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元記事:黄金バットの魅力。最強キャラをどう魅せるのかが徹底的に工夫されいる!

モニカ・タオカさんの意見 2016/05/24

 黄金バットは、作中に出て来るマリー・ミレというヒロインの祈りに応じて、金色の蝙蝠の姿で現れ、いわゆるどくろの姿に化身し、その能力を振るいます。

 その強さのインフレっぷりたるや、本当に凄まじく、描き方もうまいのです。

 まず、敵が強いのです。
黄金バットが戦う相手は、世界征服をたくらむ悪の科学者ナゾーの軍団です。こいつらは一般人に知られていない組織でありながら、世界中にいくつもの秘密基地を持ち、当時の水準ではオーバーテクノロジーにも等しい、科学的、軍事的な兵器も大量に所持し、人工的な自然災害を起こしたり、小国を乗っ取ったりするなど、とても一国や国連が敵う様な相手ではないんです。

出してくるのは、ショッカーの様な単発の怪人なんてものではなく、巨大な怪獣や、奇怪な巨大兵器、特殊能力を持ったサイボーグや改造人間など、基本的に黄金バットでなければ勝てない存在です。(ライガーマンとか言わないでください)

 また、話にメリハリをつけるためか、ちびっこの興味を煽るためか、通称“舐めプ”(舐めプレイの略。ゲームの動画なんかで、見せ場を作るために上級者がわざとミスをして見せるなど、視聴者を意識したプレイスタイルのこと)と呼ばれる、一旦は敵にやられそうになる展開がほぼ必ずあったりもします。
 それだけだと、おいまたかよ、みたいな指摘をしてしまい勝ちですが、設定を活かして来ているんですよね。

 たとえば、黄金バットは、第一話で、浮上してきたアトランティスの島にある、棺の中に封印されていました。このとき、一滴の水をヒロインのマリー・ミレに与えられたことによって甦ったのです。

 水によって復活するなら、水を奪えばどうなるんだ……?
 その疑問は当然の事で、ナゾー達も乾燥銃と呼ばれる水分を蒸発させる銃を作ったりするんですよね。確かに素の戦い方では最強だけど、封印されてた方法だったらどうだろう。その疑問に答える様に、作中でこれを受ける回もあります。やはり多少効果を上げるのですが……。

 また、ライバルである暗闇バットとの闘いも目が離せません。黄金バットの最強ぶり、絶対安心ぶりを堪能した視聴者は、『なるほど、封印された骸骨の変なキャラは強いんだ』という謎の定義が刷り込まれてしまいます。時期にして、大体1クールほど見てしまえばそう思ってしまうでしょう。
 そして、そのタイミングで、暗闇バットが出て来るんですよね。こいつの姿は、一言で言えば、色の黒い黄金バットです。そう、色をのぞいてほぼ同じ造詣なのです。しかもこいつも、黄金バットと同じく、古代から数千年封印されていた存在なんです。
 それまでどんな怪獣、どんな兵器でも、黄金バットは倒せなかったけれど。果たして、同質の存在ならどうか? 中二病的な期待が高まり、いやが応にも戦いは楽しみになってきます。実際、善戦する暗闇バットと黄金バットの戦いは、序盤の魅せばだったりします。舐めプレイには見えません。

 余談ですが、同質キャラをぶつけてスリリングにする、というのは、古典的な手でもありますよね。仮面ライダーの話題が出ていますが。初代ライダーに対するにせライダー、仮面ライダーブラック、およびブラックRXに対するシャドームーン。いずれと戦う回も、全編の中で明らかな山場でした。同じ力の背景を持ちながら、行動原理が違うために、徹底的に衝突するという、ヒーローものの王道かも知れません。
もう少し身近な例でいえば、ワンパンマンのガロウに関しては、ONE氏の作品の方ですが、サイタマと同様、『リミッターが外れた存在』なのではないか、ということを匂わせる様な描写がありました。

 ここまで書きましたが、じゃあこういう奴らに、黄金バットはむざむざ負けてしまうのか。みんなの力に頼るのか、というとそうではないのです。煽るだけ煽られた強さを持つ存在全てに、黄金バットは必ず勝つんです。

