小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

パクトボーさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:ファンタジー衣装を考えたいのですが、どんな本を読めばいいでしょうか。

異世界に出てくるキャラクターのデザインをしたいです。個人的に用件としては以下の4つがあります。

1. なるべくキャッチーでスタイリッシュに
 ツイステとかきららファンタジアとか、その辺の衣装ぐらいには分かりやすく、かっこよくしたいです。

2. 少なくともその章のうちでは登場人物全体で最低限の一貫性がある
 一人だけ衣装が浮くようなことが無いようにしたいです。

3. 既存の文化に似すぎない
 現代的/西洋的/日本的/中国的/中東的/アメリカといった文化からそのまま捻らずに借りてきたようなのは避けたいです。

4. なるべくその場で調達できる資源で作りたい
 想定している文明レベルは、近代的自我がもたらされる以前の地球上のあらゆる場所での発明品を使うことのできる世界であり、場所はまだ決めてはいませんが、日本かイギリスのような気候になると予想しています。できることならこの範囲で可能な限りの衣装を考えたく、魔法やスキルといった超自然的要因に頼るのは本当に最後の最後にしたいです。

この問題を解決するには1.と2.に関しては衣装デザインの知識が必要であり、3.がある種文化類型論のようなものの知識, 4.が地理と服飾史の知識が必要かと思います。特に重視したいのが1.および2.であり、ついで3, 4と続きます。

小説を書く上で外見のイメージは無駄だと思われるかもしれませんが、個人的に前キャラクター態とでも言いますか、それを深めるにしろ裏切るにしろ何かしら視覚的なイメージが欲しいと思った次第です(勿論、それを小説の挿絵として使うかどうかはまた別の議論が必要とは思いますが、少なくとも書く際の参考にしたいです)。

これらの条件を満たすキャラクターデザインを可能とするために、どのような資料を読めばいいでしょうか。教えてください。

上記の回答(ファンタジー衣装を考えたいのですが、どんな本を読めばいいでしょうか。の返信)

投稿者 パクトボー : 0 投稿日時:

仮に架空の衣装デザインを考えたとして、小説である以上は言葉に変換しなければなりません。
そこから更に、挿し絵無しで読者百人が同じ服装を想像できるようにするのは非常に難しいので、「不思議な服装」とだけ書いて詳細は挿し絵に丸投げするのが一番無難だと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ファンタジー衣装を考えたいのですが、どんな本を読めばいいでしょうか。

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元記事:バブ味

一番バブ味を感じる母親、と息子の主人公の設定を一緒に考えて欲しい
今主人公が朝起きる時
すぐ起きるタイプかぐずるタイプか
もしくは母親が起こしに来ないタイプか
そこで迷っている
ほとんどまだ書いてない

上記の回答(バブ味の返信)

投稿者 パクトボー : 0 投稿日時:

子供のワガママってのは、目的達成の最短ルートがそれしかないってのも事実なんですが、反抗期なんかだと特に顕著に「信頼関係の耐久試験」みたいな側面もあったりします。要は自分の保護にどこまで責任持って貰えるのかって確かめてるわけですね。
そう考えると、その三択ならぐずる主人公が一番じゃあないですかね?駄目でぐうたらでも見捨てないでいてくれるってのが大事なハズのジャンルです(多分)。
その後朝起こすか起こさないかで言えば、「起きれない理由を聞いてから仕方ないと寝かせてくれる」がジャンル的に最適な母親だと思います。主人公が朝起きれるならマザコン設定の範疇で済みますし、起こしに来ないのは放任主義、親の存在感を薄くしたい場合とかに選ぶ手段でしょうか。
あまり詳しくないジャンルなので見当違いかもしれませんが、参考になれば幸いです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: バブ味

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元記事:ハーレムもので「衆道」の導入はアリか

ハーレムものをそれまで半ば食わず嫌いしていたのですが、少々気が変わって執筆・制作に挑戦してみたいと思っております。

この話の特色として考えていた要素として、一つはハーレムメンバーをメタ的には使い捨てにする(一部を除き後半にかけてフェードアウトさせるという意味)という前提でとんでもない数にしている事、そしてもう一つは主人公は男(同性)にも何人か手を出す予定だという事です。
ストーリー上は所謂「男の娘」の加入から初めて、後半にかけて筋肉質な人物とも…と段階的に慣らしていこうという心づもりです。

