小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

黒々さんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:迷っていますの返信

向いてないんじゃね?

ワタシは小説書かない人よ。書かない理由は色々あるけど、一番でかいのは【「人に伝えたい」と思ってない】から。

ワタシ小説は自分の中に「伝えたいこと」があるやつだけが書く物だと思ってる。
でもって、ワタシは別に伝える物が無いし、伝える事自体も面倒くさいねん。

上記の回答(迷っていますの返信の返信)

スレ主 黒々 : 1 投稿日時:

コメントありがとうございます。返信が遅れてしまい申し訳ございませんでした。
伝えたいことはありますがそれを物語にして書くのが難しい&うまく伝えれないのがありますね。
うまく返信が書けなくて申し訳ございません。ありがとうございました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 迷っています

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元記事:迷っていますの返信

何に迷ってるのかよくわからない。
作家を目指すことに対して迷っている、おそらくそのため筆が走らないので悩んでる、という感じでしょうか?

まず講座テキストに書いてあったという 作家におすすめ出来ないタイプ はその通りだと思います。
というか、ぶっちゃけ「小説の書き方を学ぼう」と考えて受講する人は9割9分向いてないです。
そういった講座ないし学校は、その講座・学校のシステムを利用したりするもので、義務教育の学校のように「教えられて学ぶ」と考えてる生徒さんは、まあ、言葉を濁さず言えば絶好のカモです。
そもそも「小説を書きたい」ではなく「小説家になりたい」って人は作家には向いてない。
これは言葉遊びとかじゃなくて、ほんとにそう。
「作家になる」というのは結果であって目的ではないからね。
えーと、かなり極端な話かもしれないけど、
「僕には構想があって、こういう話が書きたいんです」って人がいるとして、でも、それって別に「作家に」ならなくても書けるじゃん? 書けばいいでしょ。それで書き続ける人は作家に向いてると思う。
けど、まあ、別にこれはスレ主さんのことを言ってるわけじゃないんだけど、いまの例を真逆に考えちゃってる人ってのもいて、つまり、無意識的に「作家になれば書けるようになる」と思っちゃってる人。
「新人賞に受賞すれば、周囲から認められるような作品が書ける」と思ってる人。
因果関係がおかしくなってるレベルで矛盾した思考なんだけど、割と多いんだよね、こういう人。
でもこれ違うじゃん? 作品を書き続ける人だから作家になったわけで、認められるような作品作りが出来たから受賞できたんだよね。
だから、「作家になる」「受賞する」が先頭にある人、それが主語になってる人ってのは、基本的に作家に向かないというか、なれない。
で。そういう意識が少なからずある人が同じように「小説講座を受講すれば小説が書けるようになる、作家になれる、有名になれる」と考えちゃう。
だから、そういう人は向いてない。
スレ主さんが受講したのはネットを使った講座かと思うけど、結構な値段する専門学校とかだと卒業間際に、普通に就職を薦められるよ。
作家なんて頑張ってなるもんじゃないんだよ。やってりゃなってるもんなんだよ。
その「やる(書く)」が先頭になけりゃ、そりゃ向いてないでしょ。って話だね。

なので、
>1:頭に思い浮かぶけど書くことができない。
>2:頭が浮かぶせいでそれが満足なってきている。
このあたりは、物書きとして活動したいなら本当に致命的だと思う。
まず書くことを癖にさせたほうがいいと思うから、思いついたことは支離滅裂でもメモしてったほうがいいんじゃないかな。適当なメモ帳でも買って。
頭に浮かぶだけだと不都合なことは意識できなかったりするし、形がない状態だから見えにくくて気づかなかったりする。だから、本人は「頭に浮かぶ」と満足してるけど、実はそれって物語としてアイディアとして成立してないノイズの塊だったりする。
それが、メモするなり形に残すことで視覚化されるので、それをなんとかしようと次のステップに進めるんじゃないかと思う。
ただまあ、こういうイメージはする段階でありがちなんだけど、私もだったけど、「思考」に出力が追い付かないんだよね。手書きでもタイピングでもどうしても遅くてイメージだけのほうがまとまるし早いんだよね。
でもそれは、実は思考が早いのではなく表現力が乏しい自身の技量の問題だから、「考えてることを形にする」って作業はメモ程度にしろやったほうがいいよ。

>3:講座のテキストに~好きなものを書くことができない。
作家の向き不向きについては前述したから割愛するけど、「好きなものを書く」ってのは、まあこれも前述した内容にカブるんだけど、書けばいい話です。
仕事は仕事として書いて、書きたいものは書きたいもので書けばいい。それだけ。
なんでそれらを同じに考えるのかが不思議。
あまり良い表現ではないけど、風俗嬢とか身体を売る商売をしてる人が、「好きな人に抱かれてお金が欲しい」って言ってたらアホだと思いません?
それとこれとは別じゃない? そりゃ中には「相手は誰でもいい趣味が実益になって天職です」って人もいるだろうけどさ。
でもこれたぶん、スレ主さんの心情をエスパーしてみると、つまり「仕事として責任を果たすことに対して自信がない」ってだけじゃないのかなって思うんだけど、どうかな。

