小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

にわとりさんの返信一覧。最新の投稿順3ページ目

元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

こんにちは、サイドです。
普段は掌編などでお世話になっている者です。

質問についてですが、タイトルの通り「陰キャの成長は陽キャとなることなのか?」です。

今、応募を目指した学園ラブコメを書いており、物語としては、
「カースト最下位の陰キャ主人公が、トップスリーの陽キャヒロイン達と出会い、ある事件を経て成長する」
がテーマになっています。

最初に作ったプロットの最後は、
「殻に閉じこもりがちだった主人公が、ヒロイン達を大切にし、視野を広めて前向きになる」
でした。

しかし、執筆が終盤に差し掛かり、「陰キャが陽キャへ変化する(陰キャの記号を陽キャのそれへ入れ替える)=成長」ではないのでは? と思う様になりました。
「陰キャ」と「陽キャ」という言葉が使われるようになったのは、ここ数年のことだと思います。
ですが、少し古い小説やアニメを見ても、「内向的な少年が、成長して前向きになる」は存在するので、物語の形としては王道だと理解もしているつもりです。

ここでどうして主人公が陽キャの属性に近付くことに違和感を持ったのかというと、

〇上記した「ある事件」とその解決法が、ヒロイン達といることで広まった妬み、嫌がらせなどの悪い噂の原因を見つけ、対処、解決することに比重が置かれているから

だと、考えました。

もしも、それらの悪い噂にはっきりとした犯人(例 カースト十位の嫌味な優男など)が存在し、それを打ち負かし、成り上がっていく作風であれば、主人公の成長が陽キャへ近づくのは納得できると思います。
しかし、書いていくにつれて主人公の行動指針は「悪い噂の解明と対応、及び解決」だけであり、成り上がりには興味のない人物になっていきました。
結果、競争心のない人物像となり、ラノベらしくないのでは? と感じています。

そこで、最後に辿り着く二つの主人公像を考えてみて、その判断をお聞きしたいと思っています。

一 他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、相対的な判断をする主人公 
(比較という性質を持つため、競争や成り上がりへの意識が強い)

二 他と関連、比較などはせず、出会いを経てカースト最下位という自身の存在をとらえ、劣等感を持っている自分も自分だとする、絶対的な判断をする主人公
(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)

個人的には、僕自身の性格が「二」寄りなので、そちらの方が書きやすくしっくりきます。
繰り返しになりますが、物語に「カースト十位の嫌なやつ」(この場合、悪い噂を流した張本人)などの明確な「敵」が存在せず、交流を経た内面の成長に比重を置き、成り上がりの性質は少ない為、話の流れとしても「二」が納得できると感じています。

ですが、ラノベ的にはカーストというランクがあるのなら、ヒロイン達の助けを借りつつどんどん駆けあがって行く、「一」の様な性格になる方が王道のような気もしています。
また、先に挙げたような「絶対的な評価」の主人公像をラノベ業界であまり見た事がないので、自分の書きたいものを書いているだけで需要や王道を無視しているのでは? とも感じています。

この二つの主人公像や現在の需要、自分としては違和感があっても多くある王道へシフトする方がいいのか? に悩んでいるので、何か助言をいただければ幸いです。

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信)

投稿者 にわとり : 1 投稿日時:

