小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

こうなごさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?

昨日はやる気満々なこと書きましたけどー、なんか丁度私が利用し始めたのと前後して散発的にトンチキな荒れ(議論とは絶対言わない)方してるみたいで、よく読んでも記事主がトンチキな場合もあるけど反論してる方も大概同レベルでトンチキなことがあるみたいで、作品掲載したり記事書いた時にそういう同レベルな争いに本人無視して利用されたら、すっっっっっっっっごい嫌なんですけど、今までそういう事に加担して来た人達としてはどうお考えなんですか?
昨日しかり為になる助言は貰ってますけど、その辺やっぱすごい不安なんですけど。

上記の回答(ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?の返信)

スレ主 こうなご : 1 投稿日時:

あ、いいところで見れました。
なんでついでに、まっ先に聞きますけど、どのくらい彼のアレ熱意や誠実だと思ってます?
記事遡ったら勝ち誇るためだけに無闇に居なくなった方引き合いに出して「居なくなったのは人間として弱いからですね」って言ったり、私小説だ納得だって言う割に、マナーとしての客観性のことを民衆裁判は正しくないとか戯言吐いてます。
彼の最初の作品投稿には立ち会えなかったし、あなたが最後まで彼の作家・人間性を掘り下げようとしてたし意見も言ってはいましたけど、正直、彼みたいな人にマリみてを引き合いに出されたのは流石にどん引きです。案の定調子づいてますし。
かたやある種理想的に創られたキャラクタと展開で、彼への人間としての期待を加味しても、登場期の瞳子やちょっとズルい聖でもあんな勝利宣言してませんし。
私、もし彼に出くわしたら人間性掘り下げる体で、あなたや他の優しい方達と違って理詰めの言葉のハイヒールで踏み込もうか、かなり悩んでます。
私にとっての諭しって、そういう事ですから。

カテゴリー : その他 スレッド: ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?

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元記事:ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?

昨日はやる気満々なこと書きましたけどー、なんか丁度私が利用し始めたのと前後して散発的にトンチキな荒れ(議論とは絶対言わない)方してるみたいで、よく読んでも記事主がトンチキな場合もあるけど反論してる方も大概同レベルでトンチキなことがあるみたいで、作品掲載したり記事書いた時にそういう同レベルな争いに本人無視して利用されたら、すっっっっっっっっごい嫌なんですけど、今までそういう事に加担して来た人達としてはどうお考えなんですか?
昨日しかり為になる助言は貰ってますけど、その辺やっぱすごい不安なんですけど。

上記の回答(ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?の返信)

スレ主 こうなご : 0 投稿日時:

あー、今直近で荒れてるやつ?あれ私、本当に言われてる意味理解出来てないレベルで、でもなんかカッコつけたこと言ってるのとちょっと正しいこと言ってるから小憎らしく見えるんじゃないか、って思うんだけどどう?
相手に合わせて諭してる人一人も見てないけど、仕事以外じゃ相手に付き合わない系?

カテゴリー : その他 スレッド: ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?

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元記事:型に嵌ってるって言われた

皆様お久しぶりです。一作目に書いていたものがようやっと推敲も終わったので、また友人に読んでもらいました。しかしその友人からは「最初に見せてもらったやつより、キャラ造形がラノベラノベし過ぎだししかも古臭い。90年代か!このツンデレは分かりやすくツンデレになってしまってイカンよこれは」って言われました。実際私が読んで参考にしたのはその辺から00年代初中期のものだったんですが、やっぱりキャラ造形やストーリーに新しい古いはあって、しかも読んだら作者の腕によってはそれと分かるんでしょうか?
最近は書く方ばっかになって読んだのはどすこい転生くらいのものなんですけど、書いてるものの参考元が見破られたり、努力と思ってしたことがその程度だった場合、どうやってその状況から抜け出しますか?
最初の頃に友人に文章が商業作品と比べるとアレって言ったのは読み返すとよく分かるし、比べると私頭使って書いたりこれと思うような文章がまだ書けてないなと思って凹んだりします。

上記の回答(型に嵌ってるって言われたの返信)

スレ主 こうなご : 0 投稿日時:

