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ジャッジメント・ワールド
目には目を、歯には歯を、そして殺人犯には死の裁きを! 死刑制度廃止の代わりに施行された"復讐法"は仇討ちを公認した異形の法律。 愛しい家族を殺された者は"執行代理人"を雇い、その敵を討つことによって、 わずかな癒しを得ていた―― "執行代理人"ショウゴは、なぜか"執行代理人"たちを殺戮し続ける謎の特殊部隊と対決する。 どうやらそこには、"復讐法"廃止を主張する宗教団体が関わっているようなのだが…… 許されざる犯罪者への怒りが、ショウゴの鳶色の瞳を朱に染め、 "主天使"は裁きの調べを歌いあげる―― ファンタジア大賞出身の新鋭が贈る、渾身のサイバー・サイキック・アクション。
『復讐法』いう死刑制度に代わって施行された法律が話のポイントになっていて、 主人公は復讐を依頼され、遂行する執行代理人。 この作品の魅力は作者がかなりの映画好きらしく アクションシーンの描写が秀逸で、迫力があります。 そして、作品全体に漂うストイックな雰囲気。 依頼人の想いを背負い、戦う主人公。問われる復讐の是非。 アクション映画が好きな人にはオススメです。
冷静に依頼を遂行する中での胸の内に秘めた熱さが最高! 後、見た目は十代の美少年でありながら、実は……。 読んで確かめてみて下さい。
復讐がテーマなんでとにかく暗いです。救いようのない話も多いし。(そこが魅力でもあるが) 設定が細かすぎる。
この作品を一言で言うとハリウッド映画っぽい小説です。 銃をガンガン乱射したり、ハイテク機器や超能力を駆使して戦ったりする アクションシーンが見所ですね。 復讐というと個人対個人の問題のように思えますが、 実は国家レベルの陰謀も関わっているスケールの大きい話なので、 息つぐ暇もないアクション映画が好きな人には、受けるのではないかと思います。 また、主人公には必殺技というか、奥の手があって、毎回コレを決めてにして敵を倒すのですが、 これがカッコイイのですね(笑)。 ええ、ネタバレになりますが すべての電子機器の制御を乗っ取る軍事衛星『ドミニオン』にアクセスし、 その力を使うことができます。 彼の右腕は機械の義手なのですが、これがドミニオンの制御装置になっているようです。 これを使う際の 「歌えドミニオン!」 というセリフが気に入っています(笑)。 一見すると無敵に思えるような力ですが、電子機器にのみ有効という制約があるため、 これが通用しない相手、または防御策を持っている相手なども出てきて、 後半になると、なかなかスリリングな展開を楽しめます。
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シャープ・エッジ
天涯孤独の身を、スイーパーであるハインツに拾われたカナメ。 ハインツは自分が持てる“殺す”技術をカナメに叩き込み、彼女はそれに応えた。 ひたすら鍛錬をする日々はカナメを毅然とした少女へと成長させていく。 そんな折、育ての親であるハインツが殺される。 相手は特異能力を持つスイーパー、“魔女”シルビアであった。 しかもその背後には街を仕切るファミリーがついている。 ただ単に相手が悪かっただけと割り切るには、ハインツの存在はカナメにとって軽くはなかった。 圧倒的不利の中、カナメはシルビアを倒すことを決意するが――!?