 他の人への返信を読んだ印象だと、陽キャ/陰キャの二項対立で考えているのがそもそもの間違いという感じがする。

 あなたの構想の骨子は「もともとの内向的な性格に加えて過去の失敗もあり、人付き合いに臆病になっていた主人公が、3人のヒロインと出会ったことで、周囲に心を開くことができるようになっていく話」なんじゃないの?
 ならば、奥手だった主人公が自分の気持ちを友人にさらけ出せるようになる(=自信を持てるようになる)のがストーリーから導かれる主人公の成長であるべき。これは、キャラを作って陽気に振る舞うこと(=陽キャになること)とはまったく異質で、むしろ真逆に近い。
 べつに陰キャだからといって孤立しているとは限らない。内向的で押しが弱い性格のままでも友達はできるしクラスのなかで居心地よく楽しくやっていくこともできる。主人公が目指すべきポジションってそういうものなのでは。
 このとき、変な噂によって教室の雰囲気が悪くなる展開は、主人公の成長を試す試練になりますね。主人公は臆病さゆえに、すべての人間関係を絶って問題から目をそらそうとする→しかし、そんな結末は主人公もヒロインも望んでいない(ヒロインたちとの交流によってそのことに気づけるまでに成長している)→最終的には臆病さに打ち勝って積極的に動き、問題を解決する(=主人公の成長が証明される)、という流れ。
 自己評価が低いので、無力感にさいなまれて一度は折れてしまうのだけれど、自身の気持ちに正直になることによってもう一度立ち上がり、主人公としてなすべきことを思い出す、みたいな感じ。主人公ひとりの力で絶望から立ち直れそうにないなら、メンター的な立ち位置のキャラが殻にこもりそうになった主人公を引っ張り上げてくれる展開でもいい。
 成長のポイントは、あくまで「自分はヒロインたちとどうなりたいのか」という自身の気持ちと逃げずに向き合うことができるようになった点であって、もともと陰キャだったとかこれから陽キャになるとかは関係ない。

 あとまあ、返信を見ていてちょっと気になったのが、"献身的なキャラって現実には嫌われることのほうが多いよな"ってこと。やってる側は気持ちいいんだけど、そういう言動ってたいてい周囲の人間を苛立たせますからね。
 ラブコメのヒロインってことは主人公に少なからぬ好意を抱いているのが通常だと思うのですが、そういう相手の前で「僕のことはどうでもいいから、君には幸せになってほしいんだ」みたいな態度をとったらどうなるでしょう。まあ「ひとの気も知らないで何言っとんじゃボケ!」ってなりますよね。これは殴られても文句言えない。主人公の都合だけじゃなくてヒロインたちにはヒロインたちの思惑とか感情があるはずなんで。
 そもそもの陽キャ志向にしても「ヒロインたちは主人公のどういうところに魅力を感じたのか?」「その魅力は陽キャになることでさらに強まるのか?」という疑問がある。ヒロインたちの気持ちを踏まえずに、勝手に劣等感を感じて勝手に陽キャに憧れているということであれば、何もかも主人公の一人相撲、空回りでしかなかったことになる。

 なので自分としては、陰キャ/陽キャとかスクールカーストのことは一旦忘れて、「主人公はヒロインたちとどんな関係を結んでいきたいのか」「その目的のために過去のトラウマを乗り越えられるか」みたいなところを軸に組み立てていくのがいいと思いました。
 悪い噂が広まるくだりで、主人公への陰口として「陰キャのくせに女子と仲良くしやがって」「カースト底辺のくせにモテるなんて許せない」みたいなのはあっていいし、登場人物がカースト思考にとらわれているのは別にいいのだけれど、この話の核はそこにはないという気がします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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元記事:魔法による、暴力という悪に残された犯罪目的以外の可能性について。の返信の返信の返信