 そして、その強さに花を添えるかのごとく、小林修氏の清々しいほど力強い笑い声。さらに、『黄金バットは不死身だ』というセリフ。『強い、絶対に強い』というナレーションなどが盛り上げていきます。強敵への勝利の快感、そして勇気の確信、安心感を見事にもたらしてくれます。オタク的な文脈でいうと、鬱クラッシャーのコブラに近いかも知れません。ヒューッ!てやつですね。
 読んではいませんが、魔法科高校の劣等生において、頻繁に行われているであろう『さすおに』というのは、勝利や力強さに花を添えるセリフを、自分で言うのが気恥ずかしい中高生のために、ヒロインに言わせているのかも知れません。

 ニコニコの大百科を見ても、最強だとか、ともすれば敵が弱い様な書き方をされてしまっているのですが、十分に敵も強いんです。これが、凡百の無双モノとは一線を画していると思う理由です。
現実でいじめられたうっぷんだか何だか知らないけど、敵をやたら間抜けやダメな奴に描いて、イジメみたいな無双をして、えへんとやってガキをだまくらかして金稼いでる作品とは、明確に違うとしか思えません。それはただ演出の程度なんでしょうけど、僕は黄金バットが好きすぎてそうとしか思えないんです。

 さらに、この黄金バットには、欠点と言っていいのか、ここまで強く不死身である理由というのがちゃんとあるのです。しかもそこには悲しみを帯びています。それは、最終回近くで明かされていきます。
 彼は死なない、不死身なのではありません。過去、人間であったころの悪行のために、死ねない不死身、死ぬことができず、正義のために戦う事しかできない体になっているのです。このあたり、脳改造はされていないものの、人間の仲間には決して戻れず、その自由を守るために、同族殺しをし続けるしかない、昭和の仮面ライダーとも似通ると思うのですが。

 何と戦っても勝利する黄金バットですが、最終決戦では、ナゾーの巨大な基地に突入して、復活した暗闇バットと戦います。暗闇バットは、すべての退路を断ち、死ねば決して復活できないという四次元空間にまで黄金バットを連れ去り、そこで決着を付けようとします。

 シルバーバトン、杖状の武器が交差し、敗北した暗闇バットがたずねます。
『教えてくれ黄金バット、貴様は、なぜ強い』
『それは正義』

 重みが違います。強いから正義なんじゃありません。正義だから、強いんです。

 死ぬことを許されず、ただひたすらに正義であり続けなければならない、その孤独と力強さのゆえに、黄金バットは強いんです。人間が亡ぼうが、宇宙が終わろうが、正義という概念そのものとなって生き続けるのかも知れません。

 とりとめが無くなってきました。要するに、基本は外していないということです。

 設定上最強だから、必ず勝つのだとしても、だからこそ、敵を工夫する必要があります。
黄金バットの相手もそうでした。余裕で勝った相手より、さらに強いのが出て来るのはもちろん。あの手この手で、もしかしたらという奴が出てきます。同じ姿と背景を持つ暗闇バットに、黄金バットの生い立ちを知る魔女、科学的な分解装置、強化された乾燥銃、52話を持たせるにあたって、作る側は必死に知恵を絞っています。

 まだ読めてないから、ちょっと的外れなことを言うかもしれませんが、上条に対する、一方通行ですよね。

 上条の右手は、あらゆる幻想を壊すことが嫌というほど分かっています。つまり必ず能力は打破できるんです。ってことは、ほぼ確実に勝つことになっているんですね。読者は恐らく上条が勝つことを期待しているでしょう。そして、それは揺るがない。
でも。そうであっても、一方通行はめちゃくちゃに強い。やたらに強い。ベクトル、力の方向性というものを変えるというのは、それほどすさまじい能力です。こいつが初登場したとき、読者はきっと思ったでしょう。こんなやつ本当に殴れるのか、本当に幻想殺しが通じるのか。つまり、上条は勝てるのか、と。
それこそが重要なんです。そんな相手に対して、『俺の最弱はちょっとばかり響くぞ』なんて中二病セリフを吐いて、本当にぶん殴るから、最強に興奮するんです。

