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パクトボーさんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:はじめて書いた「小説」の返信の返信の返信

二次に関して追記です。
ドラクエの時は主人公を原作に存在しない職業の侍にしてました。
これを青年になってから思い返した時、少年時代の私に「FFには侍いるからFFでやれよ……」という感情を抱いたりしました。

ドラクエの他に書いたのは遊戯王と東方、ガンダムで、遊戯王は身内から大不評を買って打ち切り、そこから先の二つは最後までやりきりました。
ガンダムは現状だとコロナの所為で新作映画がまた延期になりかねないので、そのフラストレーションをぶつけたくなったらまた何か書くかもしれません。

ちなみにユザネの由来になった作品は恐れ多いので触るつもりはありません。
オリジナルの方で気に入ったキャラのパロキャラを作るのはやりましたけどね。

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 0 投稿日時:

ドラクエって侍いないんですか!?(FF派
忍者とかくのいちとかなんか花札武器にしそうな職業とか…
ああ、でも王道ファンタジーに和風要素って喧嘩しちゃうのかもしれませんね。王道には王道の苦労があるのかも。

東方、入門に最適ですよねぇ。しかもあらすじでだいたい性癖がわかる。
だいたい役に立たない能力でスローライフでしたとも、ええ…ええ…でもハーレムには手は出しませんでしたよ!!(謎の弁明
カードものは難しいんでしょうね。単にぶっ壊れカード出しても興覚め、弱いカードでコンボしても見栄えがアレ…メディア展開の苦労がしのばれます。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:はじめて書いた「小説」の返信

パクトボー様

先日怒らせた後のレスになりますが、不快でなければ受け取りください。

①はじめて「小説」と呼べるものを書いたのはいつ? それは一次創作か、二次創作か?

私の場合中学生の頃に書いたドラクエの二次創作が最初ですね。
その頃は高校進学まで台本形式で書いていました。
クオリティは……台本形式という一文から察してください。

②はじめて「小説」と名乗れるものを誰かに公開したのはいつ?

高校進学してすぐ某二次創作系サイトに二次創作を掲載したのが初めてです。
そこでは案の定フルボッコにされました。心が折れてからしばらく、地の文を書く練習を2年くらい積んだ後にラ研様に初上陸したのが私のウェブ上での本格的な活動の始まりです。
そこからオリジナルを書けるようになりましたね。逆に二次は書きたいと思えるほど感動する作品と長らく出会っていないので、もう書いていません。

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 0 投稿日時:

ふたつの理由で不愉快ではありますが、後述の理由で気にはしないようにしてください。
①まず「いいよいいよ気にしてないから」としか返せないような文章を出だしにされても困ります。こういった場で「うるせぇ、めちゃくちゃ気にしてるから帰れ」なんて返答が帰ってくると思いますか?
②先日書き込ませていただいたスレと、ここは別の話題の場所です。そこに地続きで話題を持ち込まれても、その話をしたいわけではないので不快です。
それで気にしなくていい理由ですが、単純に「自分は別に被害者ではないから」に尽きます。某一番さんのときとは違って、割と無関係な話だと無責任に思ってますので。
先日のレスは、怒ってなどいません。そこを勘違いしないでいただきたいです。「有名漫画の有名悪役に自分を投影してるなんて自意識過剰だなぁ。普通に名乗って堂々とすればいいのに、コソコソして…」と呆れてただけです。
これ以上はこのスレの趣旨からズレるので語りません。これ以上自分に謝られたり、「不快でなければ」と続けられた場合、「許されたくて押し付けてきてるんだな」と判断して荒らしだと思わせていただきます。
以上、どうでもいいお話でした。気にしないように。

ドラクエ二次!王道ファンタジー、立派じゃあないですか。台本形式だって、由緒正しいやり方でしょう。かくいう自分もその方式で、二次を一時期やったりしてました。キャラの容姿描写とか、地の文とか省けて、意外と楽だったりするんですよね。
それでボコボコにされて二次から撤退…それはお辛かったでしょう。供給手が減ったという事実が無念でなりません。万年供給不足ジャンルはいつでも誰かの参入を待ち詫びております!なんつて、まあ気長に魂の一作と出会える日を待ちましょう。以下間違いなくどうでもいい自分語りなんですが、トリコよろしく「個人的名作フルコース」をメモ帳にときどき書いてみたりしますが、なかなか埋まる日は来そうにありません。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:はじめて書いた「小説」の返信

大掃除お疲れ様です!
私は服の処分をしてました。
今日は風が弱くて天気がいいので、庭いじりしたいと考えてます。

①はじめて「小説」と呼べるものを書いたのはいつ? それは一次創作か、二次創作か?