>治療に関しては本人が了承済みです。暴力描写もしっかり描いています。

 よくわからない。プライドが高くて、思いやりや共感に曝されることを恐れている人間、この世で最も精神医療に繋ぎにくい人種じゃね? よく、軽い脳卒中とか認知症の症状で、人格が変わったように怒りっぽくなる場合があるって話を聞くけど、すでにそういう状態になってしまった人に正面から医療機関の受診を勧めても地獄絵図になることはわかりきってるじゃないですか。それと似たような問題を感じる。まあこれは展開次第というか、レンヤ君が何らかの理由で精神的に折れて、もう現世から消えてなくなりたいみたいなメンタルになっているところに取り入って許可を取り付けるだとか、逆に「おれの拳は治療拳だ。おれに格闘で勝てるかな?」とか挑発してリングに乗せるとか、話の運び方次第でやりようはなくもないけれど。
 また、痛みのない暴力描写については個人的に味のないケーキみたいなものだと思うのですが、視覚的な派手さを文章でうまく表現できるならばそれはそれで一定の爽快感はあるのかなという感じ。味のないパンケーキに魅力はないけど、それが味のないウェディングケーキだったら一応一定の見栄えはあるよねっていう。
 個人的にレンヤ君には何もかも奪われてもっともっと不幸になってほしいし、それらをねっとり描いてほしい。思惑や努力がすべて裏目に出て守りたかった人々全員がひどい目にあってほしいし、武術の力だけでは解決できない困難に直面して醜態を晒し、何もかも失ったりしてほしい。んでそこから再生してこれまでとは一味違ったレンヤ君として物語を大団円に導いてほしい。だから、その過程を魔法でショートカットしてしまうのはもったいないと思う。まあ、最終的に描くのはあなた(もしくは相棒氏が描いている? 短編の間にこのあいだ投稿されたものをみるとだいぶ人の手が加わっているように感じるのだけれど)なので、各自の判断に任せますが。いち読者の個人的な願望としてはそんなところ。
 スレッド閉じたということなのでこれは返信不要。まあ厄介オタクからのファンレターくらいに思っといて。ではまた。

上記の回答(魔法による、暴力という悪に残された犯罪目的以外の可能性について。の返信の返信の返信の返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

 いま読み返したら主人公の名前を素で間違えてました。
 あー……これは申し訳ない。失礼いたしました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 魔法による、暴力という悪に残された犯罪目的以外の可能性について。

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元記事:小説家としてのマナーと良識を教えてください。

 この前、お気に入りの小説に感想を書いたのですが、内容がまずかったらしく、作者さんを怒らせてしまいました。

 書いてほしいエピソードをリクエストしたつもりだったのですが、意に添わなかったようです。

 以前からこちらでも、僕はあまりの常識のなさで周りを振り回してきました。

 せめて、作家としてこれを言ってはいけない、とかこれだけは絶対にやるな!見たいのなのがあれば教えてください。

 一人で始めてから数年たちますが、不文律が多くて参っています。規約を読もうにもどのページに書いてあるのか知らないのです。

 正式な書式で書かれているだろうし、読んでも意味が解らないんじゃないかな、と不安です。

 皆様の回答をお待ちしてしております。

 追伸。
 連投ごめんなさい。

上記の回答(小説家としてのマナーと良識を教えてください。の返信)

投稿者 にわとり : 1 投稿日時:

 常識はルールと言うよりメタルールなんだよね。"常識"というひとつのルールがあるわけではなくて、この場ではどんなルールが適用されるのかを見極めるのが"常識"とよばれる能力の正体。
 世の中には、『募集もないところにいきなり「書いてください」とお願いするのは、かなりマズイ』(No.2)と考える人間もいるし、『感想を貰ったら、感想書いてくれた人の作品を読んで感想を書きに行く』『「連投しない」とか「マルチはダメ」とか「古いスレッドを上げない」とか』(No.3)が常識だと思う人もいるし、『怒らせたと分かった後も「ところで、二次創作などはやってもいいのでしょうか?その辺をお伺いしたいです。」と更に返信を求めるのもマナー違反』(No.4)と考える人もいる。
 じゃあこの掲示板ではどんなルールが支配的だと思う? なろうの感想欄ではどう? どういう意見が多数派? どういう発言が嫌われる? それがわかるのが"常識を学んだ"ってことです。だから半年ROMるのが有効なのよ。半年も眺めていれば「この板ではこういう話題を出すと怒られるんだな」「こういう話題はみんな避けてるっぽいし触れちゃだめそうだな」みたいなことがいやでも見えてくるから。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説家としてのマナーと良識を教えてください。

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元記事:VRMMOでの、結婚と性について。

 インフィニット・デンドログラムという、異世界そのもののクオリティを持ったVRMMOのお話を見て、「おや?」と思いました。

 膨らませたら、ネタになるかもしれないので、皆さんの意見を聴きつつ話を作っていきたいです。

 ログアウトすると体液が消える上に性交渉もできるVRMMOというのはかなりあると思います。あと、NPCが人間と同等の知性と情緒を持っているという設定は鉄板ですよね。