動機としては、神の生まれ変わりたる主人公の超然とした在り方を表現したいみたいな意図があります。
範馬勇次郎が最近「毛深いオッさん…どころか全人類が性対象たりうる」という設定が出てきた事にヒントを得ており、自分自身「女しか興味ないのはなんか凡人臭い」と思ったからです。

後はまあ…「ウケ狙い」という側面は否めないかもしれません、衆道の導入しかりなのですが、この話の主人公は「(神側の人格が出た時のみとはいえ)人前でフルチンになっても平気、どろこか自分から脱ぐ」等読者の自己投影を無視して濃ゆい味付けをしすぎたきらいはあります。
ゼウスやスサノオのような「良くも悪くも癖の強い神様」というイメージだったのもありますが、正直やり過ぎかなという懸念もあります。

一応、サンプルとしていろいろ読んだ上で考えた事ではあるのですが、またズレた事をしていないかという懸念はあります。
「ハーレムもの」としては如何なものなのでしょうか。

上記の回答(ハーレムもので「衆道」の導入はアリかの返信)

投稿者 パクトボー : 1 投稿日時:

間違いなく「ハーレムもの」としてタグ付けるのは止めたほうがいいです。
今後、バッキーさんの書く作品が「でもこの前ジャンル詐欺した作者だからなぁ」と読まれなくなってしまう可能性があります。
「男の娘」ですら事前に予告しておかないとブラウザバックされかねないので、マッチョとまで普通に恋愛し出すと、読者は「ハーレム読みたいのに違うのはじまった。飽きたから読むの止めよう」となります。
「この作品はハーレムものです」とは書かないほうが良いでしょう。最低限BLタグを付けハーレムタグを外すくらいの検索避けはすべきです。アレルギーの人物にアレルギー食品を騙して食べさせるようなものですから。

一方で、男の信頼も集める、みたいなものは昔の作品から昨今のスマホゲームまでもよく見られる展開で、それ自体に問題はないと思いました。
なんだかんだで読者も、恋愛ばかりじゃなく友情も読みたいと思うのではないかと思います。
将来的に一般の同性愛への意識が変わっていくことで、バッキーさんのその作品が「ハーレムもの」として普通に受け入れられる世の中になる可能性もありますが、今はまだ「人を選ぶ時代」で時期尚早かもしれませんね。

で、ここからものすごく個人的な自分語りなんですが。
私としては、男性の恋愛感情ってやつにどうしても気持ち悪さを感じてしまって、いわゆる百合ものしか受け付けない体質なので、なんだかんだ性別関係ないハーレムものってのが流行る世の中にはなってほしいとはちょっと思ったりします。
ライトノベルを手に取って、表紙が男性だとそっと戻す、みたいなレベルの異常性癖なので、ハーレムの楽しさってのがよくわからなかったりします。
どうなんでしょう、ハーレムものってどういうところが楽しいジャンルなんでしょうか?ここがハーレムの良さ、みたいな、そういう売りなポイントがあったら、出来れば教えてほしいです。すごく個人的な興味なうえにスレッドを使って別の質問をしては申し訳ないんで、これは別にスルーしていただいても構わないです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ハーレムもので「衆道」の導入はアリか

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元記事:ラブコメで好きな展開を教えて下さい。

 こんにちは。大野です。
 先に書いて置くと、このスレは駄弁りスレです。

 燃え尽き症候群&リアルでのストレスが積み重なって、絶賛文章が書けない状態にあるスレ主が、『ああ、そういうの良いよねー』って話をしたいがために立てたスレなので、かなり気を抜いて書いてもらって大丈夫です。
 ちなみに、俺は基本『書けないときは書けないし、気分転換したり人の話聞いたりしてたらそのうち書けるでしょ』っていうかなりお気楽なバカなので、そこら辺の事については気を使わないでもらって結構です。(え、既にメンドクサイくらい絡んでるじゃん、って? ゴメンナサイ)

 さて本題。ラブコメにも、ギャグやらファンタジーやら、百合やら薔薇やら、メンヘラやらツンデレやら、両方思いやら鈍感難聴やら、ハーレムやら純愛やら、まあ色々ある訳ですが。
 どういうラブコメが好きですか?
 或いはシチュでも良いですけど。

 ちなみに、気負わないでと最初に書いて置いてなんですが。スレ主は次はラブコメを書こうと思っており、そのための需要チェックもなくはないので、『一般から離れすぎている』自覚がある方は念の為言ってもらえると幸いです。