中学生のころで、一次でしたね。
いくつか書きかけたけど、完結したのは一作だけで、パソコンは当時一般家庭には普及してなかったので、ノートに手書きしてました。

②はじめて「小説」と名乗れるものを誰かに公開したのはいつ?

同じクラスの創作していた友達ですね。

手書きの作品は、引っ越しの際に全部処分して手元になかったですね。大人になってパソコンで書いた作品が残っていたくらいです。それを数年後になろうに載せたら、ほとんど読まれず評価がつかなかったので、「あっお察し」ってなりました(;^ω^)
なので、どうしたら今よりも上手くなるかなって調べ始めて、色々と発見が面白くて活動を続けている感じです。

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 1 投稿日時:

庭いじり、いいですねぇ。とっても有意義で素敵です。花とか植えたんでしょうか? そうでなくても、雑草抜いてるだけでも楽しいですよね。
残念ながら、自分の住む場所はGW中ずっと満足に外に出られる状態ではなかったりしました…トホホ。

大勢に出したら鳴かず飛ばず…それはなかなかキツイですね…でもバネにして続けられたようで、何よりだと思います。向上心を見習わねば、と思わされました。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:はじめて書いた「小説」の返信

>①はじめて「小説」と呼べるものを書いたのはいつ? それは一次創作か、二次創作か?
中二か一の時に書いた仮面ライダーの話だったと記憶しています。
結局即物的に出てきた怪人をやっつける以外の展開を出せず、結局6話位で飽きて進展しなくなりましたね。

>②はじめて「小説」と名乗れるものを誰かに公開したのはいつ?
高校時代に小説家になろうに投稿したものがありました。
当時流行っていた「クラスごと異世界に行く」内容を踏襲しつつなろうテンプレへのアンチテーゼをやったものの、結局ただそれだけの中身の無いモノになり、PVがまるで伸びなかったのもあって飽きて更新を止めてしまいました。
最終的には現在使っているアカウントを作る時に昔のアカウントごと消してしまいましたね。

どちらも共通してオチの見通しもないまま、かといってライブ感で突っ走る事も出来なかったと総括しています。
今度は綿密に練ろうとし過ぎてまるで筆が進まないという逆のベクトルの問題を抱えてしまいましたが…

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 0 投稿日時:

ライダー二次、難しいですよね…一時期やってたことあるんですが、見た目を説明するのがまず難しかった記憶があります。映像がある強みを思い知らされたものです。

クラスごと異世界転移ってのが流行ってた時期があったんですねぇ。流行に疎い自分を恥じるばかりです。

見切り発車で詰まってしまった経験からの現在のスタイルですね。お辛そうですね…簡単な言葉しかかけられませんが、頑張ってくださいね。応援させてもらいます。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:はじめて書いた「小説」の返信

はじめて書いたのは中学の頃だな。一次創作。
実はそれまで小説どころかまともに漫画さえ読んだことなかった。そんなんだから、あのとき書いたのは結局完成してないな。そうすっと小説と呼んでいいのかどうか微妙だが。

はじめて公開したのは高校生の頃だな。というのもその頃やっとネットが普及してきた頃で、ツイッターなんかももちろん無いしブログってものも無かった。自分のホームページを作るってのがちょっと流行った時期で、公開するものが無いから公開したという、まあ当時のあるあるだけど、「誰かに小説を読んで欲しい」という動機ではないのよね。
身近な友人は、そういや友人に見せた時期のほうが遅かったな。
ホームページで知って「読んだよ」と言われる、という感じだった。