 ここで質問です。

 『NPCの伴侶、または自分のお腹にある体液を消さないためにログアウトしない、という決断は、ゲームをやっていない人には理解されづらいですか?』

 『NPCと家庭が作れたとして、親族は実在の人物とみなしてくれるのでしょうか?また、そうした人々が社会的少数派になって、社会問題になりませんか?』

 皆様の回答をお待ちしております。

上記の回答(VRMMOでの、結婚と性について。の返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

>『NPCの伴侶、または自分のお腹にある体液を消さないためにログアウトしない、という決断は、ゲームをやっていない人には理解されづらいですか?』

 『ゲームをやってない人』というのが1.読者の話をしているのか2.作中キャラクターの話をしているのかちょっと判断つかないのですが。

1.
 もし「ゲームをやっていない読者には理解されづらいでしょうか?」という質問なら、こんなことを聞いている時点でだめ。個人のこだわりとか信念なんて、たいていそのままでは理解されづらいものだし、それを読者に理解させるためにストーリーを組み立てていくことこそが書き手のつとめです。
 「なぜその登場人物がそうした決断に至ったのか」が十分描けていれば、決断の中身はどんな異常なことでもストーリー的には問題ないし、逆にそれが十分描けていなければご都合主義で破綻したストーリーに見られてしまうというだけのこと。

2.
 もし「ゲームをやっていない作中人物には理解されづらいでしょうか?」という話であれば、これはゲームをやっていないかどうかに関わらず、そのキャラクターの性格および、ログアウトしないと決断したキャラとの関係性によって決まってくる。ゲーマーでも理解できない人は理解できないだろうし、ゲームに縁がない人物でも、相手がその決断に至った経緯をある程度聞き知っていて共感できるということであればそれなりに理解を示してくれることもあるでしょう。
 『親族は実在の人物とみなしてくれるのでしょうか?』についても同様。その親族をどういう性格に設定するか、ひいては作者が何を描きたいかによってどうとでもなる部分。小説はつねに"個人"を描くものだから、多数派の考えとか平均的な意見とかはあまり重要ではない。

>また、そうした人々が社会的少数派になって、社会問題になりませんか?

 問題視する人もいるかも知れないけど実際のところ大した問題にはならないでしょ。NPCをNPCとしてしか見ていない人たちからすれば、ちょっと個性的な自慰行為を行っている人間にしか見えないわけだし。そういうのは個人の自由だから勝手にやったらいいと思う。
 ただ、治安問題とか性の商品化の文脈からの社会問題化させたい人々は一定数いそう。いわく「NPCはプレイヤーの欲望に応えるように作られた"人形"である。そうしたものに耽溺して異性への"正しい"接し方を学ばなかった人間は、現実の異性にも歪んだ欲望をぶつけてしまうかもしれず、結果的に性犯罪を助長する可能性がある」「性的魅力をもつNPCの氾濫は、現実の異性から"性的魅力"を切り離し思うまま弄ぶ行為であり、その点において異性性の搾取であり、異性の尊厳を毀損するものである。性的魅力は人間ひとりひとりに属するものであり、市場原理のなかでパッケージされて売り買いされるべきものではない」みたいな。まあでもこういう意見って単体では現実的な脅威になるほど広まったりはしないんだよね案外。
 真面目に社会問題にするならそうだな、NPCと世帯持とうとしている人のなかに「われわれこそが正しい人間のあり方。みんなもリアルの家庭なんか捨ててNPCと世帯をもつべき」みたいなことを吹聴してまわる声のでかい過激派が何人かいて、そいつらが暴れまわったせいで世間から余計な反感を買ってしまうパターンはありかもしれない。そのなかの一人が性犯罪でパクられでもしたらもう最高。「NPCと結婚する界隈、やばい変態ばかりなのでは?」という危機感が世間に発生するのは必至でしょう。