 サイタマだってそうでしょう。ガロウ編でいうのなら、サイタマほどでないにしても、化け物の様に強かったS級ヒーローが、ガロウひとりにめちゃくちゃにやられていきます。誰一人手も足も出ません。(ここでタツマキを万全で戦わせないあたりが、展開のうまい所ですよね)サイタマは最強。それは読者も嫌というほど分かってます。でも、いや、もしかしたら、こんなにS級ヒーローを倒す奴はここまでいなかったし――しかし、サイタマは勝ってしまう。ああ、やっぱり最強だ。こいつが居れば大丈夫だという安心感が生まれます。

 ラノベ的に考えるのなら、最強キャラをどう魅せていくのか、に通ずるのかも知れません。勝つことが分かっている戦いを、どうやってスリリングにするのか、そこに頭を絞ることは、黄金バットを参考にすれば見えて来るかも知れないんです。

 なおこのほか、黄金バット以外の、やたらと濃いレギュラーキャラ、およびサブキャラ、彼らに対する、視聴者の感情移入の可能性なんかは、ここでは省いておきます。

 ただ、黄金バットというのは、ここまで書いてきたとおり、とても常人が感情移入できる存在ではありません。それゆえに、レギュラーキャラである、男の子のタケルくんや、マリー・ミレなんかが設定されているのでしょう。彼らの感情をたどるのなら、なけなしの勇気で精一杯ナゾー達と戦い、やっぱりもうダメかも知れない、という所で、最強の安心感を持つ黄金バットが助けに来てくれるので、それもまた魅力のひとつだと思います。

 さらに、基本的に1~2話完結なので、その話の基軸になる濃いサブキャラが居たりもします。また、アングラでおっさんくさい好みですが、今ではテレビで聞くことの無くなった放送禁止用語なんかを普通に使っているセリフなんかも評価されていますが、これ以上は割きません。

 何が言いたいのか分からなくなってきましたが、とにかく、皆さんの目の前に突然現れたこの馬鹿は、熱烈に黄金バットを支持しているということをご記憶ください。それほど力のある作品だと思います。

 ぼくに限って、ですが。見てなかったら、投稿なんか始めなかったかも知れません。もう話なんか、書いてなかったかも知れません。

 なんとか、ライトノベルで伝える方法は無いのか。死ぬまで考えて、書き続けることでしょう。同じような人に会えて、本当に良かったと思います。

上記の回答(黄金バットの魅力。最小限のセリフや行動でテーマを表現し、考察の余地を視聴者に与えている。)

スレ主 うっぴー : 0 投稿日時:

2016/05/24 クリエさんの返信 

ありがとうございます。
あなたのお陰でなぜ私が黄金バットが好きなのかが理解できました。
ただ、黄金バットが不死身な理由は「過去、人間であったころの悪行のために、死ねない不死身、死ぬことができないから」ではないはずです。
偉大なる力によって死ねない体になってるとしかいわれていません。

この「死ねない」というのがミソで、なぜそうなったのかは書かれていない。
モニカ・タオカさんの書いた理由かもしれないし、また別の理由なのかもしれません。
この作品の凄いところは、こういう暗い設定等をくどくなく、しかも普通に見てたら気付かぬところでさらりと入れるところだと思います。
何より黄金バットがそれを言わず、敵である老婆から言わせるというのが素晴らしいです。

なんというんでしょうか……細かい判断を視聴者に委ねさせることが非常に多いんです。
「黄金バット、貴様はなぜ強いんだ!」
「それは正義!」
このあとの暗闇バットのセリフなんかがその一番いい例です。

「なんだと……俺は力一杯戦ったのに! ちくしょう、俺の力で倒せぬものなどないと思っていたのに! 俺は負けた!」

私が本作で一番好きなセリフです。というより、ライバルキャラの最後の言葉でこれ以上のものはないと思っています。
このセリフだけで暗闇バットが全力を出しても及ばなかったということや、自分が力一杯戦えば絶対勝てると考えており、それが否定され愕然としたことなどがわかります。
しかし、暗闇バットが、最後の最後で正義という概念を理解し改心できたのかは視聴者に委ねられています。
そしてどことなく暗闇バットという存在の悲しさなどが伝わってきます。

私が黄金バットが好きなのは、恐らく以下の2つでしょう。
・最小限のセリフや行動で、言いたいことやテーマをいくつも表現する。
・しかしそこに考察の余地を必ず残し、視聴者に様々な想像をさせ、作品自体を視聴者によって更に内容が深いものにさせる。