ホームページを介さず友人に直で原稿読んでもらったのは大学行ってからだったかな。
その頃ようやく創作仲間に出会えたんで、思えばその頃が一番活発だったなぁ。
ゲーム作ったりシェアワールド作ったり、リレーしたり思いつきの企画をやったり。二次創作をはじめて作ったのもその頃か。
そのときの友人とは時々連絡取ってるけど、みんな創作辞めちゃったからな……。

上記の回答(はじめて書いた「小説」の返信の返信)

スレ主 パクトボー : 1 投稿日時:

いきなり一次からはじめられたんですね! しかも殆ど読まないところから…一体どういった動機で筆を取ったのか、気になるところです。

ツイッターもブログもないっていうと、同盟リンクとかで頑張って辿ってたあの頃ですかね…自分の黒歴史的ホームページビルダー製サイト、まだ残ってるのかな…なんかの拍子に消えててくれてると助かるんだけどな…

他の方のお話を見ても思うんですが、創作のはじまりに仲間がいると、ひょっとしてとっかかりから続きやすかったりするんでしょうか。得難い縁を得たな、と思いました。自分も久々に友人に連絡とってみようと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: はじめて書いた「小説」

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元記事:創作してぶつかる悩み

こんにちは、初めて相談いたします。
私は先日、創作小説を通信販売しました。初めての本だからなのか、人の評価が気になって仕方ないです。名前も知られていないので当然ですが、作品への評価がないことから、いまでは他の方へ妬みすら抱いてしまうようになりました。
マイナス点であれ言ってくれるのなら知りたいと思います。けど、なんの反応もない状況に、少しずつSNSからも離れるようになりました。
「自分が書きたいんだから書く」を心に持ち続けるには、どのような考えでいればいいのでしょうか。(二次創作はwebに上げております。それに関しては評価がなくても気にはなりません。自分が読みたい話を書きたい。としっかり思えています。なぜ二次と同じように一次ができないのか…)
それでも気になるとSNSを覗いてしまう日もあります。負のループとでも言うのでしょうか。気持ちを切らさず、いま書いている作品だけでも完成させたいです。
もうひとつ質問があります。
状況するには、小説を読んで学ぶことがよいとは思うのですが、無意識に真似てしまわないか不安です。友人は、先生方の作品は真似するとかいう次元にない。と言ってました。けど絵でも、目の描き方や画風が似ていると言われているのを見ました。小説の場合は、それが表現方法や言い回しに当たると思います。語尾や表現は単調にならないよう気をつけて書いています。何度も考え直していくうちに、頭の隅にあるそれらを取り入れてしまうのではないかと思うと怖いです。なので小説はほとんど読んでいません。
これらがあって、自分の力不足から、上で述べたように評価がもらえないことに繋がっていくんだろうなと感じてはいます。
きっと私が悩んでいることは、創作している人がぶつかる壁だと思いますが、みなさんはこれらをどうやって乗り越えていったのでしょうか。

上記の回答(創作してぶつかる悩みの返信)

投稿者 t : 1

こんにちは。
売れない商品を売ってくるのが営業の仕事……という冗談はさておき。
創作小説を通信販売についてはよく分かりません。単純に知名度がないだけかもしれませんし、まずは知ってもらって、気付いてもらうところから始めないといけないのが、苦しいところですね。

「自分が書きたいんだから書く」の心は持ってないです、昔はありましたけど。
シンプルに自分は将来何部売りたいかですね。
できないという言い訳は聞き飽きました、迷ったら周りの意見よりも、自分の直感を信じて必要なことを必要な量やるだけです。
現実は苦しいですよ、続ける理由なんてまるでないくらいひどいもんです。でも、できると信じて、そのために必要なことを独学でやり続ける。
今この瞬間にいるのは、すべては自分が決めて選んだことです。

