設定被りは、どこまでが仕方ないのでしょうかの返信
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設定被りは、どこまでが仕方ないのでしょうか(元記事)
初めて質問させていただきますため、至らぬ点がありましたら申し訳ありません。
質問なのですが、タイトルの通り、他作品との設定被りはどこまでが許されるのでしょうか。
と言うのも、自分が書いている作品の設定が色々な作品に似ている気がしているのです。
簡単に書けば、現代を舞台に魔術師や不死の存在が人知れず戦っている、と言う話です。
何となく、よくありそうな設定だと自分でも思います。具体的に言えば、主人公が即死能力的な物を持っているのですが、それは、不死と言う単語と相まって月姫のように感じられますし、敵が実在(?)のオカルトをベースにした組織と言うのは、Diesや科学ADVシリーズのような印象を受けるかも知れません。何より、自分がそれらの作品の影響を受けていないとは全くもって否定できないのです。どれも、好きな作品なので。
無論、パクリはしていないつもりですし、話の流れや結論は、それらとは違う物になっているはずです。ですが、設定だけ見ると、単なる二番煎じに陥っているような。もっと言えば、パクリになってしまっているような気がしてきて、こうして質問させていただきました。
皆様は、創作においてどの程度の設定被りは許容されると思いますか?
設定被りは、どこまでが仕方ないのでしょうかの返信
投稿者 三文山而 投稿日時: : 0
やり方次第でいくらでも、という気もします。
例えば作者の方が沢山の作品について知識があるという自信があれば多彩な作品のパロディやオマージュをありったけ詰め込まれているだけで作品の売りになりますし。
パロディの方向性を避けるにしても換骨奪胎などは有用なアイデア出しの方法の一つでしょう。
「自分の作品にもこんなキャラがいたら」と思うような人物の性別や年齢を変えてみたり、出身地を変えてみたり、一人のキャラの特徴を複数の人物に割り振ってみたり逆に全く別のキャラの要素を一人に合体させてみたり……。
世界観や人物以外の設定作品のジャンルなどでも似たようなことをすれば一つ一つの設定の要素の被りはほとんど気にならなくなるかと。別々のモデルを3つか4つ組み合わせるだけでだいぶ元ネタも想像しづらいような別物に変わってくるんじゃないでしょうか。
Diesキャラとかの能力も大雑把な特徴で考えると「死者を操る」「部下の能力を自分のものとして使用」「即死攻撃」「必中攻撃」「絶対回避」「時間停止」等々それ自体はありふれていてそこまで突飛なものはそんなに無かったような気がします。キャラの経歴や性格、台詞などとの組み合わせによって他にない魅力が出来上がっているのであって。
設定や要素の被りそれ自体よりも「これをこう解釈するのは俺ならではの思い付きだ」「まったく接点のないように見えるこれらを組み合わせられるのは自分の発見だ」「ありきたりなこの要素をこんな表現できるのは私だけだ」といった材料の組み合わせや調理の仕方等の自分の作品ならではの要素があるかどうかがオリジナリティとして重要なのでは。
言ってしまえば自分の好きなキャラ(を元ネタにした人物)をありったけ集めて英雄大集合や怪獣大決戦みたいな作品になっても全く別々の元ネタの中から貴方の好きなものを組み合わせられるのは貴方だけ、なのではないでしょうか。
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