主張やテーマ等が最小限にまでシンプル、そして簡略化され、それをくどくなく視聴者に伝えさせるのはなかなかできません。
そのような演出が優秀であるからこそ、あの独特の雰囲気や考察の余地や余韻が生まれてくるのではないでしょうか。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 『黄金バット』のような主人公を作りたい

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元記事:主人公以外視点の書き方

小説は主人公が見たものや感じたものを書きますが、主人公以外のキャラの見たものや感じたものを書きたい場合はどのように書けば良いのでしょうか?
それとも、急に主人公以外のキャラの視点で小説を書いていくのは出来ないのでしょうか?
教えていただければ嬉しいです

上記の回答(主人公以外視点の書き方。主人公の目を通して間接的に他のキャラの内面を表現する)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

 プロ作家がどのようにして、主人公以外のキャラの心情を表現しているか、プロの文章を参考にするのが最も良いと思います。
 実際に、最近の作品から引用してみます。

 ドワーフの王ギュンターは俺の側まで馬を走らせてくると囁いた。
「しかし、厄介なものだな。武人の矜持というやつは。まあ、ワシも人のことはいえないが」
 ギュンターとティンゴッド、種族は違えど似たようなところがあるのだろう。
 会話を交わしたことはないが、その生き方に共感めいたものを覚えているのかも知れない。

以上『魔王軍最強の魔術師は人間だった(4) 』(モンスター文庫) 2017/11/30刊行 著者:羽田 遼亮 より引用

 ここでは主人公がギュンターというキャラの感じていることをその言動から推測して、「その生き方に共感めいたものを覚えているのかも知れない」と感想を述べています。
 主人公の目から見て、このキャラはこのように思っていのだろう、と地の文で書くことで、間接的に他のキャラの内面を表現しているのです。
 
 どんな分野でもプロから学ぶのがもっとも効率が良いですので、いろいろな作品を読んで、その技をマネされると良いと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 主人公以外視点の書き方

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元記事:「努力」「友情」「勝利」の法則とラノベの傾向

ストーリーを構成する要素のうち、「努力」「友情」「勝利」の法則というものがありますね。
今回は、それについて質問させていただきます、
最近のラノベでは、主人公が「努力」しないというものも人気を集めているようです。
そこで、この法則から「努力」が抜けても、「友情」と「勝利」は成り立つのでしょうか?
また、主人公が努力しない場合、どのような事に気をつければご都合展開になるのを防げるのでしょうか?
皆様のご意見をいただきたいです。

上記の回答(「努力」「友情」「勝利」の法則とラノベの傾向の返信)

投稿者 うっぴー : 4 人気回答! 投稿日時:

少年ジャンプの「努力」「友情」「勝利」の法則は、昭和の時代、まだ日本が成長期にあった時に確立されたものです。

現在では、少年ジャンプもこの法則にこだわらなくなっており、「ToLOVEる」「デスノート」といった、「努力」「友情」「勝利」がまったくない作品も人気を博しています。
現在、連載中で「努力」「友情」「勝利」に則っているのは、「食戟のソーマ」「ハイキュー」くらいかなと思います。
仲間と共に努力すれば必ず勝利できるという価値観は、現在では支持されにくくなっていると言えるでしょう。

ラノベ、特になろう系の異世界ファンタジーは、読者の承認欲求を満たすのが最大の目的です。
これをもっとも効果的に提供するのが、異世界に転生してチート能力で無双するというテンプレートで、このテンプレは漫画界にも大きな影響を及ぼしています。
承認を得るためには友情や努力ではなく、美少女たちからの無条件の肯定、世界から愛され成功を約束されたチート能力、それに伴う周囲からの賞賛こそ重要となっています。

ジャンプも元々、ドラゴンボールの孫悟空や北斗の拳のケンシロウは天才タイプ、作品世界のサラブレットなので、チート能力による無双的な要素があったのですが、ラノベはその部分をさらに極端にし、それ以外の要素を削り落として特化する形になっていると言えるでしょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 「努力」「友情」「勝利」の法則とラノベの傾向

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元記事:「努力」「友情」「勝利」の法則とラノベの傾向の返信の返信