キャラの都合で台詞減ったキャラがちょいちょいいる、は言われました。
上でも書きましたけど、2つ分書いてかなり筋書き変わったんで、どうにもならなくなったら長編室にそのまんま投稿します。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 型に嵌ってるって言われた

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元記事:型に嵌ってるって言われたの返信の返信の返信

方向転換して反応が悪かったって話なら、別に何も問題ないんじゃないかな。
前回と違った挑戦をしてます、ちょっと失敗しました、じゃあ次は別の挑戦を、って話なだけだし、ご友人の意見は別にスレ主さんの作品作風そのものを指摘したわけではない訳で。
今回の挑戦はちょっと舵が取れてなかったね、というだけな気がする。
古い作品を参考にキャラの個性を強調した書き方をしたら、それはキャラが型にはまった書き方だね、このノリは古いよね、と言われたってことは、書こうとしてたもの(参考元の印象)は書けたって事なのでは?
それならここ数年内のヒット作を参考にすりゃいいだけな気がする。

>手っ取り早く構成やパターンに既に習熟してそうな人から答えきいちゃおう
物語の構成やパターンはある程度お決まりのものがあるけど、掲示板では書ききれないと思う。
というのも、明文化できるほどハッキリしたものは無いと思うんだよね。骨組みになるものでパターンを表現することは可能なんだけど、「主人公を導くような人物」とか「挫折するような出来事」とかけっこう抽象的になるんで、意外と説明は難しいと思う。
書き手によって創作論は違うところがあるので、抽象的に説明すれば「こう」なんだけど具体的に説明すると人によって答えが違うと思う。
私が持ってるパターンは2個くらいで、その2個の考え方でどんな展開にも派生させられるんだけど、それを説明するには私個人の創作論を理解してもらわにゃならんし、理解したところで実践できるのは私自身くらいなものじゃないかと思ったりもする。
私の考えを参考に自分なりの方法論を作ってもらえば良いし、ちょくちょく持論を書いたりしてるけどね。

まあ、神話にはこういうパターンがあるよとか、物語の基本構造はこんなんだよという書籍があるので、そういうの読んだほうが早いかなと。
なんとなく「物語ってこういう構造なんか」ってわかってきたら、三幕構成を調べてみると理解が深まると思う。
私はハリウッドリライティングバイブルって映画脚本術の本で学んだけど、正直なんも知らん初心者が手を出していい本じゃなかったなと思ったりする。良い本なんだけどね。
個人的には、「このシーンはこういう意図がある」みたいなシーンを要約して役割を理解できるくらいでないと、三幕構成とか脚本術とかは、理屈は理解できても応用できず知ってるだけになると思う。

あとは、書いた作品を晒してみて、同じような質問をココでぶつけてみるのが良いと思う。
書かれた作品がわかれば、こちらとしても類似する物語構造のタイトルを挙げられるし、そのタイトルと比べて御作のどこに不足があるかを説明できる。
まあ、それは私見になるから正解ではないし「答え」は言えないけどね。

でもどうなんだろ。
今回は舵取りを間違えたってだけだと思うから、舵を戻して今度は「奥行きのある世界観を表現するにはどうすれば」で悩んだほうが良い気がする。

上記の回答(型に嵌ってるって言われたの返信の返信の返信の返信)

スレ主 こうなご : 0 投稿日時:

分かりました、ありがとうございます。今両方突き合わせてるんで、どうにもならなくなったら2つ分纏めて長編室に投稿しようと思います。筋書きも登場人物も丸っきり変わってしまったのでどっちかを選ぶ、っていう切り方がまだ出来ないんです...