 自慰行為が異性の手軽な代替になるみたいな発想は古代ギリシャのディオゲネスの逸話にもあるくらい大昔からみんな考えてたことだし、人間によく似たオブジェクトに欲情する物語もピグマリオンの神話やら未来のイブやらいくらでもあるわけで、新しいアイデアというよりは、定番テーマの現代的な焼き直しという側面が強いように思う。
 というかゲームに絞って考えても、ソードアート・オンラインの人工知能はキリトのことをパパって呼ぶようになる(疑似家族になる)わけで。なんていうか、その方面はもう掘り尽くされた鉱脈という気がしてならない。まあ、もちろん、描写が上手ければそれなりに面白くはなるだろうけれど。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: VRMMOでの、結婚と性について。

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元記事:魔法による、暴力という悪に残された犯罪目的以外の可能性について。の返信の返信

 治療に関しては本人が了承済みです。暴力描写もしっかり描いています。

 えっと、リゼロの憤怒の魔女『ミネルヴァ』って、知っていますか?けがをした人の傷を癒す、『暴力であって暴力でない何か』をふるう能力の持主です。あれの回復効果が、『心に巣くう闇を粉々にする』という能力に置き換わったようなものだと思ってください。そういう力を主人公が行使される場面を書きました。

 >>1.『心の闇』が主題ならそれがチートアイテムで都合よく解決されてしまう展開はぶっちゃけ興ざめだしありえない。
 >>2.主人公が痛めつけられたり不幸な目にあったりしながら学びを得て成長する展開は鉄板だが、その際に暴力の暴力っぽい側面を描かないということになると盛り上がりに欠ける。という2点からそうした展開には反対。まあこれらのデメリットを覆せるくらい面白く描けるという目算があるならそれでも良いとは思うけど。 

 そうですか……。やはり、該当箇所は慎重に検討すべきかもしれません。展開的に大丈夫なのか気になるところです。相棒と話し合ってみます。

 皆さま。回答ありがとうございました。これにてスレッドを閉じさせていただきます。また何かございましたら、質問させていただきます。さようなら。

上記の回答(魔法による、暴力という悪に残された犯罪目的以外の可能性について。の返信の返信の返信)

投稿者 にわとり : 0 投稿日時:

>治療に関しては本人が了承済みです。暴力描写もしっかり描いています。

 よくわからない。プライドが高くて、思いやりや共感に曝されることを恐れている人間、この世で最も精神医療に繋ぎにくい人種じゃね? よく、軽い脳卒中とか認知症の症状で、人格が変わったように怒りっぽくなる場合があるって話を聞くけど、すでにそういう状態になってしまった人に正面から医療機関の受診を勧めても地獄絵図になることはわかりきってるじゃないですか。それと似たような問題を感じる。まあこれは展開次第というか、レンヤ君が何らかの理由で精神的に折れて、もう現世から消えてなくなりたいみたいなメンタルになっているところに取り入って許可を取り付けるだとか、逆に「おれの拳は治療拳だ。おれに格闘で勝てるかな?」とか挑発してリングに乗せるとか、話の運び方次第でやりようはなくもないけれど。
 また、痛みのない暴力描写については個人的に味のないケーキみたいなものだと思うのですが、視覚的な派手さを文章でうまく表現できるならばそれはそれで一定の爽快感はあるのかなという感じ。味のないパンケーキに魅力はないけど、それが味のないウェディングケーキだったら一応一定の見栄えはあるよねっていう。
 個人的にレンヤ君には何もかも奪われてもっともっと不幸になってほしいし、それらをねっとり描いてほしい。思惑や努力がすべて裏目に出て守りたかった人々全員がひどい目にあってほしいし、武術の力だけでは解決できない困難に直面して醜態を晒し、何もかも失ったりしてほしい。んでそこから再生してこれまでとは一味違ったレンヤ君として物語を大団円に導いてほしい。だから、その過程を魔法でショートカットしてしまうのはもったいないと思う。まあ、最終的に描くのはあなた(もしくは相棒氏が描いている? 短編の間にこのあいだ投稿されたものをみるとだいぶ人の手が加わっているように感じるのだけれど)なので、各自の判断に任せますが。いち読者の個人的な願望としてはそんなところ。
 スレッド閉じたということなのでこれは返信不要。まあ厄介オタクからのファンレターくらいに思っといて。ではまた。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 魔法による、暴力という悪に残された犯罪目的以外の可能性について。