やはり最近はチーレム無双が人気なんですね。漫画にも影響しているとは………。
今では「努力」や「友情」を求める読者は少ないのでしょうか。
うっぴー様、ご意見ありがとうございました。

上記の回答(漫画界でもっとも売れてるのは、少年ジャンプのONE PIECEです)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

>今では「努力」や「友情」を求める読者は少ないのでしょうか。

これについてなのですが、漫画界でもっとも売れてるのは、少年ジャンプのONE PIECEです。ONE PIECEだけで集英社の売上の半分を叩き出していると言われます。

ONE PIECEは、友情にかなり大きな重点を置いています。主人公のルフィは仲間を大事にすることで有名です。

また、努力については、最初は名もない弱小海賊団を世界的に有名にしていく過程や、新世界前に修行して強くなるなど、ジャンプの伝統である修行も一応は入っています。

ただ、努力についてはそこまで比重が置かれてはおらず、閃きや勢いで強敵に勝っている感があります。

ONE PIECEは「かなり友情」「勝利」「やや努力」くらいの配分になっているというのが私の印象です。

また、根強い人気のあるHUNTERXHUNTERも、ゴンとキルアの友情がストーリーの根幹にあり、二人は様々な師匠の元で修行して強くなっていくなど、意外と、「努力」「友情」「勝利」に則った作品です。

このことから、ラノベ業界では通用しないが、漫画界では、時代遅れ感がありつつもまだ有効であると言えると思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 「努力」「友情」「勝利」の法則とラノベの傾向

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元記事:創作に没頭しすぎると不眠になります

初めまして。柴犬と申します。
ここ数ヶ月不眠に悩んでいるのですが、恐らく原因の一つは、創作に没頭して頭が興奮した状態から眠るモードに切り替えることができなくなっていることです。
私は「こんな話が書きたい」というアイディアが浮かんだら、イメージを膨らませるのに役立ちそうな曲をガンガン聞き、とにかくテンションを上げ続けながら資料を集め(リアリティのために資料収集はかなり重視しています)、執筆し、高いテンションを維持したまま書き上げます。書き終わってもなかなか興奮は冷めません。
小説を書く一連のプロセスは好きなのですが、そのために不眠になるのは心身の健康に良くないので、どうにか頭を沈静化させて眠ることができないかと考えています。
皆様は創作の後に頭を切り替えるために何か工夫をされているでしょうか? もし良い方法があれば教えていただけると幸いです。

上記の回答(YouTubeで睡眠のためのネイチャーサウンドを聞くと眠れます)

投稿者 うっぴー : 3 人気回答! 投稿日時:

以前読んだ本で、経営者が、経営上、どんな悩みがあっても、寝る前だけは考えないようにしている、寝る前に考えると、眠れなくなってしまって仕事のパフォーマンスが落ちるからと答えていました。

なので、創作活動は、寝る1時間前くらいには切り上げて、脳の興奮を鎮めると良いと思います。

興奮を鎮める方法ですが、これは他のことに意識を向けるのが良いです。

私の場合は、眠れない時は、YouTubeで睡眠のためのネイチャーサウンドなどを再生するようにしています。例えば、これとか、おすすめです。

【癒し系】自然音 せせらぎ
https://www.youtube.com/watch?v=tul5eyXwgbo

川のせせらぎや小鳥のさえずりといった音で、こういった自然音は人間をリラックスさせ、眠りやすくさせる効果があります。

あとは、なるべく余計なことは考えないようにしましょう。

カテゴリー : その他 スレッド: 創作に没頭しすぎると不眠になります

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元記事:キャラクターの能力とその数

最近小説を趣味で描いているんですが主人公に
どんな能力を与えればいいのか迷っています。
今のところ考えついているのは筋力増加ですけど
これだけだとつまらないと思うのでどんな人でもいいので能力の提案をしてください
お願いします

上記の回答(キャラクターの能力とその数の返信)

投稿者 パクトボー : 1

前にも同じような「能力を増やしたい」というスレッドがありましたが、そこでもだいたいの反応は「増やすのではなく、今思い付く能力で展開を面白くするよう考える」という感じのものが多かったように思います。