この作品はなにより戦闘シーンがうまく表現されており、 銃弾やスローイングナイフが宙を飛んでいく時など、新鮮味(?)が最高です。 カナメはもちろん、魔女と呼ばれる特殊能力者の能力も戦闘を激化させる素材になっており、 最後まで激しく戦闘が進んで行きます。 戦闘小説大好きさんには超おススメです。 お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? お気に入りキャラ:シモンズ 好きなところ:人の卑怯さがよくわかるところ この作品の欠点、残念なところはどこですか? 真面目な話ばかりで読んでいくとテンションが結構下がる。
魔法使いやらなんやら出てくる話です。 最近はそういう傾向の小説が見受けられますが、大同小異を抜け出ている作品だと思います。 概念は従来の魔法となんら変わりないと思いますがね。 ただ、魔法(特殊能力)が多様ですね。 キャラによって全く違う性質の特殊能力が出てくるのが、戦局上からも面白みだと思います。 特殊能力と言うのは稚拙な表し方かもしれませんが、 スーパー1の手に嘱望されていた方や、 昔の戦隊モノの用に各々のカラーにより攻撃作法や役割が違うなど、 個々の能力の違いと言うのは面白い。これは鉄則だと思います。 して登場人物も様々、そのキャラ達の絡み合いなども、見物です。 何故か、闘う女の子キャラが多いですね(笑) 可愛いとかではなく、カッコイイに属すると思います。 醍醐味のアクションは必読で、先に説明した特殊能力などを駆使する闘いは、 ファンタジーなどとは一風変わった戦闘です。銃火器の使用もありますから。 それは単に世界観から言える事だと思います。 この作品の世界観は、我々人間が蝕む世界の未来・過去どちらとも感じられます。 建造物や名前から見ると、日本・アジア系の話では無いですね。 ヨーロッパの方の話でしょうか。 風景の描写よりは、内面・心情の描写が卓越なされているなと感じました。 読むのが一番早いと思うのですが、キャラを巧く人物にしていると思います。 技巧としては視点の切り替わりが多いです。 今までの作品で一番、視点の切り替わりで困惑せず普通に読めました。 イラストも最高です! 完璧ですね…。 まだ完結なされていないので、今後の展開を大いに期待しています。 少しでも興味を持たれた方、この大作映画を是非御鑑賞下さい♪ お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか? 無論シモンズですね。 「軽薄なる螺旋 惑わし、欺き、嘲笑う」の紹介の所でボーンです。 軽いノリで強いキャラ大好きなので(笑) この作品の欠点、残念なところはどこですか? 欠点…すみません。 この作品を卑下したくないのかもしれませんが、見当たらないですね。
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ストライクウィッチーズ
わたし、ハルカ。海軍所属の機械化航空歩兵、通称ウィッチ。 正体不明の世界の敵ネウロイと唯一戦える魔女なんだ。 今度、任務で辺境国スオムスに派遣されることになったんだけど、 わたしダメ隊員だし、メンバーもやる気ない“いらん子”ばかりだしすごく不安。 でも憧れの智子先輩も一緒だから頑張らなくちゃ。 智子先輩、ひとりやる気で空回りしてるけど大丈夫かなって、先輩っ!この装甲薄すぎますぅ~。 空飛ぶ乙女たちの防衛白書。
パンツアニメとして一躍有名となったストライクウィッチーズの小説版……とは少し違います。 ブリタニア(イギリス)が舞台となったアニメ版とは違い、こちらはスオムス(フィンランド)が舞台です。 アニメを見た事がない人には関係ない話ですが。 世界設定や内容についてはwiki先生にお任せして(ォィ さて、この本、実は「ゼロの使い魔」を書いているヤマグチノボル先生の作品なんです。 つまり、ゼロの使い魔が好きな人には楽しめないハズがないのです! 特筆すべきは、半端じゃなくえっちぃこと。しかも、百合です。 特に三巻あたりでは十三歳のハルカが十六歳の智子を……せたりしてます。 戦時中という設定なのに、緊張感が無さ過ぎます。 それでも、ヒロイン達一人ひとりがそれぞれ似た境遇を持っていて、自分達を変えようとする、 あるいは成長しようとする姿は共感できるでしょうし、感動もできると思います。 いつでも前向きに考えて行動する彼女たちに元気づけられます。 それが空回りしてしまうところも可愛いですし、かわいいし、超カワイイ! とにかく、ヒロイン達が可愛いんです! 外面的だけでなく、その内面が。 死と隣り合わせに生きる軍人さんなのに、やっぱり普通の少女なんです。だからこそ、かわいいんです。 たぶん。 ちなみに、 「スオムスいらん子中隊がんばる」が一巻。 「スオムスいらん子中隊恋する」が二巻。 「スオムスいらん子中隊はじける」が三巻です。
たぶん、この小説の中で最もかわいそうなキャラ。 引っ込み思案なところとか、すごくかわいいです。 ……アレ? 上で言った事と矛盾しているような……。
どんなものにも欠点はあると思うのですが、自分にとっての欠点がないので。
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あれ!? その小説、もしかして105円で売られていない? |
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