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元記事:見込みのある作品とは

以前、掲示板で「批判されたのは見込みがある証拠」という文が書いてあったのですが、そもそも見込みとは一体何なのでしょうか?
 たとえ、批判しかない文章でも、炎上しても、それは見込みがあると思った方が良いのでしょうか?
「批判されたのは、見込みがあるからだよ」と言われても、
私だったら、「じゃあ、どこに見込みがあるの?」と思ってしまいます。
そこで、皆さんに質問です。
見込みのある作品って、何なのでしょうか?
そもそも、見込みとは何か?
見込みのない作品には、どうしているのか?

皆様のご意見、お願いします。

上記の回答(見込みのある作品とはの返信)

投稿者 みりん : 0

これは私の考え方ですが……

小説において一番最悪なことは、誰にも読んでもらえない、興味を持ってもらえないことだと思います。

批判される、ということは、少なくとも興味を持って、読んでもらう、ということがクリアされています。
さらに、批判したいという風に、一人の人の気持ちを動かすことができたということです。
この段階で、最悪の段階に比べたら、ある意味勝ち、ステップを2つくらい上っていると思いませんか?

批判、というのは、「ここが、物足りない。もっとこうしてほしい」という気持ちの表明ですよね。
全く歯牙にもかからなければ、たぶん、コメントすらもらえないはずです。
小説において、誰かの気持ちをマイナスだったとしても動かせたというのは、ある意味勝ちですよ。
無反応が最悪の事態です。それに比べれば見込みがある。そういう意味ではないでしょうか?

>見込みのある作品って、何なのでしょうか?

欠点はあるけれど、それを直せば良くなる可能性のある作品、という意味だと思います。

>そもそも、見込みとは何か?

可能性だと思ってます。

>見込みのない作品には、どうしているのか?
見込みのない作品をどうするかは、自由だと思いますよ。
プロットの段階でこれ見込みないなと思っても、書いたら何かしら勉強になると
完成させるのも自由。完成させたものを投稿サイトなどに発表するのも自由です。
ただ、評価されようと思うなら、
反省を活かし面白い別の作品を作るしかないのではないでしょうか。

カテゴリー : その他 スレッド: 見込みのある作品とは

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投稿日時:

元記事:句読点の正しい付け方について

みぞれさんの投稿

基本的な相談、というか質問なのですが、混乱してしまったのでご教示をお願いします。

お聞きしたいことは、句読点の付け方です。
とりあえず例文を……

1.句読点を付ける位置というのは、難しいものだと思いました。
2.句読点を付ける位置、というのは難しいものだ、と、思いました。
3.句読点を付ける位置、というのは難しいものだ。と思いました。
4.句読点を付ける位置、というのは難しいものだ。と、思いました。
5.句読点を付ける位置。というのは難しいものだ、と思いました。
6.句読点を付ける位置、というのは難しいものだ、と思いました。

文章作法的、または、読んでいて違和感を感じる等の理由で、使ってはいけない・使わないほうがいいものはありますでしょうか?
どれも問題が無ければ、場面の雰囲気とその場の気分で決めるのですが……
よろしくお願いします。

2016/05/26(Thu)

上記の回答(句読点の正しい付け方についての返信)

投稿者 よしはむ : 0

帝空さんの投稿

例文
> 1.句読点を付ける位置というのは、難しいものだと思いました。
> 2.句読点を付ける位置、というのは難しいものだ、と、思いました。
> 3.句読点を付ける位置、というのは難しいものだ。と思いました。
> 4.句読点を付ける位置、というのは難しいものだ。と、思いました。
> 5.句読点を付ける位置。というのは難しいものだ、と思いました。
> 6.句読点を付ける位置、というのは難しいものだ、と思いました。