例えば。
好きなこと、得意なこと、お金になることの3つの円が重なる範囲が大きいほど、成功する確率も高くなります。
もし書くのが好きな人だったら振り返らずに書き続ければいいです、でも書いているだけでは絶対に手の届かない領域があります、そこを新人賞の評価シートを、通信教育のように使っていくと成長速度に雲泥の差がつきます。
プロットを書くのが好きなら本文を書かずにプロットをたくさん作ればいいです、何をどう考えようが思考は文字で繋がっているので、プロットが上手くなれば文章力も自然と向上していきます。他にもいろいろな上達方法があります。
ここで必要なことは、
自分は何をしている時が没頭できて、時間が消えたような感覚で夢中になれるか。
それには自分自身について知っていないといけません。
ただ毎日書いて、今日は楽しかった、つまらなかった、では足りないということです。
周りと自分が違っていてもそこに優劣はありません。
君にはできないと言われることもあるでしょう、それは彼ら(周り)の選択です、一生言わせておけばいい。
自分の行きたい目的地に、自分のペースで進めばいいのです。

小説を読んで学ぶ、あなたが考えている通りのことが起きます。
家を作るにはまず基礎が必要です。
プロットを書くにしても何作か完結させてないと、そもそもイメージとして掴めません。私は1冊の本を読みこんで、プロの文章を真似することを推奨しています。当然、文章は似てしまいます。
一度細胞に取り込んだプロの文章を忘れて、自分の文章として書けるようになるには、たくさんの時間と経験が必要です。それには、まったく書けなくなったという出来事も、何回も乗り越えていくことになります。
普通の人はそこまで求めていませんし、やらないでしょう。
だから趣味としてやっていくならプロの文章の真似ができていれば、文章が相当上手いねと褒められますし気持ちよくなれる、現実はそれで十分なのです。
本を読んで、文章やストーリーのパターンを真似するのが簡単ですが、それがプロで通用するかは別ですが、これはあえて言う必要がないことに分類されます。

小説は読みたくないなら読まなくてもいいと思います。
私はずっとこう思っていますよ、面白い小説に求められる文章が書けるのなら本を読まなくてもいい。でも現実問題としてここは難しいところ、最初のきっかけがないと文章について考えることができませんから。
プロの文章を読むのが苦手なら、アマの文章を読んで考えればいいのでは? 
もちろん、あくまでも自分のペース楽しむこと、ですかね。
楽しくないと長く続きませんから。
好きなこと得意なことが分かれば、自分が夢中になって楽しみながら、努力せずにどんどん上達できる方法が分かってきます。
それを続けていけば自信は自然とついてくると思います。

何かのお役に立てば幸いです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 創作してぶつかる悩み

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投稿日時:

元記事:幻想とリアルの両立をする方法

なんか愚痴みたいな投稿ですが、でも誰かしらから意見が欲しくて、そういう理由で「その他」カテゴリに投稿しました。ご了承下さい。

内容は表題にもある通り、所謂絵本みたいな幻想的な感じと、SFみたいな緻密な設定がある感じとを両立できたらいいなって感じです(とはいえ、自分が目指しているのは「魔力」といえば即ちMPのことを指し、「〜魔法」と造語を作れば即座に「ああ、MPを支払えば〜できるのね」みたいなことを読者が想定してくれるような、あのアニメとかソシャゲでよく見るやつなんですが)。

予防線なんですが、自分はそもそもハイファンタジーについてそんなに詳しくありませんし、所謂「なろう系」も「このすば」やリゼロみたいなアニメ、小説ではノゲノラ、あとは「虫かぶり姫」の漫画版をちょっと読んだくらいです。まあ書く人は読む人の100倍居るとか聞きますから、自分みたいな人がいてもいいんじゃないかなって感じで書いてる訳ですね。

で、取り敢えず2つ作品を並べて、設置が練られている⇔練られていないという一つの軸を考えたいと思います。

練られている物…精霊の守り人
(以下、守り人。ゲームオブスローンズとかの方がいいのかもしれませんが、これしか知らないので。)

練られていないもの…ご注文はうさぎですか?(以下、ごちうさ )

前者にはテーマや伏線があり、それらを説明するために(または、リアリティをだすために)設定が配置されている。例えば「ニュンガ・ロ・イム」と「ニュンガ・ロ・チャガ」というネーミングはともに「精霊」に関わる存在に与えられていて、まるでそんな言語がどこかにあるかのようです。筆者がオーストラリアで参与観察をした経験があるので、そうした他の言語の影響(オーストラリアのパマ・ニュンガン語のニュンガとは「人」という意味だそうです)があるのでしょう。
後者にはそうしたテーマはなく、ただただ可愛い街で可愛い女の子が可愛いことをするだけの内容です。「ハウルの動く城」のモデルにもなったというコルマールのような外観の(ただしハンガリーのようなチェスのできる風呂場がある)街に、日本語を話す日本文化の少女達が暮らし、その辺には野良ウサギが闊歩している。もしかすると今後その世界の根幹に関わるような出来事とかが起こるかもしれませんが、少なくとも序盤を読むだけではそれは分かりません。