>4:応募しようとしているところが長文のものの応募になっているがそこまでかいたことなく
正直、ここまでの話を一言でまとめると「実力がなく不安です」だと思う。
短編ないし掌編書けるなら長編書けるよって手段は別の方への回答でしたばかりだから控えるけども、
ようするにスレ主さんに必要なのは「頭の中のイメージを形にする技術」でしょう。
そしてそれを苦なくできるようになる癖をつけること。

スレ主さんの場合は、ふわっとしたワンシーンを作る練習よりも、先に「物語が作れるんだ」という自信を得たほうがいいかもしれないが、いま必要なのは「とにかく出力する」ってことだと思うよ。

上記の回答(迷っていますの返信の返信)

スレ主 黒々 : 1 投稿日時:

コメントありがとうございます。返信が遅れてしまい申し訳ございませんでした。
自分の場合は
「書きたいことがあってこういう風に書きたいけど、色々見ているせいでどういう風にかいたらよんでもらえるかわからない」
「受賞した人の文章を見てこういうふうに書かないと見てもらえない(パクるのではなくうまく書かないといけない)」
が主ですね。サタンさんの仰るとおり「実力がなくて不安」というのもあります。
メモも取ったりはしていますが、まとまっていなかったり他の作品と被っている事があるので途中で止まってしまいます。

小説の講座を受けたのは書き方もそうですが、サタンさんが書かれていることにすべて当てはまっているのも現状です。講座の場所はここには書けませんがテキスト送られて課題が出て書く感じのです。
少しずつ書いて言って添削受けて評価をもらって自身がつきましたが、やはりどうしても「自己満足や自分をよく評価している脳内イメージ」があり小説家に向いていないというのが見えてきたかもしれないです。いろんな大賞の応募要項にあるアドバイスにも「自己満足の小説にしてはいけない」とありましたがその通りの状況です。

今まで否定された人生だったので自信をつけるのが難しいかもしれませんが頑張ってみたいと思います。
まとまっていない返信で申し訳ございません。ありがとうございました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 迷っています

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元記事:迷っています

以前の投稿からかなり経って色々考えました。自分は学生時代にラノベを読んで自分もラノベ作家になりたいと思うようになりました。最近はラノベの講座を受けて色々学んでいましたが問題がありました。
1:頭に思い浮かぶけど書くことができない。手書きでも残すのがめんどくさい感じになっている
2:頭が浮かぶせいでそれが満足なってきている。
3:講座のテキストに「有名になりたいから、作家になりたい。小説家になりたい」という方には作家という職業はおすすめできない。と書かれていて更に好きなものを書くことができない。といろいろ書かれていたのでこれにて迷っている。
4:応募しようとしているところが長文のものの応募になっているがそこまでかいたことなくて諦めかけている
という4つの問題があります。
1と2に関しては自分自身の問題になりますが、主には3の問題が大きく、前回の投稿からこの問題が大きく書けない状態です。
確かに芸能系や漫画や小説系でも見かけるもので、現在人気の某漫画でいろいろリアルなものを見たせいで、自分はラノベ作家に向いているのか分からなくなりました。
ラノベ作家を目指している皆さまがいましたら、この問題の解決方法を教えてほしいです。
かなり厳しい意見もあると思いますが、何卒よろしくお願いします。

上記の回答(迷っていますの返信)

スレ主 黒々 : 0 投稿日時:

書き忘れた事があったのでこちらに書きます。
以前大賞に送った作品をその講座の先生に添削していただきどこが悪かったのかを見てもらいました。いろいろなアドバイスを貰いましたが、別の講座では何も言われなかったものであれ?と思うようになりました。色んな人の意見を聞いたほうがいいのでしょうか?
あと問題のところに追加です。
5:色々考えていると「これ現実だとおかしくないorありえなくない」という考えができてしまいます。現在少しの矛盾点(ex.武器の使い方など)あると現実ではできないということで色々言われるようになっています。その結果現実病(自分命名)にかかってしまいフィクションの作品が書けなくなっている。

長文の追記で失礼しました

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 迷っています

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元記事:色々の返信

1.履歴は最終学歴と社会人なら現在働いてるかどうかがわかれば良いと思う。
というのも、要するに担当編集者が「どのように接すればいいか」を判断する材料になる程度で、別に学歴そのものや来歴自体を聞いてるわけではない。
会社を辞めたのを書かないほうが良いというのは、聞いた話程度の事だけど、「作家になるため会社を辞めて本気で挑戦してます!」って人の人生を背負うことはキツいので担当になりたがる人が少ない。とか、そういう話。
だから、会社を転職してます的な意味の「辞めた」は別に何も影響ない。
担当編集者の立場になってみて、スレ主さんの来歴を見た場合どう思うか、という事を考えれば良い。