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 型に嵌ってるって言われた

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元記事:型に嵌ってるって言われたの返信

>やっぱりキャラ造形やストーリーに新しい古いはあって、しかも読んだら作者の腕によってはそれと分かるんでしょうか?
そりゃあるよ。
正確には流行だけども。
その流行を年代別で並べたら新しい古いはあるってことになる。
キャラで言うとキャラの特徴の出し方に時代によって流行によって特色があるので、古い色があれば古さは感じる。
ツンデレだと、「ゼロの使い魔」に出てくるヒロインのルイズあたりはツンデレって特性を全面に押し出した設計で、同じツンデレでもルイズみたいにわかりやすい演出を多用してるともう古さを感じるね。
でも別にツンデレ自体が古いってわけではなくて、抽象的な答えになるけど、イラストでも90年代のイラストは古いでしょ。でも90年代のキャラクターを昨今の絵師が描いたらデザインはそのままなのに今風のアレンジが加わって古さは感じなかったりするよね。
そういう「今風」のアレンジや今の時代に合わせることってのは小説のキャラ作りや物語の展開や演出にも言えることで、ようはソコができてなかったってことじゃないかな。

ちょっと古いけど半年前くらいに完結した「魔法科高校の劣等生」ってラノベは、一時わりと流行ったことあったけど、実は80年代~90年代頃が主流だった結構古いアイディアを使ってるのよね。
そもそも当時はまだまだヒロイン主体の物語構造が流行ってる時期だったんだけど、「魔法科高校の劣等生」は主人公を主体にして、それも憧憬型って古いタイプの主人公で書いてた。
作者はそのことを自覚しているようで、今風に合わせてるってことを、巻末かなんかのインタビューで読んだ覚えがある。
ちなみに、こうしたアレンジをしたって読む人が読めば「古いものを持ってきたな」ってのはすぐわかる。

>書いてるものの参考元が見破られたり、努力と思ってしたことがその程度だった場合、どうやってその状況から抜け出しますか?
参考元が見破られるってこと自体は、別に悪いことじゃないので、まずはその認識を改めたほうが良いと思う。
見破られたところで「元」と違うものが書けてりゃ何も問題ないでしょう?
見破られて問題だと思うのは、「元」と同じものしか書けてないため、それがバレることに恐れてるからだと思います。

でも、最初のうちは真似ることから始まるので、「元」と同じか似通ってるのは当然だと思います。
いや、当然でもないか。普通は頑張って似せようとしても技術がないから似ないものだし。
そんな初心者が、読者に「○○と似てるよね」って言われたとすると、それはそもそも作者が書こうと目指したものの一部でも達成できたという事なので、そこは喜ぶべきなんじゃないのかな?

努力は、やりやくない事を目標のために一生懸命やることだと思ってるんですが、創作で「やりたくない」と思うならやらんでいいと思う。仕事ならともかくさ。
やりたくてやってるなら、それは努力ではないし、やりたくてやってる事に「その程度」も何もないと思う。

個人的には、
>型に嵌ってるって言われた
それは友人一人の印象でしかない言葉なので、気にしないほうが良いと思う。
例えば、「型」と言うけど、ご友人はどんな「型」があると知ってるの? 型にはまることの何が悪いと思うんだろう? 型の一つも知らない初心者が、自分が得意な型を見つけるってすごく大事な事だと思うけど、なんでそんなマイナスな事のように言うんだろうか。
ようは、それっぽい言葉を言って上から知った風な態度を取りたかっただけでしょ。っていう捻くれた感想を持っちゃうかな。

上記の回答(型に嵌ってるって言われたの返信の返信)

スレ主 こうなご : 1 投稿日時:

あー!なんか誤解与えたみたいですけど、友人がウエメセって事はないです。
読むせんさんの記事でもちょっと触れましたけど、元々私自身、型とかパターン分析とかしないで本能と能力任せに書き始めた人間なんで、それに友人があんたこういう系の文章なんだーへー、ってやりとりが先にありました。友人はそれを尊重してくれていて、今回人物造形が最初(2個の質問の時のW主人公の頃の構想のやつです)とすごい変わったんでその理由としてまさにルイズちゃん(あとダンタリアンの書架とか)辺りを参考に、男の子主人公、女の子ヒロインで書き切ったver.を見せたら台詞とか描写がガッツリ減ったんで設問のように言われた訳です。
W主人公の頃だと視点が大きく切り替わる場面がそこそこあって、アクションとか作品世界に奥行き持たせられずに閉じた感じになってたんで、満足感はあったんだけどこれはちょっとなー、って自分でも思って舵をきったんです。
設問カテゴリを、ストーリーもキャラクタも設定も足りない感じがするからいっそ創作論にして、手っ取り早く構成やパターンに既に習熟してそうな人から答えきいちゃおう、ってガバい形にしたので却って変な印象与えてすみません。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 型に嵌ってるって言われた

