目が滑るのはたしかにそうなんだけれど、一方でこういうのってテンプレだと思うんですよね。
1.いきなり美文調になる。
2.聞いたことない色の名前が出てくる。
これでだいたい察するよね。ああ、美人が登場したんだなって。
ちゃんと読まなくても先に意図が"理解できてしまう"という意味で、可読性は一周回ってむしろ高いとすら感じます。推敲すれば多少は読みやすくなるのかもしれないけれど、そこに労力を割くくらいなら続きをどんどん書いたほうがたぶん建設的。
一方で、読まなくても理解できてしまうがゆえに細部は読み飛ばされがちなので、描写されているキャラが美人であるということ以外の情報については作中の別の場所で自然に再提示してやる必要があるかなと思う。
中性的であることについては別キャラとの対面シーンで「女……いや、男か?」とか言わせてみたり、瞳から吸い寄せられるような空虚さを感じるというのも、会話などに絡めてもう一度説明しておいたほうが無難。