守り人はファンタジー世界の謎を登場人物や読者が読み解いていくことでストーリーが進みます。したがって設定は複雑にならざるを得ず、五行思想や類感魔術といった比較的よくある設定も顔を出します。
ごちうさにそうした制約はありません。最低限お話が面白ければ、唐突に野良ウサギが出てきても許容されます。これは謎がなくてもストーリーが進むからで、単に街を探検したいだとか、キャラの別の側面を見たいとかいう欲求があるからです。

ここまで考えて思ったことは、守り人はなにも「リアリティ」のために設定を用意している訳ではないのだな、ということです。

ごちうさを読むとき、その世界が虚構であることは誰もが知っています。日本にコルマールのような街並みはないし、ウサギは檻で飼われるものです。しかし、作者にとってそれは現実なのかもしれません。読者にとっても、読んでいる途中においてそれは現実かもしれません。どこかに必ずある風景なのかもしれません。だからこそ読んでいても特に苦にならないのでしょう。キャラが「リアル」だったとしても、その服装、環境は、少なくともそのように思えます。

それは守り人を読むときも同じです。一見するとファンタジー世界にそうした現実の論理を持ち込み、「リアリティを持たせる」ことは、逆にこうした「作者/読者が紙という質料を超えて想像する風景」に「現実」を混ぜ、「嘘」にしてしまう可能性を孕んでいると思います。でもそうならないのは、設定が「個人の趣味」として、あるいは「ストーリーを進める機能」としてのみ存在し、必ずしも「リアリティを持たせるため」に存在するとは限らないからではないでしょうか。占星術と呪術の関係を紐解くのは、少女達が街を探検するのと同じようなものだと思います(ファンの方がいたら御免なさい…)。

おそらく、ファンタジー的なテーマも突き詰めれば「リアリティ」に近似できる部分もあるのだと思います。しかしそれでも読んでいて精霊の存在が神秘的なままであるのは、それがSFのように「嘘を現実のように見せる」ためだけではなく、それ以外の要素の方が強いからではないでしょうか。

具体的にどんなものがそれに当てはまるのかは分かりませんが、今のところそのように思います。

上記の回答(幻想とリアルの両立をする方法の返信)

投稿者 ふ じ た に : 0

「幻想とリアルの両立をする方法」についてですが、
現実的にはない(ありえない)世界観、説得させるのが難しい内容は、冒頭で描くと「この作品はこの設定を前提に話が進みます」って読み手は理解して読み進めてくれると思いますよ。

カテゴリー : その他 スレッド: 幻想とリアルの両立をする方法

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投稿日時:

元記事:情景描写の量について

どうもこんにちは。本サイトには毎度お世話になっておりますマリン・Oです。
今回は情景描写について聞かせてください。
私の拙作は情景描写が少ないというご指摘をよくいただきました。それで改善のために練習をしようと思うのですが、どれくらいの量を入れるべきなのかが良くわかりません。
場面変更の度に原稿用紙一枚丸ごと以上を費やして風景描写をしなければいけないのか。それとも今の原稿に少量ずつ描写を継ぎ足すだけで大幅に改善されるのか。
個人的に前者は地の文のバランスが崩れそうなのであまりやりたくないです。
後者が正しい場合はどのような描写を継ぎ足さなければいけないのか。
個人的には風景描写と容姿描写が足りないと思っているのですが、他にも足りないものがあるなら教えて下さい。
本サイトの第4研究室でも、情景描写に関する書き込みは少ないので、どうかお願いします。

拙作のURLですhttps://ranove.sakura.ne.jp/1story_system/public_story/02913.shtml

上記の回答(情景描写の量についての返信)

投稿者 サタン : 5 人気回答!