上記の回答(ラブコメで好きな展開を教えて下さい返信)

投稿者 パクトボー : 1 投稿日時:

そもそもラブコメをあんまり読まないタイプです。
読む場合でも、ラブがコメコメしてるとこ、というより奇人変人が謎の価値観でトラブってるとこ、みたいな認識で読んでます。
なんか男性に対する自分の価値観がかなり邪悪な自覚があって、男の恋心が直視できないと言うか、愛してるんなら黙って尽くせ、みたいな…見返り求めず身を粉にしろ、的な…。古い発想ですよね。
そんな感じなので、最近はめっきり女性同士ものしか読んでなかったりします。それもやっぱり愛が行動基準だとなんか納得いかなくて途中で読むの辞めてしまう。難儀な奴なので、ラブコメに対して特に何も語れることはなくて申し訳ないです。

フルメタとか、ミリタリーギャグばっかり注目して読んでて、三角関係やってた時期より吹っ切れて以降のが好きなんですよね。
結局うじっと悩むよりとっとと告白せんかい、んで馬車馬の如く一生仕えんかい、っていう堪え性のなさがラブコメに向いてないのかもしれません。
漫才芸人が壇上で愛だの恋だの言い始めると、茶化していいのかどうなのか判断に困る、みたいな…?
だって恋愛なんて、結局性欲と金銭負担の妥協点になる人間を見つける作業ですよ! なんかキラキラほんわかした感じにカモフラージュされてもうるせぇつべこべ言わず抱けーっ!てなるんです!我慢弱い奴です。ごめんなさい。

あ、でも恋愛感情通り越して崇拝や忠誠に至ってるのは好きです。一生安泰だと思えるので。変な話なんですけど、離婚や浮気の可能性を根本的に「出発点が異常だから大丈夫」で解決してくれるので安心して読めます。あと死別。死んだら心のなかで永遠に別れようが無いので。死別は確実にラブコメじゃあないんですけど…。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラブコメで好きな展開を教えて下さい。

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元記事:創作論の話 実はざまあは短編向きなのでは説

どうも皆様こんにちは。いつもお世話になっております。
今回は私にしては珍しく創作論の話です。

よくなろうテンプレを嫌悪している人達がいわゆる「ざまあ」に対しても文句を言っている現場を何度も見てきました。
(普段はお前もそいつら側だろってツッコミはナシでお願いします)
ざまあ系の話はいわゆる復讐の亜種だと思っているのですが、主人公が復讐鬼となる基本的に短編の方が多いと思うのですよね。

商業作品に限らず昔話や神話にも、復讐を取り扱った作品は多くあるから、最近は「長編に引き延ばさないで短編でやった方がいいジャンルなのでは」と思うようになりました。
それなのにわざわざ長編でやる方が後を絶えないのはなぜなのでしょう?
ちなみに私は現在「転生チートよりは好感を持てるから、一回短編で真面目に書いてみようかな」と思っているところです。

上記の回答(創作論の話 実はざまあは短編向きなのでは説の返信)

投稿者 パクトボー : 0 投稿日時:

多分、目についた作品が長期化しているだけでしょう。

結局のところ「復讐」という題材は、主人公をある程度正義側・あるいは読者視点側に持っていきやすいんですよね。
これは現実世界でのうっぷんをうんぬんみたいな理由ばかりでなく、どんな悪いことしてる不良でも一回猫助けちゃえば「実はいい人」になってしまうわけで。人間、正しいことをしてる人は応援したくなるもんなんですよ。

そうやって人気出た人をあっさり短編で終わりにするより、復讐を助走扱いにしてもっといろいろな面を見せてくほうが、書く側は読んでもらえてハッピー・読む側は活躍がまだまだ楽しめてラッキー、なんですね。
言うて自分も好きですけどね、復讐終えてどこかへ去っていくダークな主人公も。でもまぁ、主人公の描写に成功してればその場合でも大抵は「これからこいつには幸せになってほしいな」って感想が大半でしょう。その幸せシーンを作者自ら提供されたら嬉しいね、じゃあ与えますよ。の結果が長編となるんでしょうね。

逆に言えば人気出ないまま終わった復讐は果たされないか、あるいはさっさと達成して終了して次作へ移行、といったところでしょうか。
これがまた絶妙にやりやすくって、こういう「序盤で一区切りできるポイント」って、見切るか続けるかの判断がしやすいんですよね。手ごたえなければ綺麗に完結にできちゃう。
少年漫画で、「序盤で終わる予定もあった」みたいな話、よく聞くじゃあないですか。