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元記事:物書きのトレーニング

こんにちは。小説を書きたいけれど書けない者です。ここにはお世話になっております。
この度、三題噺というものに挑戦しました。ランダムで選ばれた三つのお題から、物語を作るというものです。
妄想はよくするんですが、一体どうやって形となるのでしょうか???三題噺もアイデアを出す時点で止まってしまいました。
こんな私でも、何か生み出せそうなものがあったら教えてください。。。

上記の回答(物書きのトレーニングの返信)

投稿者 サタン : 2

物語作りは人それぞれの方法論があるので、正直、人に教えられるようなものではないと思ったりしてます。
私はよく持論を展開させたりしますが、それもあくまで参考であって正解など一つもない事しか言えてないと思います。

私の場合は、オチを最初に考えるってやり方をしています。
初心者の頃からこの方法があるって事は知っていたのですが、何もできてない状況でどうやってオチを考えるのか意味がわからず、この方法に落ち着いたのは何年もたった後でした。
オチを最初に考えるというのは実は簡単なことで、別の言い方をすれば、最初にオチを導き出す、という感じだなと思ってます。
やり方は、
まず書こうと思ってる物語のイメージを端的に文章に起こします。
最初はイメージしかないので、文章に起こしづらいと思います。
例えば「勇者がヒロインと恋をしつつ魔王との戦いに勝利して世界を守ることになる」みたいな。
わかりますかね、これいろんな要素が積み込まれてる。これを一気に物語にしようとするから大変なわけです。
なので、分解する。
「勇者が魔王を倒す話」「勇者が世界を守る話」「勇者がヒロインと恋をする話」etc
すごくシンプルになりました。
この中でメインになる「話」を決める。
「勇者が魔王を倒す話」に決めたのであれば、この一文の文章構造に目を向けてみる。
主語は当然のこと「勇者が」です。
主語というのは一文の主役なので、そしてこの一文を膨らませたものが小説になるので、小説の主役は「勇者」ということになります。
述語ないし述部は「魔王を倒す」という部分です。
述部は主語に対して何かを述べる部分またその機能を果たす部分を指します。
ようするに、「主人公が何なのか」を示す部分で、物語のオチになる部分になります。
「魔王を倒す話」なんだから魔王を倒さないと話にならない。だから「魔王を倒す」という述部がそのままオチになる。
これはどんな物語でも同じ。述部がオチにならなければ話が変わってしまう。
つまり、自分がいま考えてる物語のオチは「魔王を倒す」という事なんだ、と導き出せる。

これでオチ、すなわち執筆のゴールが定まりました。ならばあとは邁進するだけ。
最初のうちは設定は考えないほうが良いと思います。
「魔王を倒す話」は、どんな設定であれ「魔王」を倒さなければならないし、倒せば話は終わるので、この事に対し、設定はどうでもいい事だからです。
でも面白い設定があることで物語は面白くなるってことも一つの事実ではあるのですが、同時にそれは「◯◯の設定があるからスマートに魔王を倒せない」って事になるので、設定はむしろ書きにくくなる要素にしかならない。そういうデメリットしか生まないのが初心者の設定作りだと思います。
まずは自分に「物語が作れる」という自覚を生むことが大事だと思うので、邪魔になるものは排除したほうが良いでしょう。

さて。オチは定まった、設定は極力考えないとした、では話の流れはどうするのか。
これも「勇者が魔王を倒す話」から導き出せます。
まずは主語と述部で切り離して考える。
「勇者が」「魔王を倒す」
この一文はシンプルに考えるにあたって切り離した要素が一つあります。
それは「どのように?」という部分。
まずはそれを考える。
「勇者が」「覚醒して」「魔王を倒す」
となる。ものすごく適当です。
この3要素だけで物語になってるっちゃなってるんですが、更に細かくしていくと、
3要素の前2個と後2個で同じように「どのように?」を考える。
「勇者が」「仲間の死で」「覚醒する」
「覚醒して(した勇者が)」「苦難を乗り越え」「魔王を倒す」
まとめると
「勇者が」「仲間の死で」「覚醒し」「苦難を乗り越え」「魔王を倒す」
となる。