2.3.txtデータについてなにか誤解をしているような気がする。
例えば、著作権が切れた作品を無料で公開している 青空書籍 というのがありますが、これはテキストデータです。
縦読みだし、ノンブルというか、普通にページ数は出てくる。
まず、テキストデータは基本的には横書きでWin付属の メモ帳 で使われる形式です。そして、その横書きデータのまま(規定文字数で)送って問題ありません。
その横書きデータを読者ないし審査員が読むとき、「縦に表示する読書ソフト」で40☓34の形式にして読みます。
なので、特定のページ数を知りたい場合は作者も「縦表示するテキストエディタ」を使って1ページ40☓34の設定にすれば、だいたいのソフトではページ数がどっかに表示されてるハズだと思います。
ここで、この作品は「40☓34の規定に設定したテキストデータだ」と思うかもしれませんが、これは表示するソフトで「40☓34で表示する」と設定されてるだけで、テキストデータの中身は普通にメモ帳と同じ横書きの文字データです。
なので、メモ帳で書いたような横書きのデータのまま応募しても、審査員は「40☓34の縦書きで表示するソフト」を使ってるので、規定通りの表示で読まれてるはずです。

テキストデータには、そもそもそういう書式設定を保存する機能がないので、表示ないし編集(執筆)するソフト側で処理してます。
つまり、再三繰り返しますが、テキストデータそのものは普通に横書きデータのままで、それで何も問題ありません。

4.普通に読者の反応はネットで調べないって作家が多いと思うよ。調べていいことないし。むしろ担当編集からそう言われて自分の名前やWikiすら調べるなよと念を押されることもあると思う。
本出してりゃファンレターはそれなりに来るから、そしてファンレターは好意的な意見がほとんどだから、ネットは見ないがファンレターは読むし必要なら返事もするって人がほとんどじゃないかな。

5.pdfは「どんな環境にしてもデザインが崩れない」というのが最大のメリットで出版や広告などを中心に使われているもので、そういう業界にいなければpdfを扱うメリットが私にはわからんので詳しくは知らない。
論文にもよく使われてるし、他にもメリットが何かあるのかもしれないけども。
けど、「どんな環境にしても」って点で「バージョン違いでデザインが崩れる」なんてことは無いだろうから、バージョン違いは気にしなくていいと思う。
でも、
>pdfは自分のパソコンに一応入っていますがお店で売っているのと違いがわからないです。もともと保存用に入っている感じで操作はできない感じです(やり方がわからないだけかもですが)
それってPDFビューア、要するにPDFを開くソフトであって、PDFを編集するソフトではない気がする。
書いた小説をPDFにしたいのなら、Word(無料であればリベラオフィスなど)に「PDFで保存」という項目があるはず。なければ「リベラオフィス PDF」とかでググればやり方はすぐ出てくるでしょう。

テキストなら文字数だけ気にすりゃいいんで楽だし、テキストで送ればいいと思うよ。

上記の回答(色々の返信の返信)

スレ主 黒々 : 1 投稿日時:

サタンさん、いつもいろいろなアドバイスありがとうございます。
自分は今までtxtやpdfをあんまり使ったことがないので、大賞に送るときにそれでおとされるかもしれないと思ったので書きました。以前も質問しましたがやはり歳のせいか難しい部分がありますね

4についてですが、ネットにかかれているのはすごく怖いというか嫌なものが多いのが見られますね。ある作品の作家さんの作品のところの記事コメント見ましたが色々書かれてました。アレは見たらやばいものだなぁと思いました

本当にいつもありがとうございます

カテゴリー : その他 スレッド: 色々

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元記事:色々

こんばんは。応募のことといろいろなことを聞きたくてこちらに書きました。

1;応募するサイトに有るエントリーシートの略歴ですが、調べてみると、履歴書みたいに書いている人もいれば学校や会社をやめたりしたのは書かないほうがいいと聞きましたが書くとしたら最終学歴でいいのでしょうか?

2;txtで応募する予定ですが、応募するサイトにある指定のページ数を確認したい場合は印刷プレビューで見たほうがいいのでしょうか?(自分が使っているのはterapadです)ノンブルはつけれないと聞いたのでページ数はどうすればいいのかわからなくて書きました。

3;txtの場合どうしても横に書かれているような感じになります。さらに1ページ40文字✕34行にしたいのですがうまく表示されてくれません。文字数設定はwordでやって書き終わってからtxtが表示されるアプリに保存したほうがいいですか?うまく表示されなくてそれで落とされるんじゃないかと思って不安です。
応募するサイト(MF文庫jライトノベルです)に書式見本があってこれについて問い合わせしたところ「pdf形式で保存して応募」と返信がきまして、うまくできない場合はpdfで送るしかないのでしょうか?

4;自分は他の方に小説を読んでもらったときの批評がすごく怖いです。自己評価が低いためか、言われた言葉が責められているように捉えられることと向いていないんじゃないかと思って見ないようにしていますが、ラノベ作家になるには克服したほうがいいのでしょうか?
もし難しそうならラノベ作家は諦めるしかないのでしょうか?