あと、長編でいつまでも復讐が果たされないと単純にフラストレーションというか、人間関係に与える影響がデカすぎて引っ張れないんですね。
無謀なことしようとしてる主人公の周囲に延々イエスマンが集うって絵面が最悪じゃあないですか。それで主人公陣営強くなり過ぎたら間引きして復讐果たせない状態に調整しなきゃいけない。
逆に主人公を止める人間が身内にいるとそれはそれで「いつまで味方面しとんねん。対策なり排除なり妥協点のすり合わせなりせんのかい」ってなりかねないです。
じゃあ願望達成まで一切復讐の話しないなら、お前それ「今年一年の抱負」レベルの復讐心とちゃうんか、みたいになる。

読みやすさ・続けやすさに対してたゆまぬ進化を続けた結果が、現時点では「序盤で復讐終わらせる」って形なんでしょうね。
それでも、「引き延ばすよりスパっとやったほうがよくない?」はいい着眼点なんじゃあないでしょうか。自分の感性に従って、一回書いてみたら、理由もわかるかもしれませんね。何事もトライ・アンド・エラーです。あなたはトライを恐れない人ですから、頑張ってください。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 創作論の話 実はざまあは短編向きなのでは説

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元記事:長編の書き方を教えてください。

 どうも、壱番合戦 仁です。

 サタンさんのアドバイスに沿って、一度ものすごくシンプルなお話を書いてみました。それは、ぐちゃぐちゃになったお話の原作の原作とでも呼ぶべき、一番初歩的なお話です。習作となる予定だったのでこれでいいのだと思いました。

 今回、ご相談したいことは、第一に「どうやったら、きちんとお話を背骨が通ったものにできるのか?」。第二に「どうすれば、感情表現を豊かにできるのか?あるいはボキャブラリーを増やせるのか?」です。

 以前お話したしぐれんさんにも言われたことなのですが、僕は局所局所での演出がうまいらしいのです。ですが、全体を通しての作品作りができていないとも言われました。それは僕も痛感するところで、場面ごとの展開に目を奪われすぎて大局観が無いということは以前から自覚していました。
 作品を一貫して貫くテーマを掲げることで、エンディングを派手に演出しなくても、物語を通して伝えてきたメッセージの集積が結実することで、感動的な結末にできるという手法は、かねてから多くの作品で読み取ってきました。
 例えば、東野圭吾/作「秘密」の海浜公園でのワンシーン。あれが演技だった事を知って、自らの肉体の代わりに娘の魂と引き換えに体を得た彼女が、自ら選んだ結末だったのだ、と気づいたときには、一本取られた気分になりました。
 内容はともかくとして、ああいう仕組みの作品を書いてみたいです。
 
 また、全体を見通す目がなっていないので、一人ではプロットが書けません。代わりにアイディアはポンポン浮かんでくるので、書きながら先をある程度見通して切り抜けています。なので、割とカッチリとプロットを組んでも、あとでグダグダになりやすいです。

 さらには、感情表現がワンパターンになりつつあることにも気が付きました。手塚治虫先生と比べるのはおこがましいですが、彼方の感情表現がパターンが少なくても問題ないのと同じように、記述の内容とシチュエーション、あるいは発言者の口調や性格を変えることで飽きさせないようにはしています。(手塚先生が晩年提唱した、漫画記号論を真似しています)

 ただ、それでいいのかといわれると疑問です。文学とライトノベル、どちらにも言えることがあります。僕の一意見でしかありませんが、感情表現や情景描写、大道具小道具の描き方は、なるべく豊かであった方がいいと思うのです。(パターンが多くないと、漫画記号論のシステムが成り立ちませんし、応用云々以前の問題です)

 ただ、僕は感情の機微に疎いので、どうしても表現に限界が出てきます。普段から自分の感情表現は単純極まりないな、と振り返ることがしばしばあります。
 というか、単純というよりは直情的なのです。
 言葉ではレトリックマシマシの文学的なセリフを吐いてカッコつけても、その感情表現のいちいちが単純になってしまっています。組み合わせのパターンもそれほどレパートリーが無いので、困っています。

 昔の友人から贈られた小説の書き方を記した本に、『文学少女シリーズ』の一節が例題として挙げられていました。
 天野ちゃんだったかな?あの子が、告白したい気持ちを抑えきれずに心葉くんの手を噛んで、こてんと眠ってしまうシーンがありました。