「という」はその前の言葉「句読点を付ける位置」を強調する意味です。辞書を引いてみてください。

例文2、3、4、6は読点によって、例文5は句点によって、「句読点を付ける位置」をさらに強調しています。ふつう区切らないところを区切っているから強調されています。

「という」ですでに強調されているのを、さらに重ねて強調しています。
とてもくどいと思います。登場人物のセリフならばともかく、地の文としてはくだけすぎています。特に例文5の句点は言葉使いを知らない人という印象を与えてしまうと思います。

いったん句点で閉じた文を、次の文で受けてひとつながりの文に仕立て直す書き方はたまにみうけられますが、正当な書き方でないので、ただ悪目立ちして不評を買っているだけだと思います。
ここぞというところで一回だけそのような書き方をして目立たせるような特殊な場合を除き、通常の書き方として採用するのは避けた方が良いと思います。

「と」について、登場人物のセリフならどれもありうるかも知れませんが、地の文で例文2、3、4はないと思います。強調しすぎていてくどいからです。
強調した文はごくたまにだから効果があるのであって、通常使う表記法は水のようにさらっとした方が良いでしょう。

例文1の読点は、「難しい」を目立たせ強調していると思います。

例文1以外は、子どもが書いた文章という設定なら、地の文で使う効果がありうるでしょう。

2016/05/27(Fri)

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 句読点の正しい付け方について

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてください

 度々申し訳ありません。オミクロンです。皆様の数々の提言、非常に為になっています。今回も皆様のご意見を賜りたく、投稿させて頂きました。

 さて、今回の内容ですが、物語の概要であるあらすじとタイトルに関する相談です。タイトルとあらすじだけで大体の読者様は読むか読まないかを決定します。下記に記載させていただく物語のタイトルは興味を引くものでしょうか。あらすじは筆者が展開する物語の雰囲気を大まかにでも伝えられているでしょうか。ご意見のほど宜しくお願い致します。

タイトル
持たざる者が「自由」を手に入れるまで

あらすじ
 何でもいい。何かの才能に恵まれて、それを使って自由になりたい。努力が実らない自分の唯一の願いだった。その願いが諦念に飲まれる寸前、異世界転移が起こる。起死回生のチャンスだと、異なる世界の規格に縋った結果は余りにも残酷だった。

 才能が可視化され、技能と身体能力が数値化された世界において押された烙印、【持たざる者】。才能がないのに、才能がなければ何の意味もない無限の可能性だけしかない存在。絶望に飲まれ、放り込まれた牢獄で命を断とうとした。だがそのときに一つの提言が道を開いた。

「奪えばいい」

 相手が善意で口にしていてなお悪魔の囁きだった。親しい人間から奪うなど言語道断だ。だがそれを重々理解し、良心の呵責に苛まれてもなお余りにも魅力的な言葉だった。そして自分は――――その手を取った。

 これは己の手が望まぬ親しき血に塗れてもなお、それでも、それでも諦めきれないと無様に惨めに足掻き続け、その果てに望んだ「自由」を手にした自分、水無月翔仁の物語だ。

※物語の大まかなプロットについては前回の質問を参照して頂ければと思います。

上記の回答(あー・・・)

投稿者 読むせん : 0

頑張っても、なぜか努力が実らない主人公、水無月翔仁。
彼はある日、才能が可視化され、技能と身体能力が数値化される異世界にクラスメイト共々転移してしまう。

———もし自分の才能が分かったら、その才能を一心に磨いて、努力を一点に注いで、そして「夢」を叶えたい。

異なる世界の奇妙な仕組みに希望を見出した翔仁だが、結果は余りにも残酷なものだった。
何のことはない、翔仁は皮肉にも稀有な存在。どれほど努力しようと芽吹き、育つべき才能が『絶無』な【持たざる者】だったのだ。

知ってしまった真実に絶望する彼へ悪魔はささやく

「持たざるならば、奪えばいい」

翔仁は、その手を掴んだ。
 
これは己の手が望まぬ血に塗れてもなお、望んだ「夢」を掴もうと足掻く簒奪者の物語。

【持たざる者】の簒奪紀行

・・・長いし、数値化されるならタイトルに数とか入れたいよね。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: このあらすじで物語の雰囲気が掴めるか教えてください

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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