ここまで来たら三幕構成に当てはめれば簡単なんだけれども、すごく簡単に書くと、
「勇者が」
これはキャラ説明や状況の説明をする場面になる。「勇者はどのような人物か?」を書く場面。だから、「弱くても負けない心の強さがある」とか考えてるならそれを書ける場面を置く。「何度もぶちのめされて満身創痍だけど相手に食らいついて厄介者を追い返す」とか。
「仲間の死で」
この部分は物語のターニングポイントになる場面で、これを切っ掛けに物語が動くことになる。だから例えば「主人公の唯一の親友が魔王軍に殺されてしまう」とか。
「覚醒し」
三幕構成ではミッドポイントと呼ばれる場所で、この場面を切っ掛けに物語が収束する(オチに向けて突っ走る)ことになる。
例えば「それまで主人公が弱く受け身の戦闘だったのが、覚醒したことで攻勢に出ることになる」みたいな。
「苦難を乗り越え」
ここはわかりやすく言えばクライマックスに当たる。思いつかないので適当に「死んだはずの親友が立ちふさがり、主人公は親友を打ち倒す」とかにしますかね。
「魔王を倒す」
言うまでもなくオチに当たる。

一応。設定を考える場合は、この時点で考えています。
「死んだはずの親友が」と適当に書きましたが、いきなりそんな展開になってもおかしいので、「親友は実は魔族の一人だった」とか「親友はアンデットになった」とか適当に理由を考えます。
物語を考えてから、それが通る設定を考える。

さて、この構成を踏まえて、「勇者が」つまり「勇者とはどのような人物か?」をテーマに「シンプルな一文」で話を作ってみる。
「勇者は弱いけど絶対に逃げないという話」
そして同じことを繰り返し、主語と述部で切り離して、「どのように」を追加して3~5個の要素にする。
「弱い勇者は」「格上の敵に脅されても」「食らいついてでも」「守るべきものを守るため」「絶対に逃げない」
こんな感じ。
これを5つの要素全てでやる。
そうすると合計25個の要素ができる。
そしたら、「弱い勇者」これを表現できる場面を考える「勇者・主人公は弱いです」というエピソード。
例えば「幼馴染の女の子にいじめられている」とか。
そしたら、「主人公は幼馴染の女の子にいじめられてる」って場面を文章に起こしてみる。
これは物語を書くのではなく「そういう場面」を書くだけなので、たぶん初心者でも出来るはず。
出来なければ「朝起きてから今に至るまでの自分の出来事」を文章に起こしてみましょう。出来るはず。

で、「そういう場面」を文章に起こせたなら、これはそのシーンが書けたってこと。
そして、こうしたシーンは合計25個あるので、ざっと平均3000~5000文字で書けたとしたら、単純計算で75000~125000文字の中編~長編の作品が書けるってこと。
「そうした場面」は物語ではなく出来事を書いてるだけだけど、その連続は「勇者が魔王を倒す話」なので、結果的に「勇者が魔王を倒す話」が書けたって事になります。

えらい長くなったけど、私の創作方法はこんな感じなので、
トレーニングをする場合はプロット、すなわち「勇者が魔王を倒す」の工程を作るってことになります。
今回は「面白さ」については触れてないけど、面白い話はプロット時点で面白いので、では「覚醒」が安直だったかな? とか「仲間の死」は切っ掛けなだけだからもっとソフトにすべきかな? とかいろいろ考える。
親友が復活するのは唐突だから、そこで考えた要素の一つを前のほうに置いとくかな、とか。
面白さは変化と落差だと思ってるので、そこを意識していろいろいじるかな。
これで「物語」のトレーニングになってると思ってます。
演出面では、例えば「弱い勇者」が「どのように弱いのか?」を書くに当たって、「幼馴染(一般的弱者)にも負ける」というのはストレートな表現すぎるから、もう少し尖ったほうがいいかな、でも序盤だしわかりやすいほうがいいか、とか、そういった部分の発想をしたり、表現の仕方を考えたりしてます。
とある作家は「夏の暑さを表現するなら、木陰の涼しさを書くべきだ」と言ってたりして、表現というのはストレートに書くだけではないですからね。
あとは「そうした場面」をどうやって文字に起こすかですね。最近はやってませんが、ともかく「こういう場面」とプロットで決めたのであれば執筆はそれを文字に起こすだけなので、「文字に起こす」という作業をいかに素早く出来るかが執筆速度になる。このトレーニングとしては日記をつけるのが一番良いと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