 『こ、これは……、すごいな』と思いながらも、真似できないとも思いました。同時に、医学的にあり得るのかが気になってしまって、書こうと思ってもかけないだろうなとも思いました。しかし、やはり僕には理解しにくい表現法でした。

 これとは少し毛色が違いますが、キングダムハーツの名言などを通し読みしてみると、どれもこれも珠玉の名シーンぞろいで、見習いたいけど見習えない歯がゆい思いをしています。「うらやましいよ、ソラ。俺の夏休み終わっちゃった」なんて、一度は見習いたいです。僕が同じシーンを書くとしたら、ロクサスが喚き散らしてかなり見苦しくなります。そんなの、僕だって願い下げです。

 特に最近衝撃的だったのは、あの『リゼロ』の作者が、WEB版原作で、キングダムハーツⅡをオマージュしたことでした。あの引用はさすがに今思い出すだけでも鳥肌が立ちます。おなじ引用でも、素人とプロではここまで差が出るのか、と頭が下がる思いです。

 しぐれんさんから、「読み込みが足りていない」と言われたこともあって、この通り相当読み込んできたつもりです。それでも得られたものはありました。ただ、それを自分のモノにできていないのです。

 色々ととっ散らかってしまいましたが、諸々の問題に困っています。

 皆さんの知恵を貸していただけませんか?どうかよろしくお願い申し上げます。

上記の回答(長編の書き方を教えてください。の返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答!

>シンプルなお話を書いてみました。
シンプルな話を書けと言ったのは、貴方が何を書きたいのか明確にしましょうという意味合いが強いです。
要するに、いろいろな設定が物語を複雑にしていて思いついたネタをぶっこんでるのでごちゃごちゃになって整理がついていない。そのため「シンプルにしましょう」ということです。
ソレが出来たのであれば、「あなたの書きたいものが書けた」という事になります。
ただ、シンプルにしているため、深みが出るような描写もワクワクするような演出も引き込まれるような展開もないので、書いた本人がソレを良いものと思えていない、というだけ。
そんなら話は簡単で、今回書いたものに、深みが出るような描写やワクワクするような演出や引き込まれる展開を加えていけばいい。

でも、話は簡単だと書いたものの、そう簡単ではなくて、
残念ながら「元が面白くないもの」にいくら描写や演出や展開を加えたところで小手先で誤魔化してるにすぎず、全体的な評価はあまり上がりません。
最低限、その「シンプルな話」がエンターテイメントとして成立してるお話になっているかどうか、楽しめないのであればどうすれば良くなるか考えてみましょう。
これは物語作りの基礎的な話で、ポイントさえ押さえていればシンプルなままで面白味のある話に出来ます。

この時点で「面白い」がある物語を作れていて、それを前提に描写や演出や展開で深みを出して話を広げるわけです。
つまり、0にいくら掛けても0なので、「シンプルな話」の時点で面白くないと設定云々展開どうのと「話に深みを出す」なんて事は無理なんです。
「面白いもの」はきちんと用意する。
それが読者に合うかどうかはまた別の話だけど、そっから先は読者の好みの問題だから、作者としては用意した「面白いもの」を全力で「面白くしていく」するだけ。すなわち「描写や演出や展開で」より良くしていくわけです。

で。
「シンプルな話を書けた」と書かれていますが、それは面白いものでしょうか?
設定的にはシンプルで物語も単調かと思いますが、エンターテイメントとして成立してる物語であれば面白いはずです。
言い換えると、
>第一に「どうやったら、きちんとお話を背骨が通ったものにできるのか?」
この時点で筋が通った話の骨格を作りましょう。という事です。

>内容はともかくとして、ああいう仕組みの作品を書いてみたいです。
ギミック系は私の得意とするところですが、こういうのは皮肉が好きな人というか言葉を素直に受け取らないひねくれ者の理屈屋が得意なジャンルなんで、スレ主さんには向かないと思います。
自身の境遇をまっすぐに作品にぶつけようというスレ主さんの創作スタンスとも相反すると思う。
作品を通して一つだけ何かを仕込む程度のことなら問題ないかもしれないけど、その場合は話の本筋に仕込むことになると思うから、前述した「シンプルな話」の時点で仕込んでおくべきでしょう。
それ込みで作ってみれば良いかと思います。