例えば、おっしゃる筋力増加能力。
確かに現代学園異脳バトルだと若干インパクト不足、主人公っぽくない。
転生ファンタジーでも同様に、主役っぽさは薄い。味方その1か、敵その1って感じ。
でも、じゃあ能力増やせば面白くなるかっていうと、そうではないと思います。
現状作者ですらつまらないと感じてるものに、何か付け足しても、つまらないものが増えるだけです。そこに他人の発想を付け足しても、作者に扱いきれないつまらないものがもう一個並ぶだけ。小説のみならずサブカルチャーの類いって、結局つまらない・手垢がついたものを懸命に面白く見せかける・錯覚させる作業の繰り返しなんじゃないか、って思います。
だから、筋力増加能力で面白くなる展開を考える。普通の「強い」能力でド派手に無双したいけど、筋力増加だけなので地味に努力する、とか。筋肉だけで魔法を受け止めてみせるとか。
筋力で何をさせたいのか、を明確にしていますか?自身を持って、これが筋力増加の魅力だ!とアピールできますか?
筋肉だけだと活躍できない世界観なら、世界観を変えてしまえばいい。作者の特権です。筋肉あることが最大の魅力な異世界に転生したのでモテモテハーレム、脳筋だと馬鹿にされることに耐えられなくなったので棋士になって頭脳派を目指すが筋力アピールによる威圧でばっかり勝ち進む、デスゲームで与えられたのが筋力増加だったので何されても死なないくらい丈夫になってデスゲームが崩壊した、etc…
今上げたものが面白いかって言えば、多分もう世界のどこかに形として産まれていそうなものばかりだと思います。つまらないというか、既視感があるでしょう。でも自分は読みたいです。今はあるかどうかわからないけど、あるなら読みたい。見つからないなら、自分で書く、書ける、書きたいのが小説家なんじゃあないか、って思います。

これだけだと自分を棚に上げた偉そうな説教だけで終わってしまうので、何を増やすかも考えてみます。
自分なら…筋肉変形、でしょうか。
増やした筋肉の形を変えて、人間ジェット機や人間戦車になって戦う、なんていかがでしょうか?変形ってロマンですよね。肉々しいハイテクに襲われたら、敵もギョッとしそうです。憎たらしい悪役をびっくりさせたらスカッとするでしょうね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターの能力とその数

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投稿日時:

元記事:爆弾や毒物の作り方

 作品内で爆弾や毒物をキャラクターが作成するシーンを扱うのですが、ことがことだけにネットで調べても作り方が分かりません。
 もとより「それっぽい文章」で流すつもりではあるのですが、その「それっぽい文章」を作る程度の知識や文章力も自分にはどうやらないようなのです。
 どう書けばそれっぽくなるか、知っている人いたら教えてください。

上記の回答(爆弾や毒物の作り方の返信)

投稿者 あざらし : 2

以下、物騒な話しですので確信には触れず、伏せ字を混ぜます。

>作品内で爆弾や毒物をキャラクターが作成するシーン

爆薬にしろ毒物にしろ、作中でどれぐらいの分量が必要になるかが鍵です。
まずは毒物の場合を例にしますが、"Lethal Dose, 50%"日本語では、50%致死量や半数致死量と呼称される数値があります。
おおよそ一般的な個体はmg/kgが単位、言葉にすると『体重一キロあたり、○ミリグラムを投与すると半数が死亡する』ということです。
端的には毒の強さですね。

なぜこれが鍵になるかと申しますと、御作のキャラクターが『一人の人間を毒殺する』場合と、『敵対組織の数百人を毒殺する』場合で必要となる分量が変わってきます。
プリン4人分とプリン400人分だと、必要となる設備が異なるのと同じです。プリン4人分を100回作る、なんてのは現実的ではありません。
要するに『家庭にある調理器具で作れるのは家族分』ということですね。

これは爆発物でも変わりません。
大量に作るとなると設備が必要となり、目立たずに作れる分量には限りがあります。
ちょっと穏やかでない例を出しますと、だから隠れて作っても場所がバレて空爆のポイントになったりするわけです。

とはいえ、爆発物の場合は(影響の及ぶ範囲)方向性をコントロールすることで比較的少量で済む方法もあります。
ビルの爆破解体をテレビ等で見られたことがあるかと思いますが、モンロー・ノイマン効果を利用した方法です。(とはいえ、ちょっとしたビルでも数百キロの爆発物を使います。ただ、これでも無闇矢鱈と爆発させるよりも極めて少ない分量で済みます)