描写は表現なので、説明が難しいものです。
イラストで考えてみましょう。
「鬱蒼とした森の中」という絵をイメージしてみてください。
たぶん、木の幹も苔むして一面が緑に囲まれた森で、奥へ行くに従って暗くなるような風景をイメージしたでしょう。
良い風景画かもしれませんが、これは木々を描いてるから森ってことが説明されてるだけで、奥へ行くに従って暗くなるので鬱蒼としてることを絵で説明してるだけ。
では、その森のイメージに「不確かな人のようなモヤ」を描き足したら、どうでしょうか。
一気にホラーで不安な感じになります。
では、逆に「美しく神々しい天使のような存在」を描き足したら、どうでしょうか。
一気に神秘的な感じになります。
極端に言えば、この「雰囲気を付け足す」ことが描写です。

うーん。断言しちゃったけどちょっと違うか。言葉や文字で書くものじゃないよ、って話をしたかったのですが。まあいいか。

文字で説明するのではなく、物語や場面で説明するのが描写(説明するっていうか、誘導するって言ったほうが正しいと思うけども)。
文字での説明は、イラストで言えば「絵で説明してる」という状態。どれだけ文字を飾って美文を付け足しても、それは「文章表現」なだけで、小説の描写というには一歩遠い。
ーーというのも。
「文章で」というのは、なにも小説じゃなくても出来るんだよね。エッセイでもブログでも文章を飾って風景を書いてくことは出来るでしょ。
でも、「物語で・場面で」というのは物語が存在する媒介でなければ出来ないんだよね。

例えば。
学園モノで、主人公が毎朝徒歩で学校へ通学してる、というシーンを考えた場合。
絵でわかるアニメや漫画を思い浮かべてみてください。
周囲に同じ制服を着た生徒が画面一杯に映ってたりしませんか? でもコレ、普通に考えるとおかしいんですよね。
全生徒が同じ通学路を通るわけでもないし、あと10mで学校って距離でもなければ漫画みたく大量に生徒が同時に歩いてるわけないんですよ。
少なくとも私が高校の頃は、学校が視界に入るほど近づかないと見回しても数名いるかなという感じでした。
駅から来る生徒もいるし、反対方向からバスで来る生徒もいるし、徒歩や自転車で別ルートから来る生徒もいる。
でも、このシーンは「通学路であるという事の描写」のためには最適な場面と言えるでしょう。
同じ制服の生徒が大量にいれば説明不要で「通学路」ってことがわかりますよね。
これが「場面で」という事で、「描写できる場面を作る」ことで風景は描写していきます。

なぜイチから持論とも言えない話をしてるのかと言うと。
文章で説明してる以上「描写を継ぎ足せば」という話ではないためです。
「場面そのもの」を「描写できるように変更する」という必要が出てきます。
描写というのは表現です。
文章で書くのは説明。それを表現してこそ描写。
故に、すごーく軽く言えば「それっぽい場面を書けば良いんだよ」という事ですね。
難しそうに言えば「それを表現できる場面・展開を作らなきゃならない」という事です。

手軽に「継ぎ足す」ことが出来る範囲で言うと、小物を扱う事でしょう。
例えば「通学途中にコンビニに寄った」と簡単に済ませるよりも、「友人に部活用のスポーツバッグを預けてコンビニへ入った」とすれば、「バッグ」が見えてきます。
自分の荷物と友人の荷物を持たされ待ちぼうけしてるキャラの姿も見えてきます。
待ちぼうけしてるキャラは不満そうな顔をしてる事でしょう。
そんな生徒がコンビニの外でケータイでもいじって友人を待ってる姿というのはなんとなく想像できてきませんか。
コンビニの外観は書いてないけど、セブンでもファミマでも、適当にイメージしませんでしたか。
これは「友人の荷物を預かって不満そうに待ちぼうけを食ってる姿」があるので、それに合う情景を読者が自由にイメージしてるためです。
「荷物を預かって待ちぼうけ」というシチュエーション(場面)が背景をも描写してるわけですね。
……まあ、ここまで書いておいて、そんなイメージできませんでしたよと言われたら何も返せないんだけども。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写の量について

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