>全体を見通す目がなっていないので、一人ではプロットが書けません。
たぶん、何か誤解されてるのでは。と思います。
「全体を見通せないからプロットを作れない」のではなくて、「全体を見通すためのものがプロット」です。
「それがどんな物語なのか」を要約して短くまとめたもの、です。
つまりは「シンプルな話」もプロット作りの一環と言えます。
これは厳密には間違った発言かなと思いつつ、たぶんスレ主さんにはわかりやすいんじゃなかろうかと思って書きますが、
「物語を書くために設定や展開を盛って、どう書くかをまとめたもの」ではありません。
それをプロットと呼んでもいいんですが、そう呼んだ場合、全体像が把握できないんじゃないでしょうか?
メモが多すぎて、キャラの把握だけで精一杯で話が進むごとに現状どういう設定か、なんてことまで頭が回らないし、そもそもプロットをひと目で、現状何が不足していて何が足りてるって事もわからないんじゃ?
プロットの書き方は自由なので、それで上手くやってる人もいるので、「それはプロットではない」という私の発言は誤りなんですが、スレ主さんが「自分が作った物語のメモを見ても全体を見通せない」と言ってる以上、それはプロットとして用をなしていない。

プロットは人それぞれなので「こうだ」とは言えませんが、助言をするなら、「物語を書くために設定や展開を盛ってく」という書き方でメモを取ってると思いますが、この逆をしてみると良いと思います。
「自分がパッと見ただけで把握できるくらいに、短くしていく」と。
これも妙な誤解を与えてしまうかもしれない発言ですが、
よーするに、章ごとにサブタイトル入れてるラノベとかあるでしょう? すると巻の頭にそのサブタイトルを列挙した目次があるでしょ。
すんごい極論で言うと、この目次も一種のプロットです。
5章の長編で5行の目次のサブタイトルがあるとしたら、それぞれ一行のサブタイトルで「その章で書くこと」を示しているわけで、それが「はじまり」から「おわり」まであるわけだから、このサブタイトルの5行はそれだけで作品全体の要点を示した5行なわけですよ。
で。
この5行も見て把握できませんか? そんなわけないですよね。
であれば、おそらく現状のプロットの作り方を間違えていて、「自分が把握できるように作っていないだけ」であると言えるかなと思います。

>僕は感情の機微に疎いので、どうしても表現に限界が出てきます。
以前も書きましたが、「感情」を書く際に、作者が同じ感情を理解している必要はありません。
それを読んで感動するのは作者ではなく読者なので、読者がどう思うかが全てであり、読者が勝手に感動してるだけ、です。

そして、私はあまり手広く読書をするというよりは気に入った作家を一気にデビュー作から新作まで読破するタイプなんですが、同じような方はすぐ理解できる話かと思います。
存外、プロもワンパターンですよ。
というか、パターンの一つでも書けるなら上出来です。
一つでも書けるのであれば、「書ける」んですから。
当たり前の事を言ってるけど、「書けない」場合は作品そのものを書けないんだからね。書けるだけ上出来です。
まずはその1パターンを極めるつもりで、凝ってみましょう。
状況違いとかバリエーションは考えられるでしょ? 工夫してより良くして、極めて見ましょう。
意外と1パターンだけでもいけますよ。それが出来てはじめて「そのパターン」をモノにしたと言えるでしょうから、現状はまだまだ、パターンに飽きたから目新しいのを見つけようとしてるだけ、とでも考えたほうがいいと思う。

>書こうと思ってもかけないだろうなとも思いました。しかし、やはり僕には理解しにくい表現法でした。
人の作品は参考にしても比べちゃいけないよ。
何故かって、「あの人の文章は、俺には書けない」って、これ当たり前だからです。
私はその文章を書いた作者本人ではないからね。別人だから、俺には同じ文は書けないよ。当たり前。
でも、別に負けず嫌いなわけじゃないけど、言っておく。
俺の文章も、どんな文豪にだって再現できないよ。
俺のセンスで書いてるんだから、俺のセンスが無い人には書けないよ。当たり前でしょ。

私は、スレ主の文章を「臭い」と評価したけど、だからって下に見てるわけじゃない。
あなたの文章は、決して俺には書けないよ。どんだけ頑張っても無理。
人によって違うものを見比べて「どうしたら書けるんだろう」とか「こんなふうに書けない」とか悩むのは、上手く勉強できて劣化コピーが関の山なんで、ほとんど時間の無駄です。
まあ、誰しも好きな作家の書き方を真似るものだし、それで技術力は上がるものだから真似ること自体は良いことだと思うけど、そこから「悩む」まで行ってしまうと本末転倒で時間の無駄になる。

