの中には偶像崇拝禁止の宗派がありますが、カトリックがやってるのを放置して、漫画にだけ文句言うなんてことは無理がありますしね。
カトリックとして偶像崇拝を禁じていないのは『広く一般に親しみを持ってもらうため』という理屈ですが、宗教画の量産という過去がありますから、そうとでも膏薬をつけるしかないのでしょう。

私個人としては、全く問題ないと思いますがこれだけやっても批判する人はいます。
絶対になくなりません。
実際、遊学してた時の知り合いにキリスト教徒が何人もいますが、そのうち一人には『絶対に読ませられないだろうなぁ』という感じです。
人生は勿論、日常生活においての判断基準が『聖書にはどうあるか』が全ての人なので。
メチャクチャ良い人なんですが、それがキリスト教徒と関係はあるか? というのは未だに謎です。

最後に。
『では小説は?』というと、あげた三作品と比べると際どいとは言いがたい。しっかりと回避しています。
【フィリップ・プルマン著:ライラの冒険】日本なら【村上春樹著:1Q84】あたりでしょうか。
以前宗教関係の著作で書かせて頂いた【サルマン・ラシュディ著:悪魔の詩】は別枠。あれは”からかう”レベルで喧嘩売ってるようにも感じます。
作者が元イスラム教徒ですし、何か鬱積したものがあり、小説内で爆発させてしまったような感じ。
【ライラの冒険】は、読めば『キリスト教』だと解りますが、そもそもパラレルワールドの話し。この時点でメタ的には『フィクションじゃ!』です。(他にも仕掛けはあるので興味があったらどうぞ。映画とドラマで映像化されてますが観てません)
【1Q84】も、まぁ同じですね。

最後に。
小説は、当たり前ですが映像ではないので、直接的に『○○教』だと書く必要も無く、その利点を利用することは先人が大勢やってます。
映像の場合は登場人物がダルマティカと似た服を著ていたら、制作者がいくら架空だといったところでイメージ的にキリスト教と直結します。
服装ひとつにしても、イメージと乖離するようにデザインを起こさねばなりません。

大げさにいえば、中世の時代を題材にした場合でも、映像の隅、道ばたにコカコーラの缶が転がっていたら、
【映画なら観客は】撮影時のミス。間違って映ってしまった。
【アニメなら視聴者は】ミスはありえない。わざわざ描かないとこんなことは起こらない。どんな意味があるのだろうか?
【漫画なら読者は】アニメと同じですね。
こう思うわけです。

ところが小説の場合は行間から読者が読み取ります。
『文章では一行も書いていないこと』これを読者は脳内で作り出します。
おおよその宗教はゆったりした服を着ていることが多いですが、ダルマティカを想起させるようなポイントは避ける。
もっといえば、完全に特定する手がかりとなるコカコーラの缶をわざわざ描かない。
そのために協議も含めて各宗教の特徴を知っておくことで、特定宗教から距離をとって、ぱーぷんさんが書きたい小説を書けるのではないでしょうか。

長々と書きましたが執筆頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 宗教が元ネタ、どんな扱い方ならOKか

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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