小説の書き方にかんする質問でなくて申し訳ないです。相談する場所もわからないのでこちらに書きました。
長文で申し訳ないのですが何卒宜しくお願いします。

上記の回答(色々の返信)

スレ主 黒々 : 1 投稿日時:

追加の質問です。書き終わったあとに追加してしまい申し訳ございません。
5;もしtxtで難しいときは一応pdfも考えています。pdfは自分のパソコンに一応入っていますがお店で売っているのと違いがわからないです。もともと保存用に入っている感じで操作はできない感じです(やり方がわからないだけかもですが)
もしpdfで送るときはもともと入っているバージョンで送ればいいのでしょうか?もしくはお店で売っているソフトを入れてそちらに保存して送ったほうがいいのでしょうか?
何卒宜しくお願いします。

カテゴリー : その他 スレッド: 色々

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元記事:ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

迷える狼さんの投稿

 今回の意見は、「主人公の設定について」です。

 ラノベを中心としたメディアというのは、読者層からして主人公の年齢もそれに近くないと、色々と問題があるというのが一般的ですが、「バイオハザード」に代表されるパニックホラーの場合、逆に主人公が未成年だと、色々とまずい事があると思います。
 
 とりあえず、例を挙げてみたいと思います。なお、ジャンルは問いません。

 主な「バイオハザード シリーズ」より。

「クリス=レッドフィールド」
「ジル=ヴァレンタイン」
「レベッカ=チェンバース」
「クレア=レッドフィールド」
「レオン=S=ケネディ」

 クリスは、ジルと同じ初代バイオの主人公で、25歳です。警察官(ラクーンポリスの特殊部隊STARS所属)ですが、空軍の経験もあります。

 ジルは、クリス同様に初代の主人公の1人で、23歳。クリスの同僚で同じSTARSに所属する警察官ですが、特殊部隊グリーンベレーの経験もあります。

 レベッカはクリスとジルの同僚で新米の18歳ですが、すでに大学の学士課程を優秀な成績で卒業しています。なお、18歳の彼女がいきなりSTARS所属になったのは、直接スカウトされた事によって、途中の行程(警察学校への入学や訓練期間など)を全てすっ飛ばしたからです。

 レオンは2の主人公で、21歳。クリスらと違って普通の新米警察官です。

 クレアはクリスの妹ですが、19歳の「ただの女子大生」です。ここは重要ですので、覚えておいて下さい。

「ディノクライシス&2」

「レジーナ」ある政府組織の構成員で23歳。
「ディラン=モートン」陸軍特殊部隊所属で26歳。

「サイレント ヒル」(コナミ)

 主人公の「ハリー=メイソン」は32歳の執筆家で、戦闘経験などは皆無の一般人。

 他にも「アイアム レジェンド」「プレデター」「28時間後」「28日後」など、ゾンビやモンスター、未知のクリーチャーなどによるパニックホラー系は多いですが、これらほとんどに共通しているのは、

「主人公は、分別のついた大人である。」

 と言う事です。

 私が不本意ながらも、時々やり玉に挙げているのは「学園黙示録」ですが、そうせざるを得ない理由が山の様にあるからです。比較しながら話をしたいと思います。

 主に日本を舞台にした話で、未成年が主人公になれない理由ですが、まず1つ目。

「未成年は免許を持っていない。乗り物の運転技術が無い」

 基本的に18歳未満は普通免許が無い為に自動車に乗れませんし、運転技術もありません。バイク程度は乗れるキャラも居ますが、自動車の運転は出来無い事が多いです。
 学園黙示録でも、基本的にバスなどの自動車は教師などの大人が運転しています(なぜか、途中から主人公達も運転していますが……)。

 2つ目は、

「銃器の扱いが出来無い」

 これも、日本なら至極当たり前の話です。引き金を引けば誰でも撃てると思っていたら、大間違いです。
 正しい手順を踏まないと、不発や暴発など事故の危険性があります(仮に、「安全装置はどこ?」と聞かれても、普通は答えられないと思います。それが当たり前です)。

 学園黙示録では、仲間である「平野 コータ」が、夏休み中の短期留学で、元特殊部隊の軍人に師事していたと言う事で、拳銃やライフルを平気でぶっ放したり、工具を改造してハンドメイドガンにするなど、かなりのゴリ押しをしています(しかも、途中から主人公達も平気で銃器を扱う様になっています)。

 次に、

「物語上で必要な専門知識が無い」

 事です。例えば、

「何かの薬品が必要だが、それを作り出す方法を知らない。」

 だったり、

「道路をふさいでる機械の操作方法を知らない」

 などです。

 そして4つ目ですが、これが最も重要です。

「理性的な判断や行動が出来る事」

 です。
 なぜなら、主人公を大人にしないと、何事にも未成熟な未成年の場合、自ら危険に飛び込んであっさり死んでしまい、そこでストーリーが終わってしまう危険があるからです。

 それを防ぐ為には、いわゆる「主人公補正」「デウス・エクス・マキナ」などの神の手(と言う名のご都合主義)を使うしか無く、一瞬で白けさせてその作品の価値を貶めてしまいかねません。