>キングダムハーツの名言などを通し読みしてみると
これも以前書いたと思うんだけど、別の人だったかな……
ええっとですね、私はキングダムハーツは、ゲームだって事を知ってるくらいでプレイしたことはありません。関連書籍も手にしたことはありません。
つまり何も知らない、なんの前知識もない状態です。
それで、名言とされる
>「うらやましいよ、ソラ。俺の夏休み終わっちゃった」
を聞いて、私は何の感情もわきません。
当然、名言とも思いません。
念の為、ディスってるわけではないですよ。

俗に言う「名言」というのは、その一言で「その物語の名場面をリフレインできる」から名言たりえるわけです。
つまり、私にはその「思い返せるキングダムハーツの記憶がなにもない」ので、この名言を聞いたところで何でも無いんですよ。
アニメの名言でググって、見たこと無いアニメの名言を読んで見れば今の私の感覚を理解できるでしょう。
本当に何も感じません。

これはすなわち。物語における名言ってのは「言葉・文章」の問題じゃないって事です。
そもそも、「思い返せる記憶。名場面」が素晴らしいのであって、「名言の文章」が素晴らしいわけじゃないんです。
だから、「こういう名言を書きたい」と憧れること自体はわかりますが、その前に「素晴らしい名場面」を作らなきゃ意味がなくて、そして、名場面さえ作れれば「その名場面をリフレインする言葉」であれば何でも名言たりえるわけです。
「素晴らしい名場面」が、「素晴らしい」と感じられる本質で、「名言」はその記憶を引き出すキーワードでしかないわけです。

>それを自分のモノにできていないのです。
読む、というのは頭にインプットすること。
そうしてインプットした知識を活用するためには、最低でも一度はアウトプットしなければなりません。
要するに、読んで吸収したなら、それを使って何かを書いてアウトプットしなきゃ、自分のモノにはなりません。
たとえば
>「うらやましいよ、ソラ。俺の夏休み終わっちゃった」
これを見習いたいなら、真似ればいいだけです。
「うらやましい、◯◯。俺の【楽しい時間は】終わっちゃった」ということだから、
「うらやましいよ、◯◯。僕の夢はもう醒めてしまう」とか
「お別れだね、◯◯。私の旅は、もう果たされた」とか。
そういうセリフを短編でも掌編でも書いて、そこで使えばいいだけです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 長編の書き方を教えてください。

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投稿日時:

元記事:「合う」という表現の使い方

 こんにちは、お久しぶりです。いつぞやはじつにつまらない質問に答えていただき、ありがとうございました。今回もあまり変わらないのが心苦しいですが、よろしくお願いします。
 と言いますのも最近また分からなくなってしまったのは、「合う」という表現の使い方なのです。合格とか合致のように働きや形状に見合うという意味でなら迷うこともないのですが、「話合い」や「助け合い」の場合に限って「これは当て字の類ではないのか?」と考えてしまって筆が進まなくなるのです。
 こんなことに悩んでいるからいつまでたっても文章が上達しないのだと自分でも情けなくなりますが、どうかお知恵をお貸しください。

上記の回答(「合う」という表現の使い方の返信)

投稿者 サタン : 2

そもそもスレ主さんが「合う」という漢字をどのように認識しているのかわからないかな。
辞書には

1 二つ以上のものが近寄って、一つになる。くっつく。「いくつもの川が—・って大きな流れとなる」
2 よく調和する。適合する。「配色がよく—・う」「和室に—・った装飾」
3 二つのものが一致する。くい違いがない。合致する。「息が—・う」「気が—・わない」「話が—・う」
4 ある基準と一致する。「寸法が—・わない」「答えが—・う」「道理に—・う」
5 それだけのことをするかいがある。引き合う。「—・わない商売」
6 動詞の連用形に付いて複合語をつくる。
㋐互いに…する。「助け—・う」「取り—・う」
㋑一緒になる。「落ち—・う」