対人なら他に、もっと簡便な方法がありますが【ふせます】(似たようなもので個人携帯できるありふれた軍用兵器がありますので、ちょっと調べればピンとくるはず。必要なら調べてみて下さい)

モンロー・ノイマン効果を利用して人間一人を絶対確実に絶命させる程度なら、家庭にある器具+α。
DIYが趣味の人なら、あとは目量0.01gのデジタルはかりが必要なぐらいで、おおよその道具は揃ってる状態です。
あとは材料ですね。

ということで御作のキャラクターが、かなり優秀かつ強力な爆発物、粉末状の個体をスプーン一杯ほど作ると仮定します。(人間ひとりなら十分な量です)
材料は病院との関係が深い調剤薬局なら、ある程度は揃います。(薬剤師さんが危険物取扱者の資格を取りやすいってのは、毒物だけに限らず、こんなことも理由のひとつです)
他にも調剤薬局では置いてない材料がいくつか必要なのですが、【ふせます】や【ふせます】で買えます。

1)スプーンの上で材料AとBを秘密の割合でまぜます。【本当はふたつじゃありません。結構多いですし、後述の順番に挿入する形でまぜます】
2)できた物体に水を入れます。ここだけは本当に水。薬局で普通に買える純水でOKです。
3)これをバーナーで加熱しながら混ぜ、水分を飛ばしていきます。安定してるので爆発しません。鼻歌交じりで大丈夫。
4)ある程度の水分が飛ぶと溶けたチョコレートぐらいの堅さになります。
5)出来た物体を【ふせます】して、冷やしていきます。
6)糸を引く程度の、ねちゃねちゃした状態になりましたら、材料Cを【ふせます】
7)【ふせます】をして、乾燥すると粉状になります。実際に使用するときは【ふせます】をして取り扱いを簡便にします。
8)電気式雷管を作り、9V電池をトリガーにして爆轟させます。

ホームメイドで入手しにくい材料がいくつかありますが、薬剤師さんなら少量の入手は不可能じゃありません。不可能じゃないはずですが、無くなると目立つはずです。
早晩に公安にマークされるはずですので、たぶん早々に捕まります。念のため。
ちなみに念を入れて伏せ字を入れまくりましたが、理系の大学生で好奇心が旺盛なら、ひょっとすると知ってます。知ってる人は「しー」でお願いします。

手順そのものは、サタンさんが料理と書いていらっしゃいますが、全くもってその感じです。分量がかなり重要ですのでお菓子も近いと思います。

現代の高性能爆発物を紹介しましたが、『火薬ならなんでもいい』というなら材料はAmazonで揃います。
人類史に残る歴史的な遺産ですので、調べるのも簡単ですが一応ふせさせて頂きます。
材料4つを混ぜて、鍋にかけて煮て、ふきんで漉して、天日で乾燥。
たったこれだけで、天日乾燥中に火を投げ入れでもしない限り危険はありません。
ほとんど料理ですが、実際にキッチンで作れます。
混ぜるときに細かく材料を砕くのですが、漢方薬の調合だとか、インド人がスパイスを石臼でひいている図を想像して頂ければ、ほぼそのまんまです。使ったことはありませんが、たぶんミキサーで大丈夫だと思います。
私も必要があって何度か作りましたがメチャクチャ簡単。(市販品で満足できれば普通に誰でも製品として買える海外でのことです。違法性はありません)

爆発物としての性能は当然ながら大したことありません。(件の火薬は大量のガスを発生させて燃えることが重要ですので)
使い方で爆弾に転ずるのは確かですが、花火の火薬の方が今日的には高性能です。
ただし同じ”火薬”という名前ですが、目的と性質が全く異なりますので、花火の火薬では指を吹き飛ばすのがオチです。好奇心に負けても絶対にしないようにだけ、ご注意を。
あくまで御作、小説に役立てて頂ければ、という話しです。

参考になりましたら幸い。
ではでは、執筆頑張って下さい。

カテゴリー : その他 スレッド: 爆弾や毒物の作り方

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元記事:文章が説明的になってしまう

まだ書き始めたばかりの初心者です。
書いた文章が理屈っぽい、説明的、と言われます。
文章で説明をしてはいけないのでしょうか。
どうしたら良いのか教えていただけたら嬉しいです。