 学園黙示録でも、それらの手法はふんだんに使われており、いくら「奴ら」に囲まれたり、時には自分から奴らの群れに飛び込んでも、案外平気だったりします。

 簡単に言うと、

「大人じゃないと、出来て当たり前の事が出来無かったり、知ってて当たり前の事を知らなかったり、冷静な判断が出来無い為に、生き残る事が出来無いから」

 です。

 ただし、ゲームの場合、実際にキャラクターを操作して行動するのはプレイヤーですので、その気になれば、

「5歳の幼稚園児にピストルを持たせてゾンビを銃殺」

 なんて事も可能です(日本の警察官が貸与される「ニューナンブ」でしたら、子供でも持てるでしょう。小型ですが「デリンジャー」は反動が大きい為、子供では扱えません)。

 なお、「バイオハザード2」において、警官であるレオンの制止を振り切って、クレアとサブキャラである「シェリー(8歳)」が好き勝手に行動する為、レオンが振り回されています。

 さて、バイオ2のクレアは女子大生であり、特に何の訓練や経験もありませんが、兄のクリスから手ほどきを受けているという設定があります(しかし、いくら手ほどきをされたからって、ロケットランチャーやミニガンまで使えるのだろうか)。

 一番良く解らないのは、「コードベロニカ」で登場したサブキャラの「スティーブ」ですが、銃器の扱いはもちろん、監獄島から脱出するのに輸送機を操縦したり、南極では雪上車を運転したりしています。しかも、年齢は17歳となっており、クレアよりも年下です(一体どこで覚えたと言うのか……)。

 なお、彼の場合もキーアイテムである「ゴールドルガー」を持ち出すなど、クレアを振り回しています。

 さて、ここまで来て「結局何が言いたいのか?」と思われるでしょうが、私が言いたいのは、

「大人が主人公では、本当にいけないのか?」

と言う事です。

 最近では「GATE」という作品もありますし、「銀河英雄伝説」など、「戦い」や「戦争」が中心の物語では、主人公が未熟な子供や少年少女だと、まず生き残る事が出来ません。

「どこか隅っこでガクブルしていれば、勝手に助けが来る」

 なんていう、甘い状況はやって来ないのです。

「主人公の成長が大事な要素である」事は認めますが、未熟なキャラクターが主人公では、成長する前に死亡してしまい、話が終わってしまいます。

 また、主人公が大人だと、ヒロインも年齢が高くなると言いますが、銀河英雄伝説の場合、没時33歳の「ヤン」に対して「フレデリカ」が、結構な年下(7歳違い)です。
 もっとも、この作品は登場キャラクター自体が大人であるので、あまり参考にはならないかも知れません(一応、「ユリアン」と「カリン」の例もありますが……)。

 また、前述したGATEの場合、ヒロインは主人公よりかなりの年下(あるいは、そう見える)です。

 つまりは、

「主人公の年齢に見合った内容の作品や、主人公が大人(や青年)じゃなければならない作品を書けば、それで良くは無いですか?」

 という意見です。

 長文すいませんでした。あと、間違いなどあれば遠慮無くご指摘いただきたいと思います。

2016/05/22(Sun)

上記の回答(ライトノベルはピーターパンの夢をみるか?)

投稿者 よしはむ : 0

あまくささんの投稿

こんにちは。ご意見拝見しました。

前半はキャラクターの年令設定とリアリティについて。後半は、ライトノベルにおける成人主人公の是非についての問題提起ですね。前半と後半のご意見にはもちろん関連性はありますが、まずは切り離して考えた方がいいように思うので、一つ一つ考えを述べてみます。

1)キャラクターの年令設定とリアリティ。

まず、エンタメ・ストーリーにおいてのリアリティとカタルシスの優先順位について、考えてみたいと思います。

エンタメの場合、読者なり視聴者なりの「願望の充足」が重要になるんじゃないかと思うんですね。「願望の充足」は「現実にはできないようなことの実現」と換言できますから、中高生の読者の多いエンタメ作品であれば、「普通、高校生にこんなことできねえよ」と言われるような言動を盛り込むことは、むしろ推奨されるのではないでしょうか? すなわち、

・リアリティも無視はできないが、それよりもカタルシスが優先される。

ということです。

ただ、あまりにもリアリティを逸脱した展開を見せつけられると白けてしまう、ということはありますね。ですから、程度問題ということにはなります。
では、迷える狼さんがご意見の中であげていらっしゃる例について、考えてみます。

ざっくりまとめると、銃の扱い、車の運転、危機に際しての冷静な判断や行動などは、(日本の)未成年には無理であり、作中でそういう行動をとらせるのはリアリティがない。そういうお考えということでいいでしょうか?
このご意見に対する私の考えは、

・生まれ育った環境によってはすべて可能。

となります。
外国の紛争地域などでは、10才くらいの少年(日本なら中高生どころか小学生です!)が戦闘部隊の隊長として活動している実例もあるそうです。それは極端な例だと言われるかもしれませんが、日本の中高生でも銃の扱いや車の運転くらい教わればできる子はいくらでもいるでしょう。今の日本には子供にそういうことを教える環境がないだけの話です。しかし、中にはどこかでそういうことを教わった子供がいてもおかしくはないし、稀には大人顔負けというほどに習熟した子供がいる可能性もあると思うんですね。