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元記事:ホラー小説に挑戦したいのですが…

ホラー小説に挑戦したいのですが、
小説を書くのも初めてで
出だしからつまづいてます。

学校でイジメにあった子の怨念…みたいな小説にしたいのですが、
どんな感じに…というか、初心者でも書けそうな小説の書き方や、内容を教えてください!

上記の回答(ホラー小説に挑戦したいのですが…の返信)

投稿者 サタン : 1

ホラー初心者なら、無理に小説にするんじゃなく、体験談を書くって感じにしたらいいと思うよ。
こういう体験談系のSSは2chとかに多くあって 洒落怖 って略称で知られてる。参考に見てみるといい。

これはホラーの良いところの一つで、ホラーはこの「体験談」っていうテイストが多くのジャンルの中で一番マッチする。
あくまで体験談という体だから、小説的な文章を飾る意識も少なくなって、割りと楽に書ける。
「体験談」はむしろ文章を飾って書いてしまうと嘘臭くなるので、素人っぽさが逆に良い塩梅でリアリティを生む。
日記のように、自分が体験した事を誰かに伝えるように、文章を作らずありのままの文章で書いていくといい。

書こうとしてるのはホラーとはいえ物語なので、本来なら先にプロットを作れとかオチを考えとけとか全体の流れを作るのが先だとかって言うんですが、
こと体験談テイストで書く場合は、割りとイメージだけで出たとこ勝負でも割りと形になります。
「イジメられっ子が飛び降りたといわれる屋上へ行った」「恐怖体験をした(した気がした)」「必死で逃げ帰った、怖かった」
そんくらいの流れを書いただけでも体験談だと成立しますし、このくらいなら初心者でも出たとこ勝負で流れにまかせて割りとスッと書ける。

こういうワンエピソードを書けるという自信がついてきたら、物語のプロットを組む段階に入って、前述したようなエピソードを複数組み合わせた物語テイストの作品(小説)に取り掛かるのが良いかもしれんと思う。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ホラー小説に挑戦したいのですが…

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元記事:キャラクターが先?ストーリーが先?

最近、面白そうだと思って長編の小説を構想し始めた創作初心者ですがストーリーを考え進めるのが先か、キャラクターを考え進めるのが先かで困惑しています。
ストーリーを考えようとするとどうしても行き詰まり、キャラクターを考えようとすると無駄にたくさん増えてしまいます。
結果、現在構想中の小説はどちらも中途半端な感じで止まっています。
まず初心者なのに長編を書こうとしているのが間違いなのかもしれませんが、指導お願いします。

上記の回答(キャラクターが先?ストーリーが先?の返信)

投稿者 三文山而 : 0

>ストーリーを考えようとするとどうしても行き詰まり、キャラクターを考えようとすると無駄にたくさん増えてしまい

キャラクターの方はともかくストーリーが行き詰まるのはどうにかしたいですね。
もし「ストーリーを始めの方から考えていって途中で進む方向がわからなくなる」という悩みなのだとしたらですが、やりたい場面から考えてみるのはどうでしょうか。

特に話が一番盛り上がるクライマックスシーンや、あるいは締めくくりのラストシーンなどでどんな人物を出したいか、どんなことをさせたいか、どんな台詞を言わせたいか、そのためにはどんなキャラクターが必要か、どんな世界でなければいけないか……。

もしクライマックスが決まってないならとりあえずそこさえ決まれば「この人物にこれをやらせたい」という状況に向かう大筋が出来上がり、ラストシーンはそこから良い感じに締めるかオチをつけるかすればとりあえずの方向性がはっきりしますし、キャラクターも誰をメインにするか決めやすくなるのではないかと思われます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: キャラクターが先?ストーリーが先?

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