とありますが、主な意味合いは1と3、つまり二つ以上のものが寄り合い一致することでしょう。
調和や適合は一つでは出来ず二つ以上必要だし、基準との一致も基準となるものとその対象の二つ以上が必要で、2・4・5はそれらが一致する・一つになることを指してる。
スレ主さんの疑問は6にある動詞にくっつく場合だけど、これも二つ以上の要素が必要で一致することが目標になる例文ではないかな。
助け合うことは二人以上が一つの事に力を注ぐわけだし、取り合うことは二人以上が一つのものを文字通り取り合うわけだし、落ち合うことも別々の場所にいる二人以上が一つの場所に待ち合わせることだし。
スレ主さんが挙げた 話し合い も複数の意見から答えを見出すなり妥協してすり合わせるなりして意見を一つにするため話をするものだし。

意味合いに疑問を持つ要素が見当たらないので、スレ主さんの認識のほうに誤解かなにかがあるんじゃないかな、と思った。
あるいは、
>「合う」という表現の使い方なのです。合格とか合致のように働きや形状に見合うという意味でなら迷うこともないのですが、
漢字の意味や使い方ではなく表現という言い方をしていて、働きや形状を気にされてることから、そういう辞書でわかる話ではないのかな。
だとするとどこを疑問に思っているのか、ちょっと私には伝わってないかもしんない。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 「合う」という表現の使い方

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投稿日時:

元記事:5chで自分の作品を晒したら酷評されたんですけど、5chの意見ってどこまで信じればいいんでしょうか?

5chの晒しスレに晒したら「面白くない」「キャラが魅力的じゃない」「2000年代のような古めかしさ」などと酷評され、挙句の果てには「才能ない」「実力ない」「物書き向いてない」とまで言われました。
こういう言葉は真に受けるべきなのでしょうか?
流石に才能ないとか実力ないとか物書き向いてないとか、素人が何言ってるの?って感じなんですけどどう思いますか?

上記の回答(5chで自分の作品を晒したら酷評されたんですけど、5chの意見ってどこまで信じればいいんでしょうか?の返信)

投稿者 サタン : 8 人気回答!

どこに晒し誰に何を言われるにしろ、感想は自分の中で二つにわける。
すなわち、自分の役に立つものか、役に立たないものか。
役に立たなけりゃ大先生の言葉でもスルーしたほうがいいし、役に立つと思うならド素人の言葉でも真に受けるべき。
で。
問題は5chの言葉が 自分の役に立つのか って事だけど、九分九厘役に立たない。
ベストセラー作家が晒したって叩く人はいるし、基本ショックを受けるだけだから自分にプラスになることはほぼない。
読者というのはみな素人だから相手が素人だからとかは関係なく、相手が誰であろうとちゃんと自分に向き合ってくれてない人の言葉が役に立つことはないと思う。
そして、5chって場は誰かと真剣に向き合うような場ではないと思うので、「ちゃんと向き合ってもらえるまでしつこく食い下がる」とか役に立つ言葉を引き出す努力をこちら側がやらない限り、九分九厘は「向き合ってくれてない言葉」だと思う。
「才能」とか「実力」とか「向いてない」とか、そもそも作品ではなく作者へ向かう言葉は、確実に作品に向き合ってくれてないよね。
人格攻撃まではいかないけど、欲しい感想は作品に対してであって作者の能力に対してではないので、よくよく考えるとこういう感想はズレまくった頭の悪い回答だとわかると思う。
ちなみに5chではなくココでもそういう質問者に向き合わない人はいるから、自分で取捨選択できるようになったほうがいい。

とはいえ、「だから5chの言葉は真に受けるなよ!」って結論出しちゃうと、それはほぼほぼ思考停止に近いと思うので、ぶっちゃけ5chで晒すとかドMかよって思うけど、晒しちゃった以上は、心の中で超絶上から目線になったらいいと思うよ。
「ええ、このシーンの意図伝わってないの。こいつバカすぎだろ。こんなわかりやすく書いてるのに。確かにここが伝わってないと面白くないよな」
とか。
作者が反論するのはカッコ悪いから言葉には出さず心の中に留めるけども。
そうすると、次はバカにもわかるようにもっと砕いて書いたほうがいいかなとか少しでも自分にプラスになるので、真に受ける真に受けないの二択ではなく、自分のプラスになるように考えるのが良いと思う。
それでも、超頑張っても自分のプラスに出来そうもない可哀想なコメントしちゃった人に対しては、心の中で憐れみながらスルーするのが良いのではないかな。

カテゴリー : その他 スレッド: 5chで自分の作品を晒したら酷評されたんですけど、5chの意見ってどこまで信じればいいんでしょうか?

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