もちろん「中には」「稀には」という事象を当たり前のように作中に登場させるのは誇張ではありますが、その程度の誇張はエンタメ作品では許容範囲なのではないかと個人的には思います。

2)ライトノベルにおける、成人主人公の是非。

これは、この掲示板でも過去に何度となく話題になってきた問題です。すでに結論は出ているとまでは言いませんが、煎じ詰めると、

・絶対にNGではない。

・しかし、対象読者の需要を考慮すると、有利ではない。

ということになってしまいます。

対象読者の問題も、そんなに単純ではありません。
ラノベの主要購買層は実は中高生ではない、という反論がときどき出るんですね。「じゃ、誰が主要なのよ?」と問うなら、「オタク」という不思議な分類にたぶん行きつきます。でも、オタク論ってけっこう奥が深いんですよね(笑)。オタクにも世代交代があって、今はオタク第3世代の時代だとか言う人もいますし。

私の見解としては、あまり自信のない持論ではありますが、

・オタク=ピーターパン説

みたいなことを考えています。「ピーターパン・シンドローム」という言葉がかなり以前に流行って、最近はあまり聞かなくなりましたが。簡単に言うと「大人になることを拒否する精神構造」みたいなことです。

少年マンガ・アニメ・ラノベにおいて未成年主人公が人気がある理由は、単に読者や視聴者の年令が近いというだけではないのではないかと。未成年(少年)主人公に、

・大人の打算や社会的なしがらみに毒されないピュアな言動の美しさ。

が求められている、という側面があるのではないでしょうか?
もちろん、かなり理想化されたイメージではあり、仕事や家族を支えることの難しさを知っている現実の多くの大人たちは「甘い」と切り捨てるでしょうが、中には「少年の夢への郷愁」を捨てられないまま年を重ねる人もいて、現在ではそういう人たちが「オタク」と呼ばれているのではないかと考えています。

いずれにしても。
少年マンガ・アニメ・ラノベの世界には、少年を主人公に据えたエンタメ物語というスタイルが大きく確立していることは間違いないように思います。このスタイルにとらわれない未知の可能性はあると思いますし、未知=未開拓ゆえに挑戦のしがいがあるとも言えますが、個人的には未開拓すぎてどう手をつけたらよいか見当がつかないというのが実感ではあります。

* 少年マンガ・アニメの世界での、成人主人公の成功例をいくつかあげることはできなくはないですけどね。ルパン三世。こち亀など。

2016/05/22(Sun)

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

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投稿日時:

元記事:教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理

唐突ではありますが、皆様はホラーが苦手OR好きな方はいらっしゃるでしょうか?よろしければ、その心理、および持論みたいな部分を教えてください。

私はホラーは好きですが・・・・心霊現象系のみ好きなタイプ。

ゾンビ、殺人鬼が全力疾走、ストーカーもの、血とかブシャーするもの、びっくり要素が強い物、デスゲーム物はほんとに駄目で、正直「世にも奇妙な物語」や「彼岸島」すら怖くて見られないレベルです。推理物も探偵も殺されそう(デスゲーム系)だと怖くて見られないし、読めない。

近隣にヤクザ屋さんが多い地域に暮らしているため、幽霊より刺青入りの当たり屋の方が怖いし、肝試しも幽霊が怖いのではなくヤクザ屋さんの私有地に入るのが怖いからやりたくない派。

同様に変質者に追っかけまわされた経験から、深夜のコンビニとかも怖くて行けない派です。

いるかも怪しい幽霊よりにんげんのがこわいやん。

ゆえに私は心霊をファンタジーやミステリー感覚で視聴&読んでしまえるので平気な気がします。

==========================

・・・ただ私の周囲には【ホラー(心霊)駄目絶対!!】というタイプの人しかいません。

しかもそういうタイプの人は、なぜか肝試しやゾンビは平気で、バイオハザードも遊ぶことができるし鑑賞もします。(その間わたしは怖すぎるのでギャーギャー喚いて目を瞑っているというのに・・・・)

一度友人にそのことを訪ねた事があるのですが友人はこう答えました。

「だってゾンビやエイリアンは殺したら死ぬじゃん。幽霊とか盲信出たら殺せないんだよ?」

・・・・・・私には、意味が分かりませんでした。

そういった心理の差はどこからきていると思いますか?
良ければ意見をお聞かせください

上記の回答(教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理の返信)

投稿者 あざらし : 1

ホラー全般大好物です。
ちょい分類分けを交えながら書き込ませていただきます。※元々、人によって定義がバラバラでもありますので、以降はあくまで個人的な見解です。

○ホラー
大ぐくりの根っこですね。
大きく分けると『架空であっても現実におこる可能性がゼロにはならない(殺人等)恐怖』タイプと、『空想の産物を恐怖にした完全フィクション・現実には起こりえない(お化け等)』タイプに分かれますよね。
これによって、どういう所が好きかが異なります。
まずは前者、現実におこる可能性がゼロにはならない、から

○サイコ系
基本的には危害を加えてくるのが生身の人間。
小説でなら真っ先に【貴志祐介著:黒い家】が浮かびました。
スリラー色を強めると、必ずしも人間に限りません。
【スティーブンキング著:クジョー】なんかもこれですね。狂犬病こぇぇっ!
好きな理由を感覚的にいうなら『興味深い・ドキドキ・ハラハラ』です。

○サスペンス/スリラー/ショッカー系
本質的には全く別物ですが、レンタルビデオの棚なんかでも一緒くたにホラー扱いされることが多いですので一応。
これは【アルフレッド・ヒッチコック監督:サイコ】の印象が強すぎてホラーの意味を持たさていったように感じます。
後述のハイター博士と違って、【ジョナサン・デミ監督:羊たちの沈黙】のレクター博士なんかはこっちですね。
感覚的には『ワクワク・ハラハラ』です。

続いて『空想の産物タイプ』
○オカルト系
宗教的な解釈、時として科学が入ります。
ジャンルが異なりますが真っ先に浮かぶのは映画【ウィリアム・フリードキン監督:エクソシスト(1973)】
感覚的には『興味深い:面白い』が7:3ぐらい。

○モンスター系
古くはフランケンシュタインやドラキュラ、ちょい現在に近づけると13日の金曜日のジェイソンなんかもこの類いでしょうか。個人的には【トム・シックス監督:ムカデ人間】のハイター博士なんかはこっちです。
感覚的には『面白い』です。

○動物/パニック系
これは正確にはパニック系単独にするべきかも知れません。
前述の【クージョ】と異なり、クラーケンのような規格外サイズなんかはこっちですね。B級映画、雨後の竹の子みたいに連発されるサメ映画なんかもこれ。
個人的には『面白い(笑いの意味)』が強くなっちゃいます。

○スプラッタ
血しぶきドバドバ、肉片ぶっちゃーってヤツですね。
これは筆頭で【サム・ライミ監督:死霊のはらわた】という・・・邦題がイケてない(原題The Evil Dead)けど内容はお勧め映画があります。リメイクも悪くありませんが、やっぱ元版の方が出来が良い。
この類いは基本映画になりますが『作り物っぽさ』にセンスが求められます。リアルにすると内蔵は美しくも神秘を感じさせる代物。やたらリアルにしてもダメという結構難しいジャンル。
個人的には『いけいけドンドン! ヒューヒュー』って感じです。

○心霊系
人によっては現実のひとつとして捉えちゃう面白いジャンル。貞子ちゃんで有名な【リング】シリーズなんかもこれですね。小説も映画も好きです。
もうちょっとど真ん中でなら【清水崇監督:呪怨】のビデオシリーズは後生に残る名作です。このタイプの映像作品は日本がメッチャ強いジャンルですが、小説なら【スティーブン・キング著:ペット・セマタリー】を強烈にお勧めします。”泣けるホラー”という素晴らしい小説に仕上がっています。
個人的には『興味深い・面白い』です。

中には、小説版は『現実にあり得ない』映画版は『現実にありえる、かも』という【スティーブンキング著:シャイニング】【スタンリー・キューブリック監督:シャイニング】というのもありますが、おおよそこんな感じです。

と、個人的にホラー大好きなんですが、あまり怖いと感じながら見ていません。
感じたとしても、クジョーみたいに『現実にありえる』タイプだけです。
普通は創作者側も『現実』『非現実』のどちらかに寄るのですが、どちらのホラーも手がけるスティーブン・キングはすげぇですね。
さすが王様です。

で、ですね。

>ぜか肝試しやゾンビは平気で、バイオハザードも遊ぶことができるし鑑賞もします。

たぶんですが、これも同じじゃないでしょうか?
ゾンビもバイオハザードも完全フィクション。
肝試しも人為的な恐怖で「いまから肝試しをしますよー」というフィクションです。
『幽霊とか殺せない』というのは、ご友人にとって『現実にあるかも知れない』存在なのでは、と思います。
一部であろうと霊を信じている、否定しきれない、という方ですね。

もう一点。
この手の怖いは、『 正体不明(わからない)=怖い』が本質だと思います。
正体不明に限らず、先々の予測が立たない「これからどうなるんだろう」というは結構怖いです。
というのも、

>ヤクザ屋さん

この人たちが使う手口も同じです。(正確には任侠じゃなく暴○団の方ですが)
学生時代、企業むけ暴対法改正(2012)執行前に家電量販店でバイトしてたんですが、結構頻繁にあったんです。(あっちは企業を脅して金にするのが仕事ですのでトラブルのタネを作って仕掛けてきます)
一番酷いのはバイト先の店長がビビリまくって「頼むから一緒にきて」とお願いされてついて行ったんですが、事務所に入ったら20人ぐらいに囲まれて、6時間ほど怒声を浴びせさせられるという目にあったことがあります。向こうは順番に声を張り上げてくるので疲れ知らず、こっちはひたすら正座で耐えるという(笑)当時フルコン空手の選手枠だったんで店長はボディーガードのつもりだったんでしょうが、んなもん後のことを考えたら耐える以外できるわけがありません。
怖いっつーか、なにより胃が痛い。
はっきりいって声のお仕事です、あれは。
さすがプロだけあって、その怒声の勢いと罵声の内容は想像以上です。映画なんて可愛いもん(http://y2u.be/oIYHe-WqeKY これの10倍ぐらいは軽く迫力あります)
ちなみに6時間というのは、「それ以上の時間返してくれなかったら出ます」という警察のお墨付き。ちなみに警察に事務所に呼び出されたと言っても、なーんもしてくれません。※今は違うはずです。暴対法改正で代紋ひとつ見せたら恐喝です。

最近、あの方々のお金儲けも大変だそうですので読むせんさんも気をつけて下さい。関わらんのが一番です。
と、ちょっと方向性がずれた締めになってしまいましたが、『先の予想がつかない。解らない、が怖さの原点』ではないでしょうか。
ではでは。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理

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投稿日時:

元記事:主人公の強さをどうするか?

皆様こんばんは、長巻ヤモリです。

現在私はシリーズ物のプロット製作に日夜取り組んでいるのですが、

その主人公をどのくらいの戦闘能力の持ち主にしようか悩んでいます。

私が悩んでいる理由は、昨今の小説、ライトノベルでバトル、戦闘行為が発生する作品の主人公は、能力も実力も千差万別ですが、

大まかに分けて、

・一般人と同レベルかそれ以下。持ち前の強運や絞りだした悪知恵で何とか生き延びる

・弱くはないが、作品全体で見た実力は中。下手したら一般神にも負ける危険がある為、戦闘の際は工夫や策を用いる傾向が強い

・一般人は話にならず、猛者とされる相手でもごり押しで下せる程強いが、実力や能力による力押しでは勝てない相手が僅かに存在する

・何と遭遇し、どの様な危機が訪れても掠り傷一つ負わず、終始余裕の態度を崩さず、圧倒的かつあっさりと勝つ

だと私は考えており、当初主人公を一番最後に当てはまる、最強の存在としてプロットを練ったのですが、改めて考えてみると、何が起きても苦戦もしないし危機にもならない。

そんなの面白いか? という疑問が浮かんでしまいました。

勿論、主人公を最強にする事で話が盛り上がる演出もありますし、工夫次第で幾らでも話に重みを足せるとは分かっているつもりです。

ですが、所謂チートな能力を何の苦労もなく手に入れ、汗の一つもかかないのでは、やはり緊迫感に欠けるし、下手したら読み手から「どうせ死なないし、勝つんだろ?」と白い目を向けられる危険性が高いと思うんです。

とはいえ、あまりにも情けなくして顰蹙を買うのも辛い所、

やはり多くの方は、“実際にどこかにいそうな人物”を主人公として求める共感を望みながら、“どんな状況でも乗り越えられるかっこいいヒーロー”然とした主人公への憧れも捨てきれないと思うのです。

私がここまで悩むのも、私の作品に登場する主人公は人間ではなく、人型ではあるものの、“人目で人間はないと分かる亜人類”とまず見た目からして、どこかにいそうな人物でなくなっています。

そんな人外主人公が、チート能力なんて発揮して無双したって、陳腐にしかならないのでは……と思った事が、今回相談させて頂いた理由です。

そして、この悩みが生まれるまでは、安易に不死身で最強人外主人公格好いいな! と、読み手の事を考えないかなり一人よがり状態になってしまっていました……。

今の所私のこだわりや作中設定等の事情で、主人公は人外のままにする予定です。
この主人公を作中読者の皆様から白い目で見られる事なく暴れさせるには、どの程度の強さや能力を与えてあげれば宜しいでしょうか?

多くの方から意見やアドバイスを頂ければ恐縮です。よろしくお願いします。

上記の回答(主人公の強さをどうするか?の返信)

投稿者 読むせん : 0

環境かな?
私なんかは兄妹なんですが
兄「強い主人公が無双すんのサイコ―」
妹「弱くて工夫する主人公が好き」

です。兄妹喧嘩すると兄がガチ殴りで圧勝する環境で育ちましたから。都会はともかく、田舎は祖父母の強権で男の子の利権がやばいねん。
=================
兄読者にとって「主人公無双」は主人公=自分という「安心」をもたらし
妹読者にとって「主人公無双」は主人公=兄と感じて敵側に共感してしまう

妹としては「主人公無双」でも自分の価値観を他のキャラに押し付けようとしない無双主人公なら好きです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>主人公は、そんな虚無達を唯一倒す事が出来る「熱」を有し、発する能力を持っています。

それで「主人公はこの世界唯一の希望!!」とか持ち上げられたら、私という読者ならウゼェ・・・・・ってなります。兄や一人っ子なら「サイコ―!!」ってなるかも。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公の強さをどうするか?

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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