上記の回答(文章が説明的になってしまうの返信)

投稿者 あざらし : 1

あまくささんが完結に素晴らしい解答を書いてくださってますので、お勧め作品を交えてご紹介いたします。

説明をするとどうしてダメなのか?
これは説明をすればするほど、エンターテインメントから遠ざかるからです。
端的にいえば読者が楽しくない。

とはいえ物語を楽しむのに必要な説明はあります。
伝わらないと肝心の物語を楽しむこともできません。
説明しなければならないのに、説明するほど読者の心が離れていくというジレンマです。
これが『書いた文章が理屈っぽい、説明的、』という感想になっていると思います。

両立させるには、説明を楽しませることです。
必要な説明は物語、エピソードで伝えることを意識してみてください。

お手本は山のようにあります。
具体的には、読んだことがないのにタイトルは知っている、という作品です。
その中でも流行廃りではなく、時間の荒波にもまれて生き残った作品の方が参考になることが多いと思います。

一例を。
【ブラックジャック 試し読み】で検索を。言わずと知れた漫画の神様、手塚治虫氏の代表作の一本ですね。
サブタイトル【報復】の全集版がヒットすると思います。
そして第一話を読んでみてください。

『医師免許を持っていないが、名医である。』
という、物語を楽しむ肝の部分がエピソードを通して伝わりますよね。
そして世界的に見ても卓越した名医だというのが、『イタリアの大富豪が訪ねてくる、他の医師では駄目だという』『日本中の医師を動かせる医師会連盟のトップが最後のよりどころとして頼る』という点からも強烈に伝わります。
また、『高額な報酬を求める(自分の命をかけて患者を治す報酬)』ブラックジャックの性格『権威に従属しない』『ユーモアを解する』『信念に基づき行動し、決して揺らがない』も伝わりますよね。
強烈なオチですが、『報酬が医師免許だったから断った。悔い改め、ブラックジャックの価値観に従っていたらどうだっただろう?』という疑問も浮かびます。
(ちなみに連載順の第一話は【医者はどこだ!】です。エピソードによって伝えるという基本の手法はあたりまえですが同様。こちらも見事ですので機会があればどうぞ。全集版の第一話に【報復】を持ってきたのは編集者のセンス。作品に対する理解と愛情の技だと思います】

手習い、本歌取りとして、本作を小説に起こしてみてください。
エピソードを通して説明するという意味が練習を通して身につくと思います。

何作かお勧め作を。
映画【黒澤明監督:用心棒】
超一級のエンタメ作品です。
年間100本は映画を観ますが、これほど隙のない映画はありません。
全て説明はエピソードを通しての真の意味が詰まってます。
エンタメ技術全般の教材としてもお勧めです。

ラノベ【賀東招二著:甘城ブリリアントパーク】
自然な流れに説明を流し込む手腕は流石に大ベテランです。
楽しんで読んでいるうちに情報が伝わります。
小説的な説明の仕方を学べると思います。

一般小説【瀬名秀明著:パラサイト・イヴ】
小説での説明、それもSFのかなりややこしい部分をナチュラルにやってのけてます。超絶技巧をそれと感じさせない。デビュー作というのが信じられない。
物語を読ませる力、推進力もピカイチです。
映画化もされてますが、間違っても映画で観たら駄目な作品筆頭。
作者に興味が湧いたら【のび太と鉄人兵団】をどうぞ。タイトル通り【ドラえもん】ですが、瀬名秀明氏の技が光りまくってます。

漫画【梶原一騎原作 ちばてつや画:あしたのジョー】
いわずと知れた名作漫画。
注目は、ちばてつや氏のコマ割り。超絶テクニックはそれと気づかせないから超絶ということがよくわかる。
単純には大きなコマを使っているヶ所が”読者の”読みたいシーンに連動させてます。
直接的ではないにしろ、小説にも当てはめることができます。

ちょっと昔の作品が多くなりましたが、それだけ基本的かつ大切なことだと理解ください。各ジャンルで(個人的に)最も主題に沿った作品をあげたつもりですので、ご了承を。
ではでは執筆頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章が説